WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

2000年9月18日「最初で最後の抱っこ」

2009-06-24 00:07:11 | 心と身体の健康・医療
久しぶりに夢をみたので、
「ああ、私は一度、このことをふりかえるべきなのかも」
と以前の投稿を再録します。

2000年の出来事のため、「元夫」は「夫」、
すべて当時の呼び方で書いていいます。
関係者のプライバシーには配慮したつもりですが、
もしこれを見て不快になった方がいまりたらお詫び申し上げます。

この文章は、以前書いたものを加筆訂正しています。
書くことで気持ちの整理をする勝手ををお許し下さい。

**********

2000年の新春、結婚5年目にしてやっと子供をさずかりました。

夫にメールを送ったところ、
すぐにカワイイ呼び名をつけてくれました。
はじめて、小さな命が身体に宿り、本当に嬉しかったです。

つわりで吐きながら、会社に通いました。
満員電車は辛かったけれど、子供が大きくなるのが嬉しかった。
犬の日、はじめての胎動。
そして産休に入り、いよいよでした。

私たちは夫婦は幸せの絶頂にありました。
はじめての子供を待つ幸せで舞い上がっていました。

夫の苦心作のベビーベットには、
赤ちゃん用の布団があり、新生児用の服も水通しをして、
病院へ持っていく準備も完了。

私のお腹をよく蹴る赤ちゃんの足は力強く、
「きっとかけっこが好きになるね」
とふたりで話しました。
そして、
「自然の中で遊ぼう」「運動をさせよう」
「お受験はいらないよね」
などと、3人の暮らしについて話ましました。

私たちは、本当に、本当に、幸せでした。

予定日の少し前、前駆陣痛で焦る私をリラックスさせるために、
夫が、ドライブをして漁港でお寿司を食べさせてくれました。

赤ちゃんは2500グラムを超え、いつ産まれてもいい状態でした。
男の子だと言われました。
名前は夫がつけました。
夫の名前から一文字とったその名前は
「人を繋ぐ」という意味をこめたそうです。


2000年9月18日(予定日)

いつものように、検診に出かけました。
とてもいい天気だったのを憶えています。

いつものように、冗談まじりで先生の問診を受け、
超音波による画像診断を受けました。

ふと先生の雑談が途切れました。

超音波の画像をみると、
赤ちゃんの心臓が動いていません。

一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。
でも、いつも、ぽこぽこと動いているはずの
心臓が動いていません。

動いていないのです。

先生がけわしい顔で、看護士さんに、
私を別室に移すよう指示を出していました。

別室に移され、おなかに機械をまいて、
看護婦さんが心音を探す機械の位置を必死で調整していました。

何度も、何度も、もうみつかりっこないのに、
それでも何度も探していました。
どんなに探しても、心臓の音は聴こえませんでした。

「どうか赤ちゃんを助けて下さい」
と私は神様に祈りました。

泣き叫び、半狂乱になりながら祈りました。

自分の命と引き換えにしてもいいと本気で思いました。

「お願いします」
「お願いします」

ずっと叫び続けました。

やがて意識を失いました。



目覚めたときには、心音を探す機械がありませんでした。

駆けつけた夫と一緒に、先生の部屋に行きました。
まだお腹は大きいけれど、
「赤ちゃんは亡くなりました」
と告げられました。

夫は驚くほど気丈でした。
私の手を強く握り締めてくれました。

「促進剤を投与して、亡くなった赤ちゃんを産みましょう」
と言われました。

「頑張って産んで、だっこしてあげようね」と
泣きながら、夫婦で話しました。

夜になって陣痛が起こりました。

練習した通りの呼吸法でしのぎました。
母親学級での練習が役に立ちました。
夫がずっとずっと腰を押してくれました。

分娩そのものも練習通りに出来ました。
助産婦さんの指示通りいきみ、
何回かいきんだのち、赤ちゃんが産まれました。

夫は死因の説明をうけました。
赤ちゃんの首には、へその緒が何重にもまきついていたそうです。
私はみていませんが、夫はそれを見なければなりませんでした。
彼はそのことを、それ以来、一度も口にしません。
どんなに辛かったことでしょう。
そして赤ちゃんはどんなに苦しかったことでしょう。

