公園に入る前に近隣のコンビで、モーニングコーヒーを楽しんで居ると、
指にゴミのようなものが付着していた。
直ぐに払おうとしてそのゴミが何であるかを確認すると、そのゴミが動いた。
小刻みに動いており羽らしきものも確認できたが、
得体の知れない小さなダニのように小さな初見の虫だった。
指から離すと、木製のテーブルの上を歩いた。
飛んで行く様子が無かったのでカメラを取り出して撮影した。
数枚撮った中から最も写りの良かった一枚を、
ピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真である。
体長が3mm程度しかない、「泡立草軍配虫(アワダチソウグンバイ)」だった。
今では日本の秋の風物詩となってしまった外来植物「泡立草」、
その泡立草と一緒に日本にやってきたのでは無いかといわれている。
「土蝗(ツチイナゴ)の幼虫」
体長は1cmほどだったが、自分の体の範囲の草を食べきっていた。
「腹広蟷螂」
この蟷螂の体長も1cm程度。
葉の表面の開出毛との比較でその小ささが判るかと思う。
「細緑浮塵子(ホソミドリウンカ)終齢幼虫」
7月10日の記事で紹介したときは「アオバハゴロモの幼虫」として紹介していた(訂正済)が、
ホソミドリウンカの幼虫であることが判明した。
昼顔の自生地の近くを黄蝶が飛んでいたので、飛翔を追って居ると、
昼顔の花に止まった。そして花の中へ・・・・。
昼顔の花蜜を吸っていたのである。
これまで何度と無く昼顔の自生地周辺を観察していたが、
吸蜜している虫などが発見できず、どのように受粉するのか興味があった。
それが、本日解決したのである。
花の中ほどまで入り込み、その先に口吻を延ばしている写真も撮ることが出来た。
カメラを頭の上まで上げ、バリアングル液晶で確認しての撮影だったが、
固定されている液晶では撮影できない世界でもある。
巻頭の写真は吸蜜後に休憩する黄蝶。
連続してあちこちの花の蜜を吸蜜したいのだろうが、
やはり近くにいる私が気になっているようであった。