WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「2万5千年の荒野」ゴルゴ13

2011-08-27 13:38:08 | 環境全般
先日、ゴルゴ13の「2万5千年の荒野」収録分が
増刷され、コンビニに並んでいました。

震災直後から、かなりのペースで売れていて
多くの方々に読まれているようです。


ゴルゴ13 (Volume55) 2万5千年の荒野 (SPコミックスコンパクト)
さいとう たかを
リイド社



ゴルゴ13 (64)海難審判・10月革命の子・2万5千年の荒野 (SPコミックス)
さいとう たかを
リイド社



2009-04-22 22:46:11の投稿より

コンビニで買った「ゴルゴ13 ベストスナイプ」の中に、
1984年7月に発表され、ファン(マニア?)の中で評価の高い
『2万5千年の荒野』(第223話)が収録されていました。

タイトル『2万5千年の荒野』は、原子炉から排出されるプルトニウム239の半減期が
2万5千年であることに由来しているとのことです。

ロサンゼルス北方80キロの原子力発電所において、
政治的思惑が優先したために、事故が起こります。

このとき、関係者の会話の中で、もし原子炉が制御不能の状態に陥り、
メルトダウン(燃料棒溶融)事故発生した場合、
広島型原爆の200倍から400倍の放射能が放出され、
地表・川・海・大気を汚染、生物の住めない環境をもたらし、
ロサンゼルス周辺(もっと大きい範囲)は、
2万5千年間荒野になるという本当に怖いお話です。

原発と政治利権の絡み、
原発メーカーと原発規制組織が
表裏一体であることの弊害、
エネルギー政策・原発政策の在り方、
ヒューマン・エラーへの警鐘など、
今日もなお解決されていない問題が提示されている作品です。

尚、この作品は、なんと1984年7月の発表。
1986年4月にチェルノブイリ原発事故が発生。
あたかもチェルノブイリを予言しているかのような内容に
驚かずにはいられません。

そして、今、東京電力の事故でまた注目を浴びています。

人間とは、同じ過ちを繰り返す生き物だということを
感じてなりません。


さて、「ゴルゴ13」では、超人的な狙撃で、
危機は回避されますが、
現実の世界では、ゴルゴはいません。

プルトニウム239の半減期が2万5千年ぐらいで
あるということは事実です。

福島の人々を思いながら、ちがった視点で
久しぶりにページを繰りました。


○こちらにも入っています。

さいとう・たかをセレクション BEST13 of ゴルゴ13 Author’s selection
クリエーター情報なし
小学館

7月31日(日)第1回「みんなのエネルギー・環境会議

2011-07-23 21:53:18 | 環境全般
2011年7月22日、幸せ経済社会研究所(所長:枝廣淳子)
・APバンク(代表理事:小林武史)
・特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(所長:飯田哲也)
・ピースボート(共同代表:吉岡達也)は、
日本のエネルギーの今後についてさまざまな立場や考え方の人々が
オープンに語り、議論し、対話する場をつくることをめざし、
設立発起人一同と共に「みんなのエネルギー・環境会議」
を設立することとしました。

第一回会議の開催に先立ち、7月22日(金)、
kurkku(東京都渋谷区)にて設立発起人による
記者会見をおこないました。
本会議設立の経緯や趣旨の詳細、
第一回会議開催要項につきましては、
記者会見の映像アーカイブをご覧下さい。

*記者会見 映像アーカイブ URL http://www.ustream.tv/recorded/16162993/

後日「みんなのエネルギー・環境会議」ウェブサイトにて
記者会見のサマリーを掲出する予定ですので、
併せてご参照ください。

「みんなのエネルギー・環境会議」は、
今後の会議開催にあたり一般参加者を募集します。
第一回会議への参加申し込みは「みんなのエネルギー・環境会議」
ウェブサイトにて受付けています。

 *「みんなのエネルギー・環境会議」ウェブサイト
URL http://www.meec.jp/

 ■ 第1回「みんなのエネルギー・環境会議」プログラム 
 日時  2011/7/31(日) 11:30~19:00
 会場  諏訪東京理科大学 621教室(長野県茅野市豊平5000-1)
 定員  350名
 主催  みんなのエネルギー・環境会議
 発起人(50音順)
 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)/枝廣淳子(幸せ経済社会研究所)/岡田武史(日本サッカー協会)/橘川武郎(一橋大学)/小林武史(APバンク)/澤昭裕(国際環境経済研究所)/澤田哲生(東京工業大学原子炉実験所)/吉岡達也(ピースボート)/吉岡斉(九州大学)

プログラム
10:30     開場
11:30~12:15 オープニング

基調講演:小林正弥(千葉大学法経学部教授)