助産婦さんたちが、きれいなおくるみに赤ちゃんを包んでくれ、
やっと対面することができました。

そして最初で最後の抱っこでした。

親子3人だけにしてもらいました。
本当に、静かな、静かな時間が流れました。

静かに私たちは語り合いました。
その後、私たちに降りかかる苦悩は、
そのときだけは、待っていてくれました。

「私たちのところへ宿ってくれて有難う」
「お腹の中にいる間、とても幸せだったよ」
と言いました。

「それなのに守ってあげられなくて本当にごめんね」。

どんなに「不可抗力の事故」
「誰にも防ぐことは出来なかった」と説明されても、
赤ちゃんを守ることが出来るとしたら
母親の私以外いなかったと思いました。

そして私は、部屋から一歩もでられなくなり、
電話にも出ず、
何を見ても、聴いても、心が止まったままに
なりました。

そして、今年も9月18日がやってきます。
生きていれば、9歳です。
数えても仕方がないと思いながら、
やはり毎年年齢を数えずにはいられません。

いま、あなたを抱きしめることが出来たら。

仕事と育児に追われる中、
考え込んでしまう閑はなくなりました。
また、さまざまな人のお陰で、
9年経ち、私はやっと自分を責めなくなりました。

今でも、時に「暗い淵」へとおちそうになることがあります。
でも、それを天国の息子が喜ぶでしょうか?

断じてそれはない。
「悲劇のヒロイン」に私はなりません。

明るく、笑いながら、精一杯生き、
今の息子たちを育て、やりたいことをやり、
天寿を全うし、
母ちゃんの人生がどんなに面白かったかを
天国の息子に面白可笑しく語るのが楽しみです。

NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」 2月22日(日)

2009-02-16 21:16:00 | 心と身体の健康・医療
2009年2月22日(日) 午後9時00分~10時13分 NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」にとても注目しています。

いま、日本では、100万人以上の人がうつ病に罹っているとされています。

これまで「心のカゼ」と呼ばれ、休養を取り、抗うつ薬を服用すれば半年から1年で治ると考えられてきましたが、現実には4人に1人は治療が2年以上かかり、半数が再発するということです。

私がいるメディアの世界では、「心の病」はもはや、特別なものではありません。そして、はた目でみて「この人大丈夫かな・・・」と思うような、心身ボロボロの人も少なくありません。そして、特に働き盛りであったり、管理職であったりする方は、心身の不調を会社や周囲にはいいませんから、水面下にもぐってしまいます。多くの人が苦しんでいながら、本当に必要な人に治療がされていないのが現状ではないかと思われます。

医師の技量レベルにばらつきがあることも明らかになってきています。
こうした中、薬の処方を根本的に見直す取り組みや、難しい診断が一目でできる技術の研究が進んでいます。
また、「うつ先進国」のイギリスでは2年前から、国を挙げて抗うつ薬に頼らず、カウンセリングでうつを治す「心理療法」を治療の柱に据え、効果を上げているということです。

今回のNHKスペシャルでは、うつ病治療の最前線に迫るということで楽しみです。


五十嵐先生

2008-09-23 12:53:47 | 心と身体の健康・医療
「ストレスで眠れない~」
と騒ぎながら、なんのことはなく
毎日、グーグー寝てばかりいます。

昨日の久しぶりの五十嵐先生の診察でも、
何一つ申告するべき症状なく、
先生の笑顔だけみてかえってきました。

いっけん無愛想なんですが、
会話のセンスと笑顔が、
実にキュートなオジチャンです。

顔をみただけで、勇気が出て、
自信がつくのだから不思議です。
これは先生自身が、常に落ち着きながらも、
常に前に進もうとしていること、
志が高いこととも関係があると思います。

それにしてもメンタルヘルスに関して、
先生から教えていただいたことは、
私の宝物です。

先生に出会えなかったら、
私はまだ休職していたかもしれない・・・。

上手くいえないんですが、
患者が自分の力で、ストレスマネジメントとは、
心身ともに元気でいるためには、
いったい、どうしたらいいのか、
自分自身で考えるように導いてくれる先生です。

■関連投稿
五十嵐先生のプロフェッショナリズム
http://blog.goo.ne.jp/mamiko-kouhei/e/fb3e6fcc9292b6c5066523353adcc368

ちょっと早いけれど、おやすみなさい。

2008-07-09 20:09:44 | 心と身体の健康・医療



本日もご来店有難うございます。

昨日、ちょっと寝不足をしてしまったのと
吐き気と蕁麻疹がダブルでてしまったので、
今日は閉店しますう~。

みなさんも、サインが出たら休養ですよお!

