WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

日経新聞電子版に考える ワーキングウーマンのスマートフォン導入

2010-11-07 18:57:28 | 時事問題

日本経済新聞が社運をかけて挑んだ(?)日経電子版。
お陰でいままで無料で読めたもんもユーザーオンリーに
なったのでやむなく会員になりました。

http://pr.nikkei.com/
同社曰く
「日経新聞電子版は新聞が持つ高い信頼性と
デジタル技術の利便性をマッチさせた全く新しいメディア」
だそうです。

確かに便利です。

パソコンや、携帯で、さくさくと朝刊や夕刊がチェックできる。
うちは、「新聞紙」の収集家がいるので、紙もとっていますが、
私だけならば、本誌はいりません。
新聞を処分するという作業もなくなる。

満員電車の中で細長く折りたたんで、
日経新聞を読むビジネスマンの姿ももうすぐ消える?

「高いから」という理由で、私はiphone買ってもらえないので、
普通の携帯でみていますが、
同社のiphoneユーザーへの気合いの入り方も半端じゃありません。
おそらく、読者層として一番有望な人たちなんでしょうね。



http://pr.nikkei.com/function/iphone.html?n_cid=DSPRM150&GKW

それにしても、ただの携帯ですら、
日経新聞本誌の載っている情報はほぼカバーできます。

本当に、モバイルって進化したもんです。
経路探索、ナビ機能、天気予報、買い物、小説、ゲーム、
私のレベルでは十分凄すぎるんですが、
iphoneやらいわゆるスマートフォンを使いこなすひとたち
を観ていると、未来人みたい。
(お前が石器人なんだろう!って突っ込まれそう)

電車の中で携帯端末で日経新聞を観ている姿をみると
「カッコいい」と思う私は
広告会社の術中にはまっているなと思うが、
今でも既に、これからはもっと
持っている持っていないに関わらず、
「スマートフォンがわからないと」、
商売柄、仕事にならないような気がする。

仕事にかこつけて、家庭内予算折衝頑張ろう。

(我が家でこうした機器を買う場合、
必要性について論理的な説明と粘り強い交渉が必要)








ハイチの現実

2010-03-15 22:58:14 | 時事問題
ハイチは中米で最も貧しい国のひとつです。長年、不安定な政情とたび重なる自然災害に苦しめられてきたこの国を2010年1月、マグニチュード7の大地震が襲いました。首都ポルトープランスは壊滅が的な被害を受け20万人以上が家の下敷きになるなどで命を失ったとみられています。
生き残った人の多くも、家族を亡くし、住む場所を亡くし、水も食べ物もなく、生き延びることさえ困難だと言われています。

私は、少しだけ仕事で関わる中、海の向こうのこの災害に対して、心を痛めながらも自分の無知を思い知らされました。突然書くことになった社報の写真を選びながら、その思いはさらに大きくなりました。
そんなことから「私にはハイチの人たちの気持ちなんて絶対わからない、わかろうと努力はするけれど、わかったなんて言ってはいけないほど厳しい現実だ」と思い続けています。失われた命、苦しんでいる人たちのことを考えると、安っぽい感傷に浸ったり、自己満足的で手前味噌な考えや行動は、自分自身の中から排除しようと強く思います。

今、世界中でハイチに対する支援の声があがり、そのことは本当に素晴らしいと思います。その声が消えないこと、国際社会からの支援が途絶えないことを心から祈ります。そして、そのためにはメディアが報道することを続けることを願ってやみません。

環境バブル 「金融危機で失った資産を取り戻す方法」に考える

2009-11-08 12:11:25 | 時事問題
私は「金融危機で失った資産」などなく、
したがって「取り戻す方法」にも全く興味がありませんが、
「アメリカが環境バブルを仕掛ける」
という言葉に大反応して即買いました。
いま、読んでいるところです。

***

2009年12月のCOP15を境に世界経済の流れが大きく変わる可能性がある。
そして、この「人為的に仕掛けられた超巨大バブル」に踊らされれば
一生立ち直れないほどの損失を被りかねない。