12:15~13:45 全体討論 第一部【原子力】(90分)
コーディネーター:植田和弘(京都大学)
話題提供者:
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)/海渡雄一(弁護士)
澤田哲生(東京工業大学原子炉研究所)
ミランダ・シュラーズ(ベルリン自由大学)

13:45~14:30 昼食・休憩

14:30~15:40 全体討論 第二部【再生可能エネルギー】(70分)
コーディネーター:橘川武郎(一橋大学)
話題提供者:
阿部守一(長野県知事)
工藤拓毅(日本エネルギー経済研究所)
山岸尚之(WWF)

15:50~17:00 全体討論 第三部【体制・政策決定】(70分)
コーディネーター:田中信一郎(環境エネルギー政策研究所)
話題提供者:
今井一(ジャーナリスト)
澤昭裕(国際環境経済研究所)
保坂展人(世田谷区長)
宮台真司(首都大学東京)

17:10~18:20 全体討論 第四部【ライフスタイル】(70分)
コーディネーター:枝廣淳子(幸せ経済社会研究所)
話題提供者:
平島安人(自然エネルギー信州ネット) 他
18:20~19:00 総括と今後へ向けて

 ※全体討論は記載者の他にディスカッサントを加え、各討論を合計20名程度で行う予定です。
 ※コーディネーター、話題提供者は変更となる場合がございます。


 ■ 報道取材をご希望の方 
 報道取材をご希望の方は、下記の項目を記載いただき
meec@isep.or.jp にメールにてお申し込みください。
なお、(報道取材の方にも)一般参加の方同様、
参加費1,000円をご負担いただきますので、ご了承ください。
 ・お名前(ふりがな)
 ・所属
 ・媒体名
 ・来場方法(車、電車、その他)
 ・人数
 ・写真撮影/ビデオ撮影の有無

 ※ 注意事項 ※
 ・Ustreamでの中継はご遠慮ください
 ・会議開催中の写真撮影及び映像収録につきましては、
会議運営進行の都合上、撮影可能タイム、撮影場所等を指定させていただきます
 ・詳細は、当日、主催者担当者からご案内させていただきます


 ■ このプレスリリースに関するお問い合わせ 
 「みんなのエネルギー・環境会議」事務局 
 (環境エネルギー政策研究所 内)
 担当 荻野さん
 Email meec@isep.or.jp
 URL http://www.meec.jp/

迷走し始めた「子どもに年20ミリシーベルト」

2011-05-03 23:22:46 | 環境全般
【プレスリリース】
誰がどう決めたか?迷走し始めた
「子どもに年20ミリシーベルト」政治決断(2011/05/02)
からの情報です。

福島の原発事故を受け、文部科学省が19日に発表した
学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の
暫定的目安「20ミリシーベルト」は混迷を深めています。

この問題を憂慮する市民グループなどのの呼びかけにより、
政府交渉が開かれました。

交渉は、まず厚生労働省、次いで、文部科学省、
原子力安全委員会と行われたましたが、
下記のように「20ミリシーベルト」の認識や
決定プロセスに関して、省庁側は、
明確な回答を行うことができなかったばかりでなく、
原子力安全委員会は、「20ミリシーベルト」を
基準としては認めていないと発言。
この基準を、どの省庁がどのように決めたか、
迷走していると言われても仕方ない状況です。



◆厚生労働省:
「放射性管理区域(0.6マイクロシーベルト/時以上)
で子どもを遊ばせてはならない」
しかし、放射性管理区域と同じレベルの環境で子どもを
遊ばせることの是非は答えず。
(実態:福島県の学校の75%以上が管理区域と同程度の汚染)
◆文部科学省:
自治体の除染作業に「ブレーキはかけないが、やる必要はない」
◆原子力安全委員会:
「20ミリシーベルトは基準としない。
20ミリシーベルトを安全とする専門家はいない」

厚生労働省は、放射性管理区域(0.6マイクロシーベルト/時以上)
で子どもを遊ばせてはならないと発言したものの、
放射性管理区域と同じレベルの環境で子どもを遊ばせることの
是非については回答しなかったそうです。

原子力安全委員会は、「20ミリシーベルト」は基準として
認めていないと発言。また、安全委員会の委員全員および決定過程に
かかわった専門家の中で、この20ミリシーベルトを安全とした
専門家はいなかったと述べたそうです。
原子力安全委員会は、19日14時頃に助言要請を受け、
16時に「20ミリシーベルト」を了解すると回答しているが、
この間、正式な委員会は開催されなかったものの、
4名の委員が参加する会議が開かれたそうです。
これをなぜ正式な委員会としなかったかについては、
明確な回答はなかったそうです。

