町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

新手の記憶障害

2021年06月30日 18時06分10秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




頼んでもいない商品や断った商品が届き、高額な費用を請求される送りつけ商法。

そんな送りつけ商法にメスが入ったようです。






へぇ。

なお、送りつけ行為に対する対応の3箇条なんてものがあるようです。


① 商品は直ちに処分可能
② 金銭を要求されても支払い不要
③ 金銭を支払ってしまったらすぐ相談







ちなみに、ウチの事務所に置いてある実務書でダブってるものが数冊あります。

これは送りつけ商法をされたのではありません。

買ったことを忘れてまた自分で買うという新手の記憶障害です。

司法書士は全員この記憶障害を持っていると言われています。










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ない

2021年06月29日 23時45分38秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




千葉県八街市の飲酒運転のニュース。

心が痛い。

胸に込み上げるものがあります。

かわいそうでかわいそうで泣きそうになる。

なぜ未来のある子どもがよくわからんオッサンのせいで死んでしまうのでしょうか。

これから多くの学びを得て地球を全力で堪能しようとしていた小さな命。

どんな大人になるんだろうか、どんな仕事をするのだろうか、どんな恋人を作って、どんな人生を歩んでいくんだろうか。

親の生きる喜びが全て奪われました。

かなり控えめに言って死刑でいいと思います。

というか飲酒運転一律死刑でいいと思えるほどの嫌悪感と憎悪しかない。



僕が亡くなってしまった子の親だったらどうしようか。

あのオッサンを殺したいと思うでしょうし、なんとしてでも殺しに行くでしょう。

余計に家族が悲しむからやらないと思いますが。




どうすればいいんでしょうか。

厳罰を望むだけしかできないのでしょうか。

死刑でも生ぬるいような気がします。

人権派の弁護士に阻まれるのでしょうか。



自動車の起動条件として呼気検査のようなものを導入すべきだと思います。

まだ事故が起きていないだけで飲酒運転は世の中にはびこっているんだろうなぁ。




子供が亡くなった親にはどんな慰めの言葉も意味を持たない。

試験に落ちるのとは次元が違う。
また来年頑張ろう、ではない。

別の試験を目指すこともできない。

別の同じような生きがいを見つけることもできない。

毎日忘れることはない。
夜寝る時、朝起きた時、他の子供を見た時、テレビを見ている時、ご飯を食べている時、本を読んでる時、仕事をしている時、いつもどこでも胸が締め付けられる。

いっそのこと子供の所に行こうとさえ思うかもしれない。




被害者遺族を一生苦しめ、子供の命を無慈悲に奪う人間に生きる価値はあるのでしょうか。











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学歴と士業

2021年06月28日 00時41分53秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




地元の夏祭りは中止。

3000人以上が集まるようなのでまぁしょうがないのかな。


・・・あれ?オリンピックは・・・やるっぽいよな・・・。



多くの子供にとって夏祭りはオリンピックよりも大事であり、オリンピックよりも思い出に残る。

今でも子供の頃の夏祭りの記憶は断片的ですが思い出すことができます。

一部の権力を持った大人が我慢できずに、日本中の子供が我慢する世の中は世も末というところでしょうか。







もう6月も終わりますね~。

司法書士試験もあと1週間に迫っているとのこと。

そして、ドラゴン桜が最終回を迎えたようです。
妻が見てたので最終回だけ見ました。笑

学歴がエグイほど低い僕としては、東大よりも司法書士試験に受かった方が人生逆転できるような気がします。
大手企業に就職する場合には学歴はかなり影響するでしょうけど。



思い返せば、勉強はやればできる方ではあったのですが、いかんせん全くやる気が起きなかったので勉強はほとんど意識したことがないというか、なんていうか、勉強よりも遊ぶぜーぃ( `ー´)ノって感じだったので、まぁ簡単に言ってアホ丸出しでした。

大学も推薦で適当に入ったので1ミリも勉強してません。
センター試験とか正直なんなのか今でもわかってません。

どうもすみません。

あっ、いや、周りはみんな勉強してたからなんか漢検2級受けたんだ、そういえば。
みんなが大学受験頑張ってるときに漢検受けてました。笑









でもですよ、そんな人でも司法書士試験は受け入れてくれる。

どうぞ、どなたでも受けていいですよという仏のような試験です。

まぁ、仏かと思ったら完全に鬼でしたけど。





ただですね~、もっと早くから勉強に慣れていればよかったなと感じましたね。

まず僕は学生時代に行政書士試験を受けたのですが、いかんせん勉強の仕方がわからなかった。笑

プロサッカーを目指すのに大学に入ってからボールの蹴り方を学ぶみたいなもんです。
いや、違うな。
ボール蹴る以前に走り方知らなかったみたいなもんか。
まぁいいや。
とりあえずもっと早くからボール蹴っとけばよかった。

それを考えるとかなりの急成長ですよね。(自分で言うな)




