笑顔で元気!

全国の小学生がドッジボールでつながるといいですね。大人ももっと毎日が楽しくなるといいですね!きょうはどこで逢えるのかな?

試合内容について

2008年07月20日 | ドッジボール
 最近では、それこそ書き込みが無くなりましたが、「時間稼ぎ」ととれるプレーに関しては議論沸騰でした。

 リードした後に行われる露骨な時間稼ぎであっても、ルールに抵触したプレーでない限り、してはいけないという事にはなりえません。
 卑怯であるとか、子どもらしくないとかいった議論は、また、別次元の話かと思います。

 しかしながら、こうしたプレーをされた当事者(子どもたち)のやりきれない気持ちは十分理解できます。できますが、自分がその気持ちを後押しするような意見を言うことはありません。

 どんな「時間稼ぎプレー」かはケースバイケースなので一概に言い切れませんが、相手チームを非難する気持ちからは、生まれてくるものがないと思っているからです。
 また、「時間稼ぎ」をされるまでのプレーや、「時間稼ぎ」に入られたあとのプレー中で出来ることもあったはずなので、そのあたりを一緒にあれこれ考えます。

 一方で、かくいう「時間稼ぎ」プレーを常套化させているチームに対してですが、正直、前向きに交流したいとの思いは湧いてきません。

 多くのチームがそうだと思いますが、5分間いっぱいに時間を十分に使って、前向きに闘い抜く技術や体力・精神力を身につけようと子どもたちは頑張っています。
 同じコートに入るチームに対しても、正々堂々と向き合える気持ちを持っています。
 5分間終わった後、お互いによくがんばれたと握手が出来る試合内容で終わりたいと思います。

 ですから、そんな風に同じ思いと熱意で練習に励む仲間であってこそ、日頃交流頂いて、大いに学び、刺激を受けて成長をしていけると思います。


 何がなんでも、どんなことをしても勝ちたいとの気持ちはわからなくはありません、事情があるかもしれません。

 けれど、ひとつの勝利を得たとしても、もっと大切なものを失うことがあるかもしれないとも思います。


 ところで、毎年夏・春に開催される全国大会で、多くのチームが優勝を飾ってきました。
 しかし、私たちの記憶に残っているのは、必ずしも優勝をしたチームではなく、私たちの心に残るすばらしいプレーを見せてくれたチームではないかと思います。

 どんな方法をとっても勝てば良いというチームは、結果的に名前こそ残っても、私たちの心には残らないような気がします。