原子力安全委員会は、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーが、
「100ミリシーベルト以下であれば、安全」
と繰り返していることに関して、
「調査し、それが事実ならば対応する」と発言しました。

文部科学省は、屋外活動を許容する「毎時3.8マイクロシーベルト」
という基準に関して内部被ばくを考慮していないことを認めました。
理由として、ほこりなどの吸引は、全体の被ばく量の2%程度であり、
軽微と判断したと説明しています。
しかし、内部被ばくの評価の前提としたデータを示さしませんでした。

市民グループ側は、
「20ミリシーベルトという基準が、だれがどう決めたのか。
原子力安全委員会の議論の過程で、20ミリシーベルトを安全だとした
専門家、委員は一人もいない。
すなわち、20ミリシーベルトを了解した決定そのものの根拠が
崩れたということ。
20ミリシーベルトによって、福島県の子どもたちが
さらされているリスクをこれ以上放置するべきではない。
政治的な決断が必要だ」
として、20ミリシーベルト撤回をあくまで求めていく姿勢です。

<発出元・連絡先>
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 
Tel: 06-6367-6580 Fax:06-6367-6581
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103. 
Tel: 075-701-7223 Fax: 075-702-1952
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
新宿区神楽坂2-19銀鈴会館405号 同事務所AIR気付 
tel:03-5225-7213 FAX.03-5225-7214
FoE Japan
東京都豊島区池袋3-30-8 みらい館大明1F  
Tel 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219

<映像>
110502 「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉「厚生労働省との交渉」 http://www.ustream.tv/recorded/14425019
110502 「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉「文科省、原子力安全委員会との交渉」
http://www.ustream.tv/recorded/14425805
110502  記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/14427064

「蝶の道プロジェクト」と「蝶のレストラン」

2010-04-03 23:14:42 | 環境全般
蝶の道プロジェクト」は、私の地元、品川区が区内に生息する蝶などの一般的な行動範囲や植えられている植物などを考えて「蝶のレストラン(食草園)」をつくり、蝶の飛び交うエリア「蝶の道」を広げていくプロジェクトです。

このプロジェクトは、大都市では希少となりつつある蝶や昆虫類を含んだ生物の生息環境づくりなど自然再生活動を通じ、次代を担う子どもたちに命や自然環境の大切さを伝えることなどを目的としています。

●詳しくはこちら

http://shinagawa-eco.jp/mt_bt/cat396/




地域密着で、子供たちが参加できるこのプロジェクトが私は大好きです。我が家の近くにも、「蝶のレストラン」があります。

●大井第一小学校の蝶のレストラン




幼稚園、保育園、小学校、ご家庭で、気軽にできるので、ぜひ広がってほしいです。

●「蝶のレストラン」のつくり方はこちら

昆虫の食草・食樹ハンドブック
森上 信夫,林 将之
文一総合出版

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●「蝶の道」
著者の南 孝彦氏は、散歩中にジャコウアゲハの食草を発見したことをきっかけに、ひとりで保護活動をはじめました。それは、やがて行政も巻き込んで区全体に広がり、チョウの生息域を広げることで、生き物と共生できる自然を再生しようという「蝶の道プロジェクト」となりました。他に例のない試みを仕掛け人の著者が語るとともに、誰もが身近なところで楽しみながら、小さな「自然」を作っていく方法を提案する本です。

蝶の道 (ソニー・マガジンズ新書)
南 孝彦
ソニーマガジンズ

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まちかど花ずかん 四季折々、散歩で出逢う花の物語
虫メガネ研究所,荒木田 文輝
ソフトバンククリエイティブ

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エコ・トラブルにご用心?NHKの朝イチ

2010-03-26 08:43:30 | 環境全般
「うぇるかめ」(NHKの朝のドラマ)が今週で終わり、4月1日からNHKの朝番組が変わるそうです。
堅気の商売の皆さまには、どつかれそうですが、私は「うぇるかめ」(8:15~)を観てからでかけます。(会社までドアツードアで35分)

4月1日からは、朝イチという情報番組が始まりますが、女性向けの内容だそうです。なかなか面白そうなので要チェック。
さて、今日、その中のコーナーで「エコトラブルにご用心」というのがあるそうです。

エコが氾濫する中、あやしいエコ、あぶないエコがあるなあと思っていたので、タイムリーな企画だと思いました。

なんでもエコという時代は、もうとうに過ぎて、いまは消費者が賢くエコを選ぶ時代なんですね。
そして、その消費者はどんどん賢くなっています。
視聴者、消費者、ステークホルダーを大切にしよう。

ではいってまいります!


