公園内は湿度が高く、遊歩道を歩き続けると流れ出る汗に辟易したが、
東屋などの日陰で長い間休んで居ると、
時折吹いてくる涼風の爽快感で満たされた。
今日の常連さんたちとの世間話は「病院」関連が主題で、
入院手続きや高額医療費の問題、病状による病院の選択などで、
癌で胃を全摘出したという人の経験談もあった。
その方の話では、背中付近の痛みが続き病院にいったが、
寝違いでは無いかと、マッサージを受け痛み止めを処方されたという。
が、数日立っても改善されず大手の病院に行くと、
血液の検査結果「癌」と診断され、即入院だった。
翌日には手術が行われ、
手術前に「病状次第では摘出手術はせずそのまま閉じる」との説明があり、
その場合の余命は1年程であるとの説明もあったという。
手術は成功しすでに術後6年を経過し、毎日公園を散歩しているのだと・・・。
閑話休題
今日の初見の昆虫は「薄翅蜉蝣(ウスバカゲロウ)」
最初はイトトンボのようにも見えたが、
目立つ触角があったので「カゲロウ」の仲間ではないかと・・・
巻頭の写真がその頭部で、フラッシュを使ったために、カゲロウの目が緑色に輝いた。
「編笠羽衣(アミガサハゴロモ)」
幼虫はすでに確認していたが、成虫は今日が初確認で、
バラ園周辺で8頭が羽を休めていた。
別の個体を真横から撮影。
「青羽羽衣(アオバハゴロモ)」
アオバハゴロモも数頭確認。
「江崎紋黄角亀虫(エサキモンキツノカメムシ)」
成虫に成り立ての為か、体の青色が美しかった。
背にあるハート模様で人気のある亀虫である。