大津川では一年を通じて様々な野鳥を見ることができるが、
野生を失っていない小鳥が殆どで、小鳥の撮影は意外と難しい。
100羽以上の集団で行動しているスズメさえ撮る事は至難である。
そんな中で、
中の橋(千葉県道282号柏印西線)周辺にたむろする
餌付けされているのであろう白鳥と、オオバンは、
タクシーを止めるごとく手を上げると、
100m先に居ても編隊を組んで寄ってくる。
呼び寄せて写真を撮るには便利だが、
大津川から手賀沼(白鳥が自然繁殖している)にかけてはさして珍しい光景ではなく、
餌もあげないので、それを悟ると詰まらなさそうに帰ってゆく。
途中太公望(釣り人)がいたが、
釣果は60cm越えの「鯉」一匹とのことで、
へら竿とタモ網を駆使して釣り上げたと言うからすごい。
狙いのフナやヘラブナは釣れなかったという。
話し込んでいるうちに、
「独釣寒江雪」ではないが、私も「独釣寒大津川」を実践してみようかと・・・
ちなみに「雪や雨風の日」は除外です。
岸辺では越冬中のコガモの集団が静かに、
体を丸くしながら穏やかな午後の日差しを浴びていた。
近くの柳の枝ではツグミがこちらの様子を伺っていた。
閑話休題・・・・
昨日お会いした地元居住の婦人は
「大津川両岸は散歩には最高のところ」と言っていたが、
川の両岸には田圃が広がり、さらにその奥には里山が広がっており、
春夏秋冬さまざまな顔を見せてくれる川なので、
機会があったら、私も自転車無しで逍遥してみようかとおもう。