大和ハウス、子育て世代向けエコライフ住宅「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」を発売

2010-03-12 08:11:12 | 環境全般
大和ハウスは、2010年3月12日、戸建住宅の新商品「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」(軽量鉄骨造)を発売し、商品ラインアップを拡大することを発表しました。

「xevo」シリーズでは、耐久性と省エネルギー性に優れた外壁システム「外張り断熱通気外壁」、長期間美観を維持する外壁塗装「XEコート(ジーコート)」(※1)などの仕様を標準仕様としています。
この省エネ性能に、太陽光発電システムを合わせることで、建築後の住まいにかかる費用「ライフサイクルコスト」を大幅に低減。2009年より運用が始まっている「長期優良住宅」認定制度においても標準仕様(※2)で適合しています。

※1.木造住宅は「無機質系コート」を採用しています。
※2.顧客のご要望や建設地条件などにより異なる場合があります。


いわゆる「エコハウス」。まだ定義は曖昧ですが、「特別なもの」だった「エコハウス」は本当に身近になりました。
また「住宅版エコポイント制度」により、今住んでいる家の省エネ性能を高めるなどことなども、比較的容易にできるように。
こうした住宅がどこまで市場で受け入れられるか、注目ですね。

●「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」の特徴

商品コンセプト「三角屋根、四角い家、まぁるい暮らし」

1.自然素材をモチーフとした外観デザイン
2.年間の光熱費を約95%、CO2排出量を約58%削減できる
  エコロジー&エコノミー提案(※3)
3.家事サポート提案
4.子育て応援提案

「xevoAI」の「三角屋根」は、個性を主張する新しい切妻屋根デザイン、「四角い家」はシンプルで自然と暖かみを感じられる建物外観、そして「まぁるい暮らし」は「家事サポート提案」「子育て提案」「エコロジー&エコノミー提案」により、家族みんなが「触れあい」「愉しく」「明るく」「やさしく」「のびのび」暮らしていただける住宅であることを意味しているということです。


■商品概要
名 称:「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」
(Aは個性的なトンガリ屋根のデザイン、Iは「私らしい」暮らしのidentityを表すそうです。ちょっと名前が難しいように思いますが・笑)
発売日:2010年3月12日
販売地域:北海道・沖縄を除く全国(一部地域を除く)
販売価格:本体工事価格3.3m2当たり51.9万円~
    (税込み、太陽光発電約3kW搭載)
構 造:工業化住宅 軽量鉄骨造 2階建

<お問い合わせ先>

大和ハウス工業株式会社 コンタクトセンター
フリーコール:0120-590-956
(平日9:00~13:00、14:00~18:00)

成長の限界 人類の選択 「まだ間に合う。私たちの前にあるのは、決まっている暗い未来ではなく、選択だ」

2010-03-01 22:13:37 | 環境全般
(再投稿です)

本書は、1972年に出版された『成長の限界』
と1992年の『限界を超えて』につづく、
同じ著者によるシリーズ第3弾となります。

1972年に著者らは、先見の明のある著名な実業家や政治家、
科学者からなるローマ・クラブから、
「現在の政策は、持続可能な将来につながっているのだろうか? 
それとも崩壊につながっているのか? 
すべての人に十分なものを提供する人間らしい経済をつくり出すために、
どうしたらよいのか?」
という問題の研究を委託され、
コンピュータによるモデリングを用いて、
世界の人口と物質経済の成長の長期的な原因と結果を
分析したそうです。それが第一作です。

30年前のシミュレーションと、実際の世界の状況が
どう展開したかをつきあわせ、
そこからさらに未来のシミュレーションを展開する本書は、
冷静な研究者の分析と、
人間としての祈りにも近い熱い思いとがあいまって、
読んだ当時も迫力がありましたが
(2005/3/11発刊、私が読んだのは2006年)、
いま読むと更にインパクトがあります。


著者は本書で
「21世紀に実際に何が起こるかという予測をするために
本書を書いたのではない。
21世紀がどのように展開しうるか、10通りの絵を
示しているのだ。
そうすることで、読者が学び、振り返り、
自分自身の選択をしてほしい、と願っている」
と述べています。

資源の消費と環境汚染によって、世界経済は限界に突き当たると指摘、
繰り返して「行き過ぎること」を警告した著者らの主張を考えると、
私自身あらためて祈りに似た強い思いを感じます。

「まだ間に合う。私たちの前にあるのは、
運命の決まっている暗い未来ではなく、選択なのだ」
というメッセージが、心に響きます。


成長の限界 人類の選択
デニス・メドウズ
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る

サッポロ、環境保護意識に対応した「日本の森を育てるワイン・山梨」を発売

2010-02-14 09:54:26 | 環境全般
サッポロビールは、2010年2月10日、国産ワイン「日本の森を育てるワイン・山梨」を4月7日(水)より全国発売することを発表しました。