***

これが著者の中原氏の鳴らす新たな警鐘です。

中原氏は、今回の金融危機の一因はマイロン・ショールズ
ロバート・マートンという2人の経済学者がノーベル賞を受賞した
ことだと指摘しています。

ノーベル賞という権威があったからこそ「金融工学」でリスクを
コントロールできるという幻想が蔓延し、結果として、
世界経済はどん底に突き落とされたということです。

中原氏は、本書の中で以下のように指摘しています。

*****

私の基本的な考えは、今後10年から20年にかけて、世界経済は、
緩やかな成長にならざるをえないということです。

しかし、実は、世界経済が一時的でも急回復するシナリオがあります。

それは欧米の「地球温暖化対策問題」による仕掛けが成功すれば、
2010年から2012年にかけて、
世界経済は新たなバブルに突入する可能性があるというシナリオです。

****

私は、ノーベル賞によって権威づけされた「金融工学」と、
ノーベル賞によって権威づけされたIPCCアル・ゴア氏を同列に論じ、
両者が、地球温暖化対策への訴えで、世界中の人々を洗脳し、
あらぬ方向へ世界経済を導こうとしている、」
という中原氏の考えには賛成しかねます。
ちょっと乱暴すぎるし、「温暖化は根拠がない」
と言うのは、論理的、科学的であるべきエコノミストとしては
いかがなものかと思います。

しかし、人為的に仕掛けられているかどうかは別として、
「環境バブル」なるものがが起こる可能性はあると思います。
そしてその危険性について、私たちは知っておくべきだと思います。

また、COP15が「世界経済やお金の流れを決定づける重要なもの」
であることを、私たちはもっと認識するべきでしょう。

また「排出権取引市場」が中原氏が言うような「あやしいもの」
にならないよう、さまざまな努力が続けられているということを知り、
私たち自身も「環境」という新しいビジネスチャンスを
健全な形でつかめるよう、またお金が良い方向に流れていくよう、
その本質を学んでいかなければと思いました。

「金融危機で失った資産を取り戻す方法」というより、
二度とあの過ちを繰り返さないために読む本、でしょうか。

金融危機で失った資産を取り戻す方法
中原圭介
フォレスト出版

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日産 2009年度上期及び第2四半期決算発表 当期純利益は90億円に  通期業績予想を上方修正

2009-11-04 22:59:39 | 時事問題
日産自動車は、2009年11月4日、2009年度上期、及び第2四半期決算を
発表しました。2009年度上期の当期純利益は、前年同期比92.9%減の90億円
(9千万USドル、7千万ユーロ)となりました。

主に主要市場における新車買い替え補助金制度、中国での販売台数増加
および日産リカバリー・プランの効果的な実行が寄与したとのことです。

2009年度上期の売上高は前年同期比30.5%減の3兆3,834億円(354億3千万USドル、254億ユーロ)、営業利益は、同50.5%減の949億円(9億9千万USドル、7億1千万ユーロ)、売上高営業利益率は2.8%、経常利益は同83.6%減の332億円(3億5千万USドル、2億5千万ユーロ)。

2009年度上期のグローバル販売台数は前年同期比14.6%減の162万3千台。

社長のカルロス ゴーンさんは、
「当社は引き続き、不安定で不確実要素の多い経営環境でビジネスを
行っている。2009年度上期の日産の業績は明るい材料であり、
リカバリー・プランが順調に進んでいるということを示しているが、
世界市場での景気回復が持続的なものであるという確認ができるまで、
引き続き慎重な見通しを維持していく。」
と述べました。

2009年度第2四半期(2009年7月~9月)の当期純利益は、前年同期比65.3%減の255億円(2億7千万USドル、1億9千万ユーロ)、売上高は同25.9%減の1兆8,685億円
(195億7千万USドル、140億3千万ユーロ)、営業利益は同25.4%減の833億円
(8億7千万USドル、6億3千万ユーロ)、売上高営業利益率は4.5%、経常利益は同50.7%減の593億円(6億2千万USドル、4億5千万ユーロ)。
第2四半期のグローバル販売台数は、90万1千台となり、前年同期実績を6.8%下回っています。

