ああ、本日も晴天なり~。
朝方はだんだんと寒くなってきておりますが、
ある程度寒い方がよく寝られるので、
私自身としては、睡眠不足で悩んでいる身として、
かえって助かっております。
それでは、再開いたしましょうか。
中には、同じことの繰り返しをやっていると、
そう思われている方もいるんじゃないですか?
ところが、どっこい。
そうじゃないんですね。
本命星を変えることで、同じ盤でも違ってくるんです。
そして、
深く読むことが要求されるようになるんです。
要は集中ですね。
一つに絞ると、
集中力が増してくるんです。
そういうことで、
エクササイズとしては、非常に効果のある練習問題なんです。
では、今回は本命星=四緑木星の方を見るとしましょう。
これまでと同じ盤を使用します。
一番掛け、四緑木星中宮に座して八白土星掛かり、木剋土の大凶。
二番掛け、 〃 坤宮に座して三碧木星掛かり、木剋土の大凶。
三番掛け、 〃 震宮に座して五黄土星掛かり、木剋土の大凶。
四番掛け、 〃 坎宮に座して九紫火星掛かり、火生木の大吉。
過去を表す一番掛けでは、
「中宮に八白が掛かるのは、何事も手違い多く、
いったん取り決めたことを変更するのである」
また、
「家庭の粉叫、業務不振のために、住所を変えるか遠方に行こうとする」
こういう暗示が出ます。
もっと具体的に見るために、
時刻盤は過去を表しますから、
現在の問題を探るには、時刻盤を調べるのです。
つまり、
現在の問題を探るには、時刻盤を調べるのです。
つまり、
家系の因縁のために、事業に障害が起きているのです。
そこで、
仕事や場所を変えようとしているところだと判断していいでしょう。
二番掛けは、坤宮に三碧木星が掛かって、
「心に締まりがないため、諸事、結末がつきかねるのである。
遊び好きで、酒と女の散財あり。」
「住処・業務の変更は軽率にして後で後悔する。」
ずばり、そういうことでしょう。
現在の心境がよく出ていますね。
ついでに、
今のような状態になるのは、巽宮に六白金星が入っているので、
三年前より、だんだんと悪くなったのである。
そういう推理ができるのです。
次、三番掛けは、震宮に入って五黄土星が掛かります。
すると、これはちょっと心配ですね。
今後の展開が望みにくい様子ですね。
それはなぜかというと、
やはり、家系の中途挫折の因縁があるために、
それが新しい出発と展開を阻んでいるのです。
ではどうすれば良いのか?というと、
四番掛けにありますね。
「坎宮に九紫火星が掛かるのは、目下困難支障多く、
何事もまとまり難い。ただし、信仰する神仏を念じて、
誠意を尽くし努力すれば、道開いて、事成就に至るべし。」
「住所・業務、変更しなければならぬことが起きるが、実行し難い」
こういう状態ですね。
一番掛けから三番掛けまで大凶で、
最後の結論のところで大吉と、
最後のところで、救いの道が示されてていますね。
そこで、開運の道は、
「信仰する神仏を拝んで誠意を尽くせ!」
ということになります。
それ以外に、
この方の運命を転換することは難しいわけです。
この方は、なるべくして、
今のような状態に陥っているわけですからね。
この方の運命を転換するには、
運命を換えるだけの力を持った方にすがるしかないわけです。
だから、
私たちは、運命転換の仏様である
《準提如来様》を信仰しているわけです。
例えば、この場合、
他の仏様に助けてもらうことは出来ないことはありません。
しかし、今のような状態に陥っている原因は、
先祖の不徳と自分の持つ不徳から生じているわけですから、
その不徳を失くしてしまわない限り、
なんかあった時、
再び同じ境遇に身を落とすことになるのです。
そして、もう一度同じ目に遭う時には、
次の同じ助けは無いと覚悟しなければなりません。
というのも、
一度助けてもらう際に、自分の徳を使っているからです。
徳を使ったからには、
その徳を使い果たしていると思わなければならないでしょう。
だから、
苦しみの元になるものを解決しておくことこそが、
一番の解決方法なのですね。
どうでしょうか。
『四段掛けの秘法』って、
最高の開運法だと思うでしょう?
単に未来を予測する占いではないんですね。
大凶になった場合、
その大凶になる原因を、盤の中から見つけて、
大凶の原因を取り除き、
解決に導く。
それのできるのが、『四段掛けの秘法』なんです。
とても高度な占断法であると思いますね。
(つづく)
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