国産ワイン市場は、品質の向上に加え、消費者の食の安全に対する関心の高まり、地産地消の浸透などを背景に、市場が拡大しており、2009年の総需要は前年比103%前後と推測されます。

「日本の森を育てるワイン・山梨」は、日本のぶどうでつくったワインの美味しさを実感してもらうと同時に、高まる環境保護への貢献意識にも対応するために誕生したワイン。
2009年3月から日本生活協働組合連合会により販売されていましたが、今回全国発売することになりました。
製造ワイナリーの所在地である山梨県産ぶどうを100%使用、パッケージにはラベルに業界初の間伐材紙を使用するなど、隅々まで環境への配慮を考えた工夫を凝らしています。
また、日本の美しい自然を守るための基金として売上げの一部を寄付します。


●商品名・中味仕様・商品特長


1)日本の森を育てるワイン・山梨 <赤>
果実酒 赤、アルコール分12%、軽やかな飲み口、マスカットベリーA種ぶどう使用。
マスカットベリーA種ぶどうの甘く華やかな香りと、軽快な口当りが特長の赤ワインです。

2)日本の森を育てるワイン・山梨 <白>
果実酒 白、アルコール分10%、軽やかな辛口、 甲州種ぶどう使用。
甲州種ぶどうのやさしい芳香。穏やかな酸味と、軽 やかですっきりした味わいが特長の白ワインです。


●パッケージ
キャップ:環境に配慮した水溶性ニス使用 
キャップシール:穀物原料由来の土に還る生分解性のエコフィルム 
ボトル:再生ガラス90%以上使用のエコボトル 
※通常のグリーン瓶と比較して、1本当り2.4gのCO2排出量削減を実現

ラベル:間伐材紙(業界初)、印刷インクは大豆インクを使用 


●商品の売上げ1本につき20円が財団法人 山梨県緑化推進機構へ寄付され、山梨県内の森林整備・保全推進活動に活用されます。 



住友不動産、住まいを一棟まるごと再生する「新築そっくりさん」のエコパッケージを販売開始

2010-01-10 14:13:42 | 環境全般
住友不動産は、“建替えに代わる新商品”というコンセプトのもと、住まいを一棟まるごと再生する「新築そっくりさん」を平成8年から販売しています。
“従来の建て替えに比べ費用が半分”、“価格が明瞭な完全定価制”、“耐震補強も施す安心の設計・施工”などの特徴が評価され、これまでの累計実績は全国で55,000棟にのぼっています。

新築そっくりさん」は建物を解体せず、既存の基礎や柱を活かしながら住まいを再生する商品で、それ自体がECOなシステムとなっていますが、今般“Ecology”“Economy”という概念に「家事負担軽減技術」の“Ecotech”(エコテック)を新たに加え、3つのECOで“環境・家計・家事”の負荷を軽減する新たな仕様“ECO PACKAGE”を企画し、2009年1月7日より全国の営業拠点にて販売を開始することになりました。

住宅版エコポイントをふまえて、今後こうした動きが活発化しそうですね。


■商品コンセプト
3つのECOで、“環境・家計・家事”の負荷を軽減

(1)エコロジー<環境性> 
省エネ性とCO2 の削減

(2)エコノミー<経済性> 
エネルギーの効率利用と高耐久性で、家計の負担を低減

(3)エコテック<先進性> 
人と住まいにやさしい最新技術で、暮らしを快適に

■商品構成

家事負担の軽減を目指したエコテック設備は共通仕様としたうえで、「太陽光発電」や「エコキュート」などの熱源の選択および外壁仕上げの選択、サッシ交換の有無を組み合わせた商品構成となっています。

■住友不動産 新築そっくりさんHP
http://www.sokkuri3.com/

地球温暖化とマスコミ

2010-01-07 22:22:43 | 環境全般
枝廣淳子氏の「環境メールニュース」にて、温暖化懐疑論者との闘いや日本での「温暖化懐疑論」とそれらへの批判・説明などが大変詳しく説明されていて勉強になります。
http://www.es-inc.jp/lib/archives/091130_115619.html

