公園や野原を歩いて居ると様々な昆虫に出会い、
ときには、何故その色彩をDNAに組み込んだのかと思うほどの、
美しく煌びやかな昆虫も存在する。
そんな魅力に惹かれて最近は昆虫世界の写真が多くなっているが、
数万種も居るので飽きることが無い。
ということで、
昆虫世界の凄惨な「弱肉強食」の現場も撮ることがあるのでその一部を紹介。
巻頭の写真は「ベニシジミ蝶」を捕食中の蟷螂。
「花虻らしきを捕食する塩屋虻」
捕食されている昆虫の腹部が縞模様となっているので花虻の仲間と思われる。
「ヒゲナガカワトビケラ(?)を捕食するケムシヒキ」
捕らえられている昆虫の触覚の長さは体長の倍近く有り、
ヒゲナガカワトビケラのようであるが、同定は出来ていない。
「オオシロカネクモ(大白金蜘蛛)を捕らえたルリチュウレンジハバチ」
「帝大蚊(ミカドガガンボ)を捕食するオオシロカネクモ」
ガガンボの仲間は華奢で長い脚を持つが、
ミカドガガンボは仲間内最大で、
飛んで居るときはやや大きめの蜻蛉に見える。
「ヨコバエを捕食中のマミジロハエトリ蜘蛛」
「フキバッタを捕食中の蟷螂」
蟷螂の食べ方はダイナミックで、
ムシャムシャと食べていることが多く、
時には共食いをしている現場も目にすることがある。
昨日今日と降り続いた雨で、新たな写真は撮れておらず、
6月7月の写真の中から選んでみた。