同社は、2009年度、グローバルに新たに8車種を投入します。
下期には、中東向けパトロール、日本向け新型フーガ、軽自動車ルークス、
アジアでのグローバルコンパクトカー、そして米国向け370Zコンバーチブル
の5車種が投入。

さらに、2009年度通期業績予想を上方修正し、
下記の通り東京証券取引所へ届出を行っています。
(2009年度下期の想定為替レートは1USドル85円および1ユーロ130円)
(通期では1USドル90円および1ユーロ131.6円)

売上高 :7兆円 (777億8千万USドル、531億9千万ユーロ)
営業利益:1,200億円 (13億3千万USドル、9億1千万ユーロ)
当期純損失:400億円 (4億4千万USドル、3億ユーロ)
研究開発費:3,950億円 (43億9千万USドル、30億ユーロ)
設備投資額:3,250億円 (36億1千万USドル、24億7千万ユーロ)

(参考・従来予測)
売上高:6兆9,500億円 (731億6千万USドル、556億ユーロ)
営業損失:1,000億円 (10億5千万USドル、8億ユーロ)
当期純損失:1,700億円 (17億9千万USドル、13億6千万ユーロ)
研究開発費:4,000億円 (42億1千万USドル、32億ユーロ)
設備投資額:3,500億円 (36億8千万USドル、28億ユーロ)


NHKスペシャル 永田町・権力の興亡

2009-11-03 20:04:33 | 時事問題
昨日はNHKスペシャル 証言ドキュメント 永田町・権力の興亡
第3回 2001~2009 小泉 そして 小沢 “民意”をめぐる攻防

を観ました。

小泉政権のときのフィーバー(死語?)をふりかえり、あらためて、
あのとき、小泉さんを褒め称えていた人たちが、自分自身へのへの
反省などなく、平気で小泉さんへの批判をする無責任を感じ、無常観。

そして、不遇の時代に小沢さんに冷たかった人が小沢さんを褒め称え、
すり寄る姿にも無常観を感じる。

郵政選挙のときの熱狂ぶりと、2009年8月30日の総選挙のときの熱狂は
内容は違うけれど、少し似ている気がしました。

郵政選挙のときも、世の中が「閉塞感」が満ちていて、それを打ち破るように
自民党の異端児 小泉純一郎氏が登場しました。
そして、ほとんど国民の熱狂的支持だけを後ろ盾に、古い自民党を破壊。

熱狂に支えられた小泉が真に壊したものとは何だったのでしょう。
小泉さんは未だマスコミの前には出ません。
今が時期ではないということは、「機をみる」「世の中の風をみる」ことに
長けた小泉さんのことですから十分に承知しているのでしょう。
ただ、回顧録が出たら読みたいです。
小泉さんがやりたかったこと、できなかったこと、当時考えていたことを
ものにしたら、活字ならばピューリツアー賞ものなのではないかしら。

一方で、瀬戸際から政権交代の実現にまで持ち込んだ小沢さん。
当然ながら、今最も注目され、マークされている政治家。

「優しくて義理固い人」との評判ですが、その著書やこれまでの道のりを
みると「怪物」だと思います。
こちらも、本当にものにした記者はピューリツアー賞ものでしょう。

それにしても、55年体制終焉(えん)後の16年とは何だったのか。
今回の政権交代とは何だったのか。これから日本はどうなるのか。
いろんなことを考えずにはいられない良い番組でした。

内容も証言を積み重ねた、厚みのあるもので見事でしたが、
編集、音楽などの良さに唸りました。
特に、最後、歴代総理の「国民のために」という発言部分を
ニューシネマパラダイス風にひたすら連続してつないだところは、
やりすぎかなと思いながら「さすが」と思いました。
この手法を使うことで、ちょっとシニカルさが加わり、
私たちが考えるのりしろが生まれたように思います。





高学歴内閣?