●「環境メールニュース」は枝廣氏が主宰するイーズのサイトにて最新の記事を読むことができます。
登録するとメールでニュースが随時届きます。(ほぼ毎日のペースで情報量が多いのが特徴です)
海外の動向やオピニオンリーダーたちの発言などが、どんなマスメディアやビジネス誌より、はるか早く知ることができます。
これだけ価値のある情報が無料で読めるというのは本当に驚きです。

http://www.es-inc.jp/


中でも、興味深かったのは、日本での懐疑論を取り上げ、きちんとデータを示しつつ、反論・批判するペーパーが紹介されていたことです。

これはマスコミ人必読だと思いました。
何度か改訂を重ね、このたび、無料でダウンロードできる書籍の形で刊行されたということです。

IR3S/TIGS叢書No.1
「地球温暖化懐疑論批判」 http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho    
著者: 明日香壽川 河宮未知生 高橋潔 吉村純 江守正多 伊勢武史 増田耕一 野沢徹 川村賢二 山本政一郎

以下は、「地球温暖化懐疑論批判」の目次です。
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho

***以下引用***

人為起源の二酸化炭素排出を主な原因として地球規模で気候が温暖化するという、いわゆる人為的地球温暖化説の信憑性や地球温暖化による被害を緩和するための対策の重要性に対し、懐疑的あるいは否定的な見解をとる議論が日本国内でも存在している。社会からの信頼にその活動基盤を置く科学者コミュニティは、こうした現状を座視すべきではないと考える。したがって、本稿ではこれらの議論から主な論点を拾い上げ、一方的な、あるいは間違った認識に基づくものに対して具体的な反論を行う。
(本文「our mission」より)

***********

この中に、
第2章:温暖化問題に関するマスコミ報道という章があります。
ここをひとりでも多くのマスコミ関係者に読んでいただきたいと思います。

****以下引用******

第2章 温暖化問題に関するマスコミ報道

言うまでもなく、現代社会において新聞、雑誌、そしてテレビなどのマスメディアが果たす役割は非常に大きい。そして、懐疑論あるいは懐疑論者は、マスメディアに登場することによって、その影響力を拡大している。一方、温暖化に関する報道が、逆に過剰だと感じられるような場合も、一般市民やマスコミ関係者にとって懐疑論が、心理的に魅力的なものとしてうつることがあるように思われる。実は、
このような現象はどの国でも起きており、各国のマスメディアは、様々な「学習」を経て温暖化問題に関する報道を「発展」させている。以下は、このような事実を踏まえての、反論というよりも、私たちから日本のメディア関係者の方々へのお願いである。

*****ここまで引用*****

こちらで無料ダウンロードできます。

http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho

科学者たちの真摯は訴えに、ひとりでも多くのマスコミ関係者が、耳を傾けてくれることを切に願います。



第一人者が全てを注ぎ込んだ『地球温暖化の予測は「正しい」か?』江守 正多著

2009-11-29 18:15:18 | 環境全般
茂木健一郎氏の推薦の言葉
「第一人者が全てを注ぎ込んだ地球の「これから」の予測。温暖化に関心がある人にとっての必読書が誕生した。」

という言葉は、「正しい」と思います。

私ごときが言うまでもなく、国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長で、気象学、とくにコンピュータ・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測を専門とされる、江守正多氏は、まぎれもなく「地球温暖化の予測」の「第一人者」です。

*****

「地球温暖化の予測は『正しい』か?」という問いに対する僕の直接の答えは、前提条件が正しければ、不確かさの幅の中に現実が入るだろうという意味において、
「正しい」
となるでしょう.
(江守正多著 地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む 第5章より)

*****

地球温暖化の予測について、懐疑的に思う方がいらしたら、できれば、この本を一度、じっくりしっかり読んでほしいと思います。また、現在、日経エコロミーのコラムで、展開されている、安井至先生、江守正多先生のコラムを、読んでいただいても良いと思います。

一部メディアやネットでは、「温暖化論争」はいっけん五分五分にみえてしまいます。限られたスペースの中では、科学的論争を一般の人にわかるように説明することは難しいそうです。また、まともに相手にすることで、かえって煽ってしまう、リスクもあります。さらに「懐疑論者」にも、さまざまな方がいらして、難しいようです。

私も含めて、普通の人たちは、「気候モデル」も「コンピュータ・シミュレーション」も無縁な世界で生きています。
一方で、研究をされている方々は、一般人にわかるように説明するのは面倒くさいと思います。一流の人ほどお忙しいですから、そんなことに時間を使うより、研究していた方が良いでしょう。

しかし、一部の温暖化懐疑論者のターゲットは、ある意味、我々庶民ですから、そのメッセージは、わかりやすかったり、いっけん、なんだかカッコ良い言い回しが使われていたりします。
だから、思わず賛成していまいそうになることもあります。
そんなわけで、一部の懐疑論者の本はベストセラー、メディアがもてはやす。ちゃんとした人(すみません私の基準です)の本は、懐疑論者の過激な内容の本ほどには、売れないという、ちょっと悔しい状況が、続いてきたように思います。(懐疑論者がちゃんとしていないという意味ではありませんので。念のため。)

