厳しさだけでは人は育たない

人を育てるのは、簡単に出来ることではありません。

人は厳しさだけでは、育ちません。

厳しさの中に、愛を感じるとか、思いやりを感じるとか、優しさを感じるとか、自分を大切に思ってくれる何かがなければ、相手を動いすことは出来ません。

相手が赤ちゃんでも、それをちゃんと感じとります。

この厳しさの中に、ちゃんと自分への思いがあるのか、愛があるのか、優しさがあるのかを、感じ取っているのです。

それは一切、ごまかすことは出来ません。

人はそういう能力に、とても優れています。

生き抜いて行くために、ちゃんと自分への愛があるか、思いがあるかを確か目ながら、生きています。

そして本当に自分が信頼出来る人を選別しながら、生きています。

だからもしも、あなたに部下がいるならば、厳しさの中に、ちゃんと部下への思いやりも伝わるように、日ごろから、部下のことを気にかけて下さい。

日ごろの思いやりの上に、厳しさがあるのなら、部下はちゃんとついてきます。

子供も、同じです。

日ごろの優しさの上に、厳しさがあるのなら、子供はちゃんと親の言うことに、耳を傾けます。

厳しさだけでは、人は動きません。

動かないどころか、背を向けてしまいます。

部下は、大人ですから、そうしたくても、我慢します。

でも子供は、そうはいきません。

いつか必ず、背を向けてしまいます。

厳しさの中に、確かな愛があれば、それは必ず相手に、つながります。

相手をよく見て、まず相手の存在を認める。

その上に成り立つ厳しさなら、相手を動かす力になります。




(○´∀｀○)




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