やっと一週間も折り返し。

どうぞご無理なく、持続的に・・・。

サミット・ウォッチングは明日、ある程度
メディアが出揃ったところで~。


おやすみなさい。
いい夢を!

会社で心を病むということ。

2008-07-04 08:07:36 | 心と身体の健康・医療
会社で心を病む人が年々増加しています。
「社員を大切にする」
という日本型経営の精神は影をひそめ、
能力主義、成果主義という名のもとに、
自分で働き方を決められる自由裁量権は低いまま
仕事量だけが増えるという現象が起きています。

私は「自由裁量権」「権限の委譲」というのは、
ストレスなく働き、成果を出すためには、
大切なことだと思います。

ここ数年のうつ病などによる自殺者増加は、
それを反映したものではないでしょうか?

近年「うつ病」という病名が多くの人に認知され、
企業もその対策に重い腰を上げるようになってきました。
しかし、いまだに心の病に対する認識は深まっていません。
また本来高い専門性を要求され、会社や管理職に対して、
専門家の立場から、きちんとアドバイスができる産業医も
残念ながら、ごく僅かです。

心の病というのは本人が努力してなおすものと私は考えます。
しかし、企業が変わらない限り、本当に心の病をへらすことなど
決してできないのです。

この本の中で「自己愛傾向の強い管理職」について触れられていました。

ちょっとでも否定されると感情的になり、
それを否定するのにやっきになる。

仕事の成果は、すべてじぶんひとりの力だと思い込む

陰で弱者に対して横柄にふるまうが、
それは劣等感の裏返し

強い立場の人間にはおびえて
必要な報告すらきちんとあげられない。

自己愛傾向の強い管理職は「部下を潰す」管理職です。


会社で心を病むということ
松崎 一葉
東洋経済新報社

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復職する側、受け入れる側双方の視点で書かれた「アエラムック 職場のうつ」すごく役立つよ!

2008-06-21 18:59:32 | 心と身体の健康・医療
この本を読んだきっかけは、復職支援プログラムとしてリワーク・カレッジ® でのプログラムや、自宅での復職準備を行う方法として院長五十嵐による「一人デイケア」のメニューやポイントが紹介されているからです。そして私自身が、家から一歩も出られない状態から、一歩一歩積み重ねて、現在残業制限つきながら通常勤務、そしてやっと通常の給料にもどすことができた(これって結構大切)経験を持つからです。

まず、この手のムックとしては、おそろしくよくできた本です。まだ読んでいない関係者にはご一読をお奨めします。

かなり売れたようですが、それだけメンタルヘルス問題が企業にとって、かかせない問題だからだと思われます。

うつ病に関する基本的内容も書かれていますが、 眼目の「復職」に関する体験談には、うつ病で悩む人の葛藤や 復職後の励みになっていることなど、とりわけ、休職から復職して8ヶ月ちょっとで、第2の壁にあたった感のある私には、大きな学びがあります。

うつ病からの復職は難しく、再発、再休職、最悪退職に至る人が少なくありません。そんな中、1年の休職を経て復職して8ヶ月経った私は成功例であるといえるでしょう。それを感謝しつつ、それでもあたってしまう壁について考えました。

いったい何が復職者を苦しめるのか?

また受け入れる側の戸惑いは何か?

ひとつこの本を読んであらためて感じたのは、受け入れる側には大きな戸惑いがあり、知識のなさから不適切な行動をとってしまうことが、管理職ですらあること。すなわち職場のメンタルヘルスに関して、管理職教育が大切であるということ。

と同時に私たち復職者もさまざまな意味での学びが必要であり、受け入れる側、戻る側、双方の努力と理解、コミュニケーションがあってはじめて、復職が軌道にのるということです。

日本のトップ企業のうつ対策アンケート内容を読むと、働き盛り世代がどんどん職場離脱している現状を受け入れ、 今後、大企業だけでなく、中小企業の人にも、 職場環境の見直しを考えてもらいたいと思いました。


職場のうつ―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験 (AERA Mook AERA LIFE)

朝日新聞社出版局

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気持ち悪い、やっぱり。だめかも。

2008-06-21 00:14:51 | 心と身体の健康・医療
「役割が不明確」
「朝令暮改が多い」
「責任転嫁」
「弱者を苛める」

ふう。

ああ、やっぱり、もうだめだ。

どうしても、気持ち悪い、吐き気が止まらない。

お師匠は絶対に気づいてくれるはずだから、
頑張って持ちこたえねばとは思ったのだけど。

だめそうです。

月曜休んだらごめんなさい。

昨日試みてみたら効きました。―「からだ」をほくせば「こころ」の疲れも取れる

2008-06-17 21:09:21 | 心と身体の健康・医療
ふだん考えていることに近いので、買って実行してみたら、
結構効いた気がしますう。

特に「操体」とやらが気に入りました。(簡単だし)