私は決して専門家ではありませんが、本を売る仕組みについては、一時期それを仕事にしていたので、一部の人のやり方が、本を売るためのプロモーション(が悪いわけではありません、念のため)に見えて嫌でした。
そして、「なんだか品のない売り方だな~」思っていました。新聞広告の表現などにも「こうくるか~」と、そのあこぎさに、顔をしかめていました。
そして、何より、この論争が「いっけん五分五分」に見えてしまうことがあることにおおいに不満がありました。
おそらく私と同じような気分の方も、世間にはたくさんいたと思います。

そんな状況に、「一石」どころか、「隕石」を落としたのが本書であり、最近の江守氏と懐疑論者の方々とのガチンコ対決だと思います。
(詳しくは日経エコロミー温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(江守正多(09/02/09)人為起源CO2温暖化説は「正しい」か?を読んで下さい)
今更なのですが、深く掘り下げれば、「一部の」温暖化懐疑論者の論拠の乏しさがよくわかると私は思います。

また「相手にしない」という姿勢も許される立場でありながら、超多忙な中、テレビに出たり、あちこちで訴えつづける江守先生の、温暖化について「伝ようとする」姿は潔く、「なんでもやってやるぜ」的な、リスクを恐れない姿がカッコイイと思いました。
ご本人が受ければ・・・ですが、これから、さらに目が離せないマークするべき人、メディア的には、いま、環境をやるなら、この人をおさえずして、誰をおさえる、というかんじ。めちゃめちゃ旬な(ごめんなさい、俗な言い方で)、国環研の江守さんなのでした。

さて、話を戻すと、本書は、温暖化予測の主役ともいえる「気候モデル」はいかにつくられているのかをテーマに、正真正銘の日本の第一人者が書いた本です。
私たちにとってわかりにくく、これまで語られることの少なかった気候モデルの信頼度や不確実性も含めて解説し、地球温暖化について適切に知るための判断材料を提供します。
温暖化予測は、今を生きる私たちにとっては、「答え合わせのできない」問いに答えることです。このような不確実だけれど、かけがえのない未来に挑む、研究の最前線からの真摯な言葉を是非読んでみて下さい。

著者について
江守 正多(えもり せいた)氏
1970年神奈川県生まれ。97年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。97年より国立環境研究所勤務、2006年より国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長。海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センターグループリーダー(2004年より)ならびに東京大学気候システム研究センター客員准教授(2006年より)を兼務。
専門は気象学。とくにコンピュータ・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測。

地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
江守 正多
化学同人

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あらためて「ピークオイル」に考える、石油をめぐる世論操作

2009-11-25 23:41:38 | 環境全般
地球温暖化について、さまざまな議論があることは
決して悪いことではないと思います。
科学ですから、日々進歩しているのですから、
議論がおこらないほうがおかしいです。

しかし「なんだか温暖化はいんちきだ」
と思っておられる方がいたとしたら、
ぜひ一度読んでいただきたい本があります。

リンダ・マクウェイグ氏の「ピーク・オイル」です。

この本の中には、主にアメリカの石油業界による、
IPCC攻撃のための世論操作について
詳しく書かれています。

第三者、一見独立した研究所が、
石油業界から報酬をもらい、それを隠していたら?

これは、「ゴルゴ13」の世界でも謀略論でもなく、
いまもなお、起こっていることです。


ピーク・オイル -石油争乱と21世紀経済の行方-
リンダ・マクウェイグ,益岡 賢
作品社

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拡大思考法で見えてくるエコ技術の本質 安井至先生のコラム

2009-11-09 08:16:21 | 環境全般
あらたにす 新聞案内人 2009年11月9日

安井至先生(製品評価技術基盤機構理事長、東大名誉教授)のコラムがあるのですが、
拡大思考法で見えてくるエコ技術の本質」が、とても面白いのでご紹介です。

多くの環境技術が紙面を賑わすようになり、混乱気味のこの頃。
「環境技術リテラシー」とでも言うべきものが欠けているという先生の
言葉に頷きました。
先生は、環境技術を評価する際に絶対に忘れてはならない、
「拡大した思考法」のいくつかが、なかば意図的に消されてように
感じておられるということです。
技術者ではない私ですら、なんとなくは、感じることですから、
専門家の中の専門家の先生ならば、さぞかし「突っ込みどころ満載」
の状況かと推察されます。

リテラシーという言葉は、ここでは、
環境技術をチェックする際に備えるべき基本となる思考法
として使われています。

今回、2つの拡大思考法(ライフサイクル思考法と地球資源思考法)
をご紹介してくださっています。
究極的には、これらに地域思考法を組み合わせて持続可能思考法
というものに行き着くということで、とても興味深いです。

