大町公園には数箇所の出入り口があるが、
最も多く利用するのが距離的に近い「北口」なのだが、
今日は「撮りたい花」のある、動物園側から入った。
動物園口には広い駐車場があるが、
その境界に植えられていて、満開を迎えているのが、
凌霄花(ノウゼンカズラ)である。
ノウゼンカズラの花を初めて知ったのは三十数年前で、
勤続年数に寄って付与された長期休暇時に行なった、
松戸から青森までの自転車旅行(輪行)の時だった。
国道4号線を北上し、岩手県境から青森に入り、
二戸、三戸と過ぎ八戸に向かう途中の農家のらしき庭先で、
見事に咲いていたのである。
近隣の庭先に咲いている今年のノウゼンカズラは、
どれもが多くの花を付けており、見ごたえのあるものが多かった為、
もしかすると、大町公園も多くの花を付けているかも・・・・と、
久し振りに動物園口から入園したのである。
そんな昔の思い出に浸りながら動物園口を歩いて居ると、
動物園入場口の前庭には、色とりどりの七夕飾りが飾ってあった(巻頭の写真)。
七夕といえば、
現役時代に同じ趣味(カメラ)を持つ部下と連れ立って、
平塚市の「七夕祭り」で行われていたモデル撮影会に参加した事があった。
平塚市の七夕祭りの豪華さに触れ、
仙台にも行ってみようかと思って居たが・・・・、未だに行って無い。
バラ園では、花期を終えたはずの「合歓」が、再び満開になっていた。
で・・・・調べてみると、二度咲きするのは良くあることらしい。
自然観察路などでは精霊花や盆花との別名がある、
「ミソハギ(禊萩)」が咲きはじめている。
一週間ほど前には数輪咲いていたが、いよよ花期を迎えてきた。
盆花にはホオズキ(鬼灯)なども飾られるが、
これは、盆迎えや盆送りに使われる「提灯」に見立てて飾られるようになったとか・・。