2009-09-17 08:12:57 | 時事問題
朝、旦那と閣僚さんのプロフィールをチェックしながら、
「凄い学歴だよね~」
(鳩山さん含め東大卒、7.5人、京大2人)
(7.5人というのは中退の方がいるから)
と話していました。

高学歴=優秀、とは限りませんが、
「脱官僚」するには、それなりの「理論武装」が
できないといけない、
そんなタイプの閣僚さんなのかな・・と思いました。
弁護士さんとか?
(ありきたりな感想ですみません)

あと、これも能力には関係ないけれど、
麻生さん、鳩山さんと、
「とてつもなくお金持ちな人」
が総理大臣になりました。

あくまでも個人的な感想ですが、やはり麻生さんには
庶民の気持ちはわからないと感じたのですが、
果たして、鳩山さんは、実際にどこまで国民の身になって
総理大臣できるのか、ちょっと注目です。

「略奪婚」については、仕事さえちゃんとしていれば、
それで良いと思うのですが。



焼け落ちた政治史の舞台 旧吉田茂邸火災に思う

2009-03-22 20:53:39 | 時事問題
旧吉田茂邸が、ほぼ全焼したというニュースを聴き、寂しく思いました。
「混乱期のリーダー」にふさわしい人であったのではないかと思います。
日本で5回にわたって内閣総理大臣に任命されたのは吉田茂ただ1人。
叡光院殿徹誉明徳素匯大居士という戒名が示すように、叡智に溢れ、名誉を尊ぶ人柄が、さまざまなエピソードを通じて伝わってきます。

聡明な頭脳と強いリーダーシップ。
混乱する現代にも、こんな大物のリーダーが必要だと思いながら、「小説吉田学校」でも読み返そうかなあと思っています。

現役のときは勿論、引退後も大磯の自邸には政治家が出入りし、政界の実力者として影響を及ぼしたことから、今回消失した旧吉田邸は、日本の政治史の重要な舞台であると同時に、とても美しい邸宅、庭園だったとのことです。

大磯観光協会のHPでその様子がわかります。

http://www11.ocn.ne.jp/~oiso/


小説吉田学校〈第1部〉保守本流 (人物文庫)
戸川 猪佐武
学陽書房

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飯島愛さんと「プラトニック・セックス」 そして愛について

2008-12-27 21:35:54 | 時事問題
新聞やテレビ、週刊誌でも報じられている通り、飯島愛さんが36歳で天に召されました。

飯島愛さんの「愛」という名は本名ではなく源氏名だったそうですが、実際の子ども時代や青春時代は、「愛」とはほど遠かったのではないかと、その著書「プラトニック・セックス」からは読み取れます。

「プラトニック・セックス」は、中学時代から学校へほとんど行かず、万引き、カツアゲ、家出にシンナーを繰り返し、やがて、水商売へと向かった飯島愛さんの自伝。その衝撃的であまりにも赤裸々な内容から、さまざまな憶測や物議をかもし出しましたが、ベストセラーとなりました。

中学時代のエピソードとして書いてあったものにこんなものがあります。

両親に褒められたい一心で、嫌いな勉強に励んだ中学1年のときは、成績が学年で10番以内。しかし、苦手な数学で90点を取って喜び勇んで、答案用紙を母親に見せても「4問も間違えているじゃない。どうしてできなかったの」と。14歳で家出してから23歳まで一度も両親とは会わなかったそうです。

「愛」と呼ばれるようになったのは16歳だったということです。16歳で水商売でを始めた飯島さんは、そこから(俗な言葉になりますが)どんどん堕ちていきます。愛ではなく、お金と男性、そして孤独に囲まれた日々が綴られてあり、涙が出ます。

あくまでも、一般論ですが、幼い頃、ちゃんと愛されていない人は、愛されることに貪欲になると言われます。

好きな男性と身体を重ね、そして帰ってしまった後は、寂しさで狂いそうになってしまう。寂しさを埋めたくて、どうでもいい男性と遊ぶ。それを繰り返し、どうしようもなく心の中の空白が広がっていく。それを埋めたくて、また誰かと肌を合わせる。優しい気持ちになって、人を好きになっても、裏切られて、傷ついてしまう・・・。

そう飯島さんは著書の中で、語っています。

私はこの本を読んで「機能不全の家庭に育った女性」がたどる、もっとも不幸な道だと思いました。

「愛する」ということは、人間にとってとても大切なこと。
子ども時代の愛情とは惜しみなく、何の代償も求められず、注がれてるべきもの。
正しい愛し方も愛され方も学ぶことなく大人になった飯島さんは、テレビで元気に活躍されていた頃も、なんとなく無理をしているんじゃないかな、と思えました。
「とても人に気を遣う」「細やかな気配りをする」方だとお聴きして、さらにその思いは強まりました。