とりあえず、身体がかちんかちんだと、
心もかちんかちんになりますから、
なんらかの方法で身体をほぐすには良いと思います。

また、例の「セロトニンウォーク」なんですが、
結構詳しくのっていますよん。

先日、ご紹介した「ガムをかむだけで良い」というのも、
あながちあやしい話ではなさそうですが、
ちょっと自分で人体実験してみますので、
まだ信じないで下さい。

ちなみに、散歩で頭がすっきりするというのは
私は、体感しています。

あるっこう、あっるこう~。

こころの疲れ解消バイブル―「からだ」をほくせば「こころ」の疲れも取れる (日経BPムック 日経ヘルス別冊)

日経BP社

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ナイスチャレンジだよ。母のダイエット。

2008-05-25 17:06:09 | 心と身体の健康・医療
母がダイエットに目覚めた様子。
これは、元気になっている兆候です。
娘がいうのもなんですが、素材が良いのですぐに結果でるかな!
体重が減って調子にのった母から
「アンタちょっと太ったんじゃないの?」
と突っ込みが入り、やば!!

私も食事のバランス見なおしたり、
毎日の積み重ねで健康体つくらないとね!

写真は今日のお土産。ジムバッグ。
白金 デヴァンにて購入。

私は「寝る前にモノを食べない!」と本日強く決意。
変えなければならないのは、体重というよりは、
ストレスたまって、少し乱れた生活習慣だな。
3食はきちんと食べ、それ以外は食うな!
そしてよく歩け!じぶん。

母も、きちんと食べて運動をしているようなので安心。

「心の病」対策は、企業の危機管理となった。

2008-05-24 12:03:17 | 心と身体の健康・医療
YOMIURI ONLINE「心の病」労災 最多268人
自殺は4年前の2倍…07年度

を読んで・・・。

職場でのストレスなどが原因で「心の病気」となったとして、
2007年度に労災認定を受けた人は前年度比3割増の268人で、
過去最多となったことが23日、厚生労働省の調べで
わかったことを報じています。

これだけ騒がれていながら、
企業も対策をとっているようにみえながら、
どんどん増えていくのは、なぜなのだろうと考えました。

個人的に情報収集を続けて行くうちに
お知り合いになった方の中には、
未だ休職をしていたり、仕事を辞めてしまったり、
中には死んでしまった人もいます。
(反対に、元気になり、以前と変わらない生活を
おくっている方もたくさんいらっしゃいます。)

そんな中、感じたことがいくつかあります。

まず、企業もさることなばら、専門医の中ですら、
勉強不足から患者を追い詰めている例が多々あること。
そう、自分たちが「対策」だと思ってやっていることが
かえって事態を悪化させているのです。
中には「会社が殺したようなものだな」と思うような例もあり、
そうした例ではその後労災認定がなされているように思われます。

企業におけるメンタルヘルスというのは、
私の考えでは、高い専門性、能力が問われるものであり、
人事、労務、厚生の知識と、精神医療双方の最新情報を、
日々勉強し、使命感を持って仕事をしないと、
決してつとまるものではないと思います。

精神科のお医者様はたくさんおられますが、
それぞれ得意分野があり、
精神科医であるからといって、高度な知識と判断を要求される、
企業のメンタルヘルスのスキル有しているわけではありません。

メンタルヘルスへの対処を誤ったがための企業の損失は
はかりしれないものがあり、心の病の問題は、
いまや企業の危機管理んお問題となりました。

これから、メンタルヘルス対策をなさる企業のご担当者は、
ぜひ、それを念頭におき、
高い能力をもった専門家の助言をもとに、
実効性のある対策をとられることをお願いいたします。


ワーキングウーマンのバスタイム

2008-05-13 21:31:55 | 心と身体の健康・医療
こういう寒い日になると感じる、自分の冷え対策の甘さ。女性にとって冷えは天敵ですよね。だからみなさんお風呂大好きですよね~。
私はお風呂入らなきゃとか思いつつも、ふだんは忙しくて、シャワーにちゃちゃって入るだけなんですが、今日は次男のお風呂が終わり、長男が旦那と入ってくれたので、うひゃひゃひゃ~「ひとり風呂」ですう。小さい子供のいるお母さんたちは、この気持ちわかってくれますよね~。ひとりでお風呂に入るって至福の時間ですう。シアワセ。

ここぞとばかりに、例の「野獣風呂」を使用しようと思ったら、残り湯をさまざまなことに利用している旦那より却下されました。
野獣風呂、誰かにあげようかな。隣の席の後輩に、「彼女とどう?」ってあげようかしらん。(セクハラ?)

