ひとくぎり

9月18日、5年前、出産予定日に天国に旅立った息子のお墓参りに行きました。
4歳の息子とふたりでは、フラッシュバック等の発作が出たときに危険だと躊躇していたところ、今年一緒に富士山清掃プロジェクトを行った、学生ボランティアグループのリーダーが運転手役を快諾。行くことが出来ました。
古田選手に似ている、大学生のＳくん、有難うございました。

毎年、PTSDの症状、フラッシュバックが連続して起こり、倒れていたのでましたので今年はこの期間を、夏休みに。静かに本を読んで過ごしたり、このブログに書いたり、お墓まいりをしたりした結果、無事にやり過ごすことが出来ました。

周囲で支えてくれた関係各機関、先生、カウンセラーさん、友達に感謝です。
そして何より天国の息子に感謝。
たとえ10ヶ月間でもあなたと過ごせた日々は幸せでした。

これでひとくぎり。
ママは前を向いて生きるからね。

また大切な人を亡くした多くの皆様、そのほか心に傷を負った方々に、少しでも、心の平安が訪れることを願ってやみません。
何かお役にたてることがあれば、ご連絡をいただければ幸いです。

夜、まんまるの月が綺麗でした。

喪失と癒し

2000年9月18日、出産予定日に、子供が天国に行きました。

当時は本当に大勢の方のお世話になりました。

しかし毎年この時期になるとフラッシュバックや、それに伴う発作（全身が硬直してしまう、意識を失う）などが怒涛のように押し寄せます。

私は普段は、複雑性ＰＴＳＤの治療をしながら、元気に忙しくしています。今は症状と闘いながら、天国の息子の幸せを願っています。

喪失による苦しみから癒されるには、専門家による適切な助言と周囲のサポート、
そして「時間」が必要です。

同じようなことで苦しんでいる皆さんの心にも平安が訪れることを祈ると同時に、自分は「ひとりじゃない」ことを忘れないで下さいね。