14日に降った雪は、寒さのためなかなか融けない。
融けないばかりか日陰ではアイスバーンになっていて、
午前中は歩くことさえ危険な場所があちこちに残っている。
そんな中、自転車で21世紀の森と広場に出掛けた。
自転車を走らすには歩道よりも車道が良く、
なんとか公園近くにたどり着いたのだが、
公園入口(五本木口)近辺には残雪があり、
自転車を降りてのよたよた歩きとなった。
公園内の遊歩道は除雪され歩きやすくなっていたが、
舗装されて居る場所以外は泥濘が多く、
足元を気にしながらの散歩となる。
足元ばかり気にしていると肝心の被写体を見逃すことになり兼ねず、
かって知ったる地形と言うこともあって、
足元が汚れない広場の雪の中を歩き回って来た。
公園の雪景色は年に1回から2回程度しか見られないので、
貴重な被写体なのだが、昨年も撮っているので、
途中で出会った「小啄木鳥(コゲラ)」を・・・・
園内を歩いていると、木を突く音が聞こえ、
音のする方向に近付くと目の前にコゲラが居た。
余りにも近いのでコゲラよりも私のほうが驚いた。
しかも、意外なことに細い枝に・・・・・
余り近すぎて、望遠レンズが使えない状況だったが、
わたしが後ずさりして何とか捉えられた。
また、近くで見ることにより、
コゲラの体長がスズメ程であると認識できた。
木を突いたり、枝をくるりと回ったり、
忙しく動き回るのでピント合わせが大変で、
十数枚とって掲載の4枚だけが見られるかも・・・と言う写真。
あちこち突っつきまわりやっと小さな虫を捕獲したようである。
虫を食べた後、カメラのシャッター音が気に入らなかったのか、
枝の端にとまりこちらの様子を見ていた。
が・・・、
やがて仲間の鳴き声(警戒信号か?)とともにその場から飛び去った。
巻頭の写真は「緑の里」にある、
夏には「盛り蕎麦」がお勧めの「里の茶屋」。