写真はこないだ行った温泉です。

風邪

2008-05-02 20:47:34 | 心と身体の健康・医療
気をつけていたつもりが、
久しぶりに風邪をひきました。
昨日夜から次男がおかしく、
今日は私が家に帰ってから発熱。

忘れた頃にやってきますね~。

幸い先にひいていた旦那が
回復傾向なので、
次男をひきついでくれ、
これから早めに寝ようと思います。

心の風邪も身体の風邪も仕事の風邪も
ひきはじめに治すのがいちばん!

おやすみなさい&有難うございます。弁護士さんについて。

2008-04-23 00:37:55 | 心と身体の健康・医療
本日もご来店有難うございます。

今日は光市母子殺人事件の元少年に死刑判決がでました。
この裁判をみながら、司法の場が一部の人の主義主張の場と
混同されていることに強い腹立たしさを感じました。
しかし一方でこの元少年は踊らされたようにも感じました。

彼のしたことには弁解の余地はない、と考えますが、
それでも、もし弁護団が依頼人(元少年)のことを
本当の意味で、考えて弁護していたならば、
彼の態度はもしかしたら違っていたかもしれないと考えました。

そして司法関係者のプロフェッショナリズムについて
考えてしまいました。

*****

私は離婚のときに弁護士さんのお世話になっています。
親権とあわせて2回あったのですが、
2回目のときの弁護士さん、杉浦先生との出会いが
とてもいい出会いであり、学びと気づきにつながりました。

杉浦先生は、決して愛想はよくなく、声は大きいし、
ちょっと怖いです。

しかし、いつも冷徹に現実を見据えて、
それに即した的確なアドバイスをする方でした。
そして何より、依頼人のことを本気で考えてくれる方でした。

その後、私は、周囲で誰かがトラブルにまきこまれると
必ずその先生に相談をします。

どんなときでも全力でいっしょに闘ってくれるその先生は、
みんなが心から頼りにする方です。

手抜きをしない先生はいつも大忙し。
いまでも、依頼人を叱り付けていることでしょう。
それでも私たちは先生を信頼してついていきます。

よく医者と弁護士は選べといいますが
私はこれはホントだと思います。

病気も裁判も、
本当ならばないほうがどんなにいいか。
でもこのふたつは、
万が一巻き込まれたときに
的確な対処をしないと
人生の致命傷になります。


そういう意味では、
五十嵐先という主治医と
杉浦先生という弁護士さんに出会えた私は
本当に幸せ者だと思います。

今日も通院のとき、
五十嵐先生の冷静なアドバイス、
腹の据わりっぷりに、
気持ちが楽になりました。
自信がわき、元気が出ました。

そして、
この人がいたから、私は元気になれた・・。
と心のそこから感謝しました。

と同時に、こうした方々の、
他とは一線を画したプロフェッショナリズムから
学ぶものは大きいなと思いました。

最近、幾人もの優れた方々の
背中をみながら、
自分は生きているのだなあと思います。

能力的にはかないっこない、
こうした先輩たち。
でも、その姿をしっかりみていよう、
一歩でも半歩でも、
近づけるように頑張ろう・・・。
そう思いながら、
おやすみなさい。

いい夢をみて下さいね。


内閣府男女共同参画局より配布されるPRビデオに五十嵐先生が出演!

2008-03-30 21:08:26 | 心と身体の健康・医療
久しぶりに虎ノ門メディカルケアクリニックのHPを拝見したら
なんと我らが五十嵐先生が、
内閣府男女共同参画局より配布されるPRビデオ
『ワーク・ライフ・バランスを知っていますか?~働くオトコたちの声~』
において、
“ワーク・ライフ・バランスの重要性 産業医インタビュー”
としてVTR出演されているとのこと。

それにしてもこんなに有名になっても、
以前と変わらずしゅくしゅくたんたん、
物事の核心をとらえた現実的で合理的、
奥深いアドバイスに患者は救われるのでした。

本当に不思議な先生です。

■関連投稿
五十嵐先生のプロフェっショナリズム
こちらです。