以前、税理士の方が「こと士業に関して言えば、学歴はほとんど関係ないよね」という話をされていて完全に同意でした。

無関係ではないと思いますが一発逆転を狙える、それが士業、それが司法書士試験。
ただ、合格しただけでは全く歯が立たない世界なので、その後の努力が大事になりますけどね。




おそらく来週の司法書士試験でも1発逆転を狙おうとしている人はいるはず。

ぜひとも頑張ってほしいです。

僕は明日は6連件の決済が13時スタートなのでちょっとドキドキしてます。











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理想郷

2021年06月22日 17時50分34秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





司法書士になる前はここまでとは思っていなかった。

盲目的に司法書士を目指していた。

そこには出来上がった世界があると。

いや、そんなことすら考えることもなかったかもしれない。

国家資格である司法書士の世界は既に完成されているに違いない。

そこで”司法書士”をするんだ。




しかし、現実はそうではなかった。

あれ?めっちゃゴチャゴチャしてるじゃん。。。

ワチャゴナドゥーじゃん。。。

そりゃそうだ。

何を勘違いしてるんだ。

完全なものなどそうありゃしない。

考える余地も与えられないほどの完全という大前提を覆された。

そもそも法律が不完全であるのに、その法律を扱う司法書士が完全なはずがないし、司法書士である前に皆人間であるわけで、これまた完全なはずがない。

そもそも完全ってなんやねん。




誰もがそうであるように、どの業界でもそうであるように、司法書士の世界も例外ではなく様々な問題を抱えている。

理想を追いかけながら現実と戦う日々。

理想が近づいたと思えばまた遠のいていく。

その繰り返しで決して理想郷にはたどり着けない。

そうして引退していく。

そして次の世代へ。




もがきながらも日々の小さな進歩に歓喜していた先人達を想像しながら、その汗と涙を無駄にしてはいけないなと感じます。

法諺に「権利の上に眠る者は保護されない」というものがあります。

僕が毎日のように司法書士として仕事ができるのは当たり前ではなく、司法書士でありつつける努力をしないといけない。

それは法律や実務における知識と技をアップデートするだけではなく、根本にある僕を司法書士たらしめている制度自体も然り。

司法書士制度は確固たるものではなく、司法書士として仕事ができる環境をただ享受しているだけでは、やはりそれはダメなんだと思います。




こんな事ばっか言ってるから「副支部長やってほしい」って勧誘されちゃうんだろうな。











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司法書士の司法書士による司法書士のためのキャッチフレーズ

2021年06月19日 23時30分13秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




司法書士制度150周年記念事業の一環として、日本司法書士会連合会がさりげなく実施していた「司法書士の司法書士による司法書士のためのキャッチフレーズ」の結果がさりげなく決まったようです。

全国の司法書士会員に募集をかけていて134名の会員から応募があったようです。
す、少ない。。。笑

僕も応募しようと思ってたんですけど忘れてました( ˘•ω•˘ )



ちなみに結果は次のとおりです。



【最優秀賞】
市民と共に150年、相続登記は司法書士へ


【優秀賞】
・法律とあなたをつなぐ未来への架け橋になる
・司法書士 明治5年創業の老舗です
・心によりそって百五十年これからも司法書士
・正直に。150年。司法書士。
・いつだって、あなたのそばに、司法書士






いい感じに司法書士のマジメさがにじみ出てていいですね~。

個人的には優秀賞の150年が漢数字なのが気になりました。

明治5年創業の老舗です”もいいですね。
これだけ見るとうなぎ屋さんみたいでおいしそうです。

正直に。”ってのもこれまた乙です。
正直じゃない場面を見たことがあるんでしょうか。



皆さんの司法書士に対する気持ちが現れていて素敵だと思います。

当該キャッチフレーズ募集の件は、相続登記促進事業対策本部が担当部署?のようなので、相続登記関連が選ばれやすかったのかな。






話は変わりますが、司法書士は全国に22,718名(R3.4.1時点)いるようです。

一番多いのは東京で4,395名、一番少ないのは鳥取県で92名です。


さぁここで各士業の全国会員数を見てみましょう。


多い順です。
税理士 78,028人
行政書士 47,901人
社会保険労務士 42,056人
弁護士 41,118人
公認会計士 31,189人
司法書士 22,632人
土地家屋調査士 16,471人
弁理士 11,336人
※ 2019年のデータ





司法書士すくね~・・・。笑

少ないということはどういうことかわかりますか?

政治的に弱いということです。

各士業には政治連盟というものがあります。(あるよね?笑)
各会員が組織するものですが、数が多い方が資金力もあります。

民主主義ですから、その部分で司法書士はすごく弱い。



司法書士はかなりマイナーです。
もっと国民に知ってもらって、もっと若い人たちにも認知されることで、受験者数も増え、結果として司法書士の会員数が増えることにも繋がる。

なので、今回のようなイベントは地味ですがとても素晴らしい試みだと思います。

当ブログも司法書士啓蒙活動の一環としてやっているのですが、いかがでしょうか。
微力も微力。
1人くらいは司法書士という存在を知るきっかけになってくれてたら嬉しいです。笑

司法書士会の広報には期待したいですね。











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