ぜひ続きも読みたいです。

「朝まで生テレビ!」の「温暖化 vs 寒冷化」討論

2009-10-26 22:43:05 | 環境全般
日経エコロミーの温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(江守正多)
「朝まで生テレビ!」の「温暖化 vs 寒冷化」討論(09/10/26)
を熟読。

衆院選のまさに直前、8月28日深夜のことだったそうです。
討論番組「朝まで生テレビ!」が「激論!ド~する?!地球温暖化」
をテーマに放送され、江守氏はその中で、東京工業大学の丸山茂徳さんと、
「温暖化 vs 寒冷化」という討論をすることになったそうです。

詳しくはコラムを読んでいただきたいのですが、今回はその様子というより
江守氏の主張で、私が首が痛くなるほど頷いてしまった部分について述べます。

(以下引用)
さて、せっかくなので、僕は前から感じていたあることを
ここで言おうと思って用意していきました。
それは、いわゆる「懐疑」には「健全な懐疑」と「不健全な懐疑」
があるということです。

(まず、健全な懐疑についての説明・詳しくはコラムにて)

「不健全な懐疑」は、この大前提を満たさない、
科学者としてふさわしくない態度です。
従来の科学的な知見を踏まえず、あるいはわざと無視したり、
わざと曲解したりすることによって成り立つような懐疑です。
このような懐疑は、往々にして従来の説を不当に貶(おとし)めます。

よく、懐疑論を擁護する発言として
「科学には懐疑が不可欠だ」といわれますが、
本当に擁護されるべきは「健全な懐疑」であり、
「不健全な懐疑」ではないはずです。

******

私自身は、こうした「不健全な懐疑」の中でも、
特にメディアや著名人を味方につけるのが上手く、
大衆うけのコツを身に着けている人たちが大嫌いです。

メディアを利用するコツを知っていて、それを間違った
方法で使ってしまう人たちに怒りすら感じます。
不健全なやり方で知見を無視したり、曲解したりすることに
長けた人たちには、本当に虫唾が走ります。

そして、そういう人たちの言葉を鵜呑みにして、
「温暖化なんて嘘っぱちだ」ということが、
あたかも「知的」で「カッコいいこと」
だと思っている人たちにも本当に悲しくなります。

前者は論外ですが、後者の人たちは、ほとんどの場合、
片方が書いたものだけを読んで判断しているのです。

私だって、「温暖化懐疑本」は、ブックオフで買って読んだ。
(そして、ブーブー言いながらも読んだ)

両方読めば、冷静に判断ができる筈です。

という流れで、再び「温暖化本の決定版」
(だと思っている)
江守 正多氏の「地球温暖化の予測は「正しい」か?
―不確かな未来に科学が挑む」
について。

(帯より)

「地球温暖化の予測は『正しい』か?」
という問いに対する僕の直接の答えは,
前提条件が正しければ,不確かさの幅の中に現実が入るだろう
という意味において,「正しい」となるでしょう.(第5章より)
(江守正多氏)

「第一人者が全てを注ぎ込んだ地球の「これから」の予測。
温暖化に関心がある人にとっての必読書が誕生した。」
茂木健一郎氏推薦

怪しい、怪しいって言う前に、本でも読みましょうよ。
そして「考え」ましょうよ。

同書は、気候モデルの信頼度や不確実性も含めて解説し、
地球温暖化について適切に知るための判断材料を提供してくれます。
(判断するのは私たち)
答え合わせのできない未来に挑む、研究の最前線からの
真摯な言葉の数々にちょっと立ち止まって、
耳を傾けてみませんか?


地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
江守 正多
化学同人

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25%削減という中期目標で日本が払う費用は?(安井至先生のコラム)

2009-09-25 07:36:17 | 環境全般
日経エコロミーに早速アップされた安井先生のコラム
4次元エコウォッチング(安井至)
25%削減という中期目標で日本が払う費用は?(09/09/25)
を読んで、いろいろわからなかったことがすっきりしました。
賢い人は素敵です。

それにしても、この先生は、どうしてこんなに
「タイミング良く」「みんなが知りたいことを教えてくれる」のかしら。
偉い先生なのに、(偉い先生だからこそ?)
お客様目線、読み手重視という姿勢がカッコいいと思います。

必ず全文読むことをお奨めしますが、
「25%削減の可能性と国際関係」について、
科学的なアプローチから詳しく書かれています。

題名の通り、日本が25%の削減を目指す場合の費用面の厳しさを
説明しています。でも、それは、「掴み」であり、
そののち、奥深い考察が読むことが出来ます。
(センセイ、上手いんですよね。こういうところが)