さて、私は専門家ではありませんが、長期の対人関係の外傷を背負った方は、慢性的な安全の感覚、信用、自尊心などの損失が起こるという説があります。
しばしば外傷にさらされた子供は、発達の混乱、素行問題、愛着関係の問題に苦しむことが多いとされます。

繰り返しますが、私は飯島愛さんを知りませんし、専門家ではありません。飯島さんの死は子ども時代の経験と結びつけることが強引であることも承知しています。今私が感じていることは、まったく的外れかもしれません。

ただ、いま、思うことは、ひとりの母親として、「子ども時代は二度と戻らない」
という強烈な思いと、いまこの瞬間も愛情を与えられずに育っている子どもたちがいるという事実。

そして、飯島さんが、人に対して優しかった、友達を大切にした、ご両親とも再び交流があった、という話を聴いて、何よりも飯島さんが「愛すること」の大切さを理解していたように思えてなりません。

どうぞ安らかに眠ってください。

プラトニック・セックス
飯島 愛
小学館

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北極海の氷の異変について

2008-08-28 22:04:59 | 時事問題
NGOの仲間から聞いて、かなりびっくりしたので
思わず即ブログにも書いています。

昨年9月、北極海の夏の氷の面積が史上最小面積となったことは
皆さんご存知かと思います。

それまでの最小記録は2005年のものでしたが、
その時の面積より、日本3つ分もの面積の氷が解けてしまったとのこと。

以前もご紹介したかと存じますが、
北極海の氷の状況はインターネットで確認することができます。
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/cgi-bin/seaice-monitor.cgi?lang=j

NGOの仲間の話では、つい先日まで2005年と同じような推移だったのが、
ここに来て一気に融解が加速。史上最小面積の昨年を更新しそうな勢い
なのだそうです。

■こちらのグラフをみるとよくわかります。
グラフ→ http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm

特に、マスコミのみなさまに、こうした現象に注目をしていただく、
節にお願い申し上げます。

おはようございます。地震の際の避難に思う

2008-07-24 08:18:37 | 時事問題
おはようございます。

昨日の地震は怖かったですね。
また被災地の方々は眠れる夜を過ごされたと思います。
心よりお見舞い申し上げます。

昨日の夜、息子たちといっしょにいて
あらためて地震の際の避難についていろんなことを
考えました。

■近所、地域で、避難することが困難な方を
把握しておくべきと感じたこと。

■そのためには、都会的プライバシーよりも
昔ながらのご近所づきあいは復活してもいいと
個人的には思ったこと

■家具の固定はしていますが、まだまだ不十分なので
あらためてしておこうと思ったこと。
(小さなお子様やお年寄りがいる家は特に)

■お風呂の水は朝くんで、そのままおいておくのが
エコだし地震にもいいなと思ったこと。
日刊温暖化ニュースの知恵です)

あらためていろんなことを考えた夜でした。

被災地の方々は本当に大変かと存じます。

それではいってらっしゃいませ。



「テレビ大阪」ゴルフコンペ商品について

2008-07-05 09:56:52 | 時事問題
テレビ大阪が、社内の懇親ゴルフコンペの賞品として
スポンサーなどの取引先から電化製品などを
提供してもらっていた慣習を
見直すことを決めたこと報じられました。

「おねだり」
とはっきり書いたところもあります。

社内から批判の声が上がり
「誤解を招く恐れがある」
と判断したということですが、
これは賢明な判断だと思います。

「嫌な時代になったなあ~」
と思っている人も多いと思いますが、
そう思っている人は危ないです。

むしろ、いまはそういう時代なのだと
現実を直視するべきでしょう。

テレビ大阪によると、取引先への要請は慣例化していた
とのことですが、
公式コメントでは、
「違法行為ではなく、儀礼の範囲内だと思うが、
社外の協力を得てまで派手にやっているように誤解を受けた。
今後は誤解を生まないようなコンペにしたい」。

