個人的必要から
(弟や息子にPCやインターネットの世界を開きたい)
いろいろ調べている
情報のバリアフリー化。
今日は、PCとWebについて、考えながらつらつらと書きます。
現在、PCとWebの利用者は非常に多様化しています。
これまでWebを利用してこなかった
視覚障害・色覚障害・聴覚障害・上肢障害など様々な障害者、
また高齢者、そして発達障害者も
PCやWebを利用する機会が増えてきています。
障害者にとって、PCやWebは生活の質を高めるために
必要不可欠なのです。
ですから今後は、
年齢・性別・障害の有無などにかかわらず、
より多くの人が利用可能で、使いやすく、安心なデザインが
Webサービスにおいて求められています。
さてそれでは
障害者や高齢者がどのようなツールを使ってPCを使ったり、
Webサイトを閲覧することが
可能なのでしょうか?
①
スクリーンリーダーパソコン全般の操作を人工合成音声で読み上げ、操作するソフトです。
文書の本文を読み上げるだけでなく、
ファイルのオープンやクローズ、メニューやダイアログ項目、
アプリケーションが表示するメッセージ、入力内容など、
画面上の様々な情報を、合成音声で読み上げることができます。
②
音声ブラウザ
Webページを人工合成音声で読み上げるWebブラウザです。
リンク部分のみ抽出し読み上げるといった
Webの特徴に対応しているものもあります。
スクリーンリーダーでパソコン全般の操作をし、
音声ブラウザでWebページを閲覧するといったように、
スクリーンリーダーと併用して利用する方が多いです。
③
点字ディスプレー
スクリーンリーダーなどが出力した情報を、
点字で表現するための機器です。
スクリーンリーダーの音声と点字の出力を併用することで、
作業効率を上げることができます。
④画面拡大/色の変換
画面上に表示されている内容を拡大して表示したり、
表示されている色を反転したり変換したりできます。
次に、入力に関するサポートツールです。
①
トラックボール
マウスと同様にコンピューターの操作に用いる
ポインティングデバイスの一種です。
マウスと違いその場に置いたままでの操作が可能です。
(ポインティングデバイス:画面上のカーソル等を操ることにより、
入力位置や座標を指定する入力機器の総称)
②
ソフトウェアキーボード画面上にキーボードを表示して、
マウス等で画面上のキーをクリックすることで、
文字の入力を行うソフトです。
③
走査入力
ソフトウェアキーボード上のキーを自動的に移動するカーソルが、
入力したい文字の上に来た時にスイッチを押し、
文字を選択する入力方法です。
④
音声入力
走査入力方式を音声で制御する方法です。
利用者は、スイッチやセンサーなどを音声によって操作します。
そのほか
タッチパネル方式のパソコン、
色分けされたり、ボタンが大きくなったキーボード、
ジョイスティック付などの
さまざまなパソコンがあります。
まず、一番わかりやすい例として
例えばこればらば、お年寄りなどにも入力できそう
私は息子のためにPCを一台用意するのですが、
キーボードに工夫が必要だと感じ、
研究中です。
(PC本体はともかく予算の関係もありますから)
おそらく長くかかると思いますが、
私のお古のバイオをベースにする予定の
息子の為のパソコンは、
彼の障害にあわせた世界で一台しかない
パソコンになると思います。
発達障害がある人間にパソコン?
なんて思う方もいると思いますが、
情報のインプットと処理に障害がある彼らにこそ、
音声、映像(画像)、文字の拡大や強調、
などの情報の加工や各種支援機器必要です。
こちらにいろいろありますよん
映画を観ていて、さまざまなことを理解する
(しかし言語化は困難)
長男にとって、
映像+音声+日本語字幕
というのは
非常に理解しやすいものなのだと思います。
ちなみに、いまこの瞬間彼が観ているのは
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です。
(ひとりで観ています)
ラブコメ好きの幼児。