とのことです。

社内からの声を無視せず、
いま、それを決断したことは、
本当に賢明なことだと思います。

昨日の監査法人「粉飾の連鎖」

2008-06-29 12:11:39 | 時事問題
第3回「粉飾の連鎖」
…2008年6月28日放送

多額の不良債権に苦しむ東都銀行に手心を加えるようにという命令に、吉野さんがどうするか?というのがドキドキの展開。結局吉野さんは、健司と茜に、東都銀行の自己査定書を徹底的に洗い直すよう指示するわけです。
最近悪役(?)も似合うようになった竜雷太演ずる、東都銀行の国友頭取が、時代劇の悪役(おぬしもやるのお、ふぉっふぉっふぉみたいなかんじ?)みたいで金融スキャンダルにぴったりです。
そして、吉野さんは、東都銀行はすでに破綻しているとの結論に達します。

銀行家=真面目、誠実、手堅い

というイメージが崩れて久しいです。

ごくごく庶民的感想ですが、

「取引先や銀行はよく選ばなきゃなあ」
「会社は人で決まる」

とあらためて思う。

しかし、銀行も病院も学校も、とにかくなんでも、厳しい目で選ばないといけない世の中というのいかがなものかと思います。

「世の中をしっかりと見つめ 世の中の声に耳をかたむけたい」沖縄 嘉納英佑君(10)の詩

2008-06-23 23:41:15 | 時事問題
日経新聞 世界の出来事「しっかり見つめたい」 沖縄の小4嘉納君

23日の沖縄全戦没者追悼式で、
平和の詩「世界を見つめる目」を朗読した嘉納英佑君(10)。

世界各地の紛争や貧困を扱ったテレビ番組や写真集を見て、
「世界で起きている出来事をもっと知りたい」
と感じ、詩につづったそうです。

息子も紛争や貧困を扱った写真には、
何かを感じるのか、珍しく黙ってみていたりします。
まだ、はっきりとはわからないけれど
何かを感じるのでしょう。

「みんながしあわせになれるように 
ぼくは、世の中をしっかりと見つめ 
世の中の声に耳をかたむけたい」

と決意を表明した嘉納英佑君には遠く及ばないけれど、
こういう感性、考える力をはぐくんでほしいなと思います。

私たち大人も。

文部科学省発表 全国の小中学校の耐震化率62.3%に思ったこと

2008-06-22 09:14:57 | 時事問題
■2008年6月20日に文部科学省が発表した全国の小中学校の耐震化率

★耐震化率
小中学校については62.3パーセント(対前年度 3.7ポイント増)
★耐震診断実施率
小中学校については93.8パーセント(対前年度 4.4ポイント増)
★大規模な地震によって倒壊等の危険性の高い小中学校施設
10,656棟(約1万棟)と推計
(内訳)

四川省での記憶がまだ生々しい中、大規模な地震によって倒壊等の危険性の高い小中学校施設10,656棟(約1万棟)と推計、という数字は見過ごすことはできません。

学校施設は、児童生徒等が一日の大半を過ごす活動の場であるとともに、非常災害時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。

今後5年で改善というのでは、あまりにも遅すぎると思います。
最優先で取り組むべきことだと思います。


緊急地震速報について

2008-06-14 16:07:34 | 時事問題
気象庁のHPに「緊急地震速報について」というコーナーがあります。
このページでは、緊急地震速報に関する様々な情報を紹介しています。
緊急地震速報は、平成19年10月1日9時から一般の皆様への提供を開始されました。

今回の地震では、直下型だったため、間に合わなかった地域、少しの猶予しかなかった地域などがあったようです。

■関連記事
読売新聞「緊急速報」間に合わず、震源付近で揺れの数秒後

ほとんどの場合、地震速報を受け取ってから、本格的な揺れがくるまで「何をするか考える」余裕などありません。
ですから、あらかじめ、家にいるとき、外にいるとき、職場のときなど、ケースを考えて、具体的な行動を決めておく、できれば予行練習をしておくことをおすすめいたします。

また、お年寄りや身体の不自由な方などは、「地域ぐるみで」守っていくことが大切だと感じています。

被災地のみなさまのご無事を心よりお祈りしております。