WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

長男、日光へ~特別支援学級に転校その後

2010-06-10 22:24:37 | 明るく発達障害の子どもを育てる
構想、半年。
準備期間一ヶ月。

昨日、品川区の特別支援学級の一大イベント、
日光校外学習に長男が出発しました~!

品川区の特別支援学級の三年生以上の生徒が
みんなで日光にいくというだけなのですが、
校長先生も一緒、説明会で日光学習帳という
ハンドブックを貰い、それに基づき、
綿密なる準備を行います。

言われた通り準備したら、あまりの用意周到ぶりに
バックパッカーならば、
一生暮らして行けそうな荷物になりました。

荷物、ではなく長男は、明日戻ります~。

冗談はさておき、はじめての校外学習で、
長男な何を学ぶのでしょう。
何かしら持ち帰ってほしいと母は願います。

それにしても、長男のことだから、
一日目に、家に帰らなくてはじめて、
「泊まりなんだ」と気づいたりして。

余談ですが、
前の学校で、長男の転校が発表され、
みんなが「えーーーー!」と驚く中、
いちばん激しく「えーーーー!」
と驚いていたのは、長男でした。
(^^;

特別支援学級

2010-05-08 15:51:42 | 明るく発達障害の子どもを育てる
に長男と遊びに、ではなく迎えに行きました。

少し前から感じていることですが
特別支援学級」という仰々しい名前とは裏腹に、
「特別支援学級」は特別なことなど何もない、
ほんの少し違いがあるだけの子供たちが
普通に勉強したり、遊んだり、
喧嘩したりしているところです。

先生方も「特別な支援をしています」
みたいなことはなく、熱意や愛情、
責任感をもって指導して下さっています。

「特別な支援」て何だろう。

私の常識では、「支援」には、
特別もなにもないんだけどな。

あ、でも、お上にお願い申し上げます。
あんまり名前ころころ変えないでね。
混乱するから。
もう十分混乱しているけれど(^-^;

お友達の親御さんから
「ごはん食べたり、お喋りしたり助けあっていきましょうね」
と話かけられ凄く嬉しく
「行きます、行きます」を連発。
ありがとうございます。

そして私自身に「親同士助け合う」
という視点がなかったなあと、公私共に反省。

特別支援学級へ

2009-10-27 08:09:43 | 明るく発達障害の子どもを育てる
以前、少し触れたとおり、長男、公平が特別支援学級のある
区内の小中一貫校へ転校する方向となり活動中。
昨日、11月のお休みを申請、学校を訪問する日の休みを貰いました。
夏場ではなく、比較的落ち着いている秋冬に活動すること感謝しつつ
「どこまで仕事に影響させずに乗り切れるだろうか」
「周囲に迷惑をかけないでやれるだろうか」
と思っています。

でもやるしかない。

息子にとって特別支援学級に転校することは、
私たち親がいま彼にできる大きなことだと認識しています。
今の学校では本当に良くしていただきましたが
さまざまな意味で、いまが潮時、というか、
「限界ぎりぎり」での転校の決断だったと思っています。

舵をきったのは今年の早春でしたが、動ける時期が限られ、
夏場は仕事が忙しく中断したので、
結局、秋冬にもつれこんでしまいました。

私が会社勤め、夫が自営という中で、
なんとか長男(7歳)と次男・英博(2才)を育てていくためには、
長男が通う学校が、小中共に特別支援学級があり、
かつ公平にとっての「徒歩圏」(迷わず帰ってこれる距離・道)
に住むことが不可欠なため、引越しもしなければならない。

私にとっては、本当に大きな、大きな決断でした。

とにもかくにも、進むべき方向は決まったのだから、
前に進むしかない、やるしかないのです。

こうした事情を上司や周囲に今日、あらためて話します。
極力迷惑をかけないようにするつもりだけれど、
絶対かけないということはありえないので、
周囲にはきちんと説明をしておくべきだと思っています。

みなさん色々と有難うございます。


保護者会

2009-07-04 14:37:11 | 明るく発達障害の子どもを育てる
保護者会に行ってきました。

我が長男は現在7歳(小学2年生)。
自閉症と精神遅滞、言語発達障害などで、
愛の手帳を持っているハンデキャッパーです。

少し前に担任の先生から電話があり
「最近、クラスのお友達が、みんなで●●くんを
支えていこうという雰囲気になっているので、
保護者会で私からもそういうことを説明しますが、
お母さんからもお話していただけますか」
というお話をいただき、
良い機会だと思い、お話をさせていただきました。

話した内容
●日頃のお礼
●日頃迷惑をかけているお詫び
●息子が持つ障害についての説明
●普通学級にチャレンジしてみたけれど、
結果的に難しかったので、当初の予定
(1~2年で様子をみて判断する)通り、
特別支援学級に通う方向で転居を含めて
転校を検討中であること。
●残り僅か(学年末くらい)だけれど、
宜しくお願いしますということ。

先生の説明がとても前向きなもので
とても嬉しかったのと、
みなさんに迷惑をかけているということ、
それにも関わらず、クラスのお友達がとても暖かく
有難いことが交錯して話しながら、
涙ぐんでしまいました。

また、ふだんの私(特に仕事で)を知っている人は
驚くであろうほど小さくもなっていました。

私はふだん「福祉」に関係する仕事をしています。
「さまざまなハンデを持つ方々が、社会参加をしたり、
より良い暮らしができるようにどんな支援ができるか?」
などを考えるのが仕事。
そんな環境であるから、障害を持つ方は、
たまたまハンデを持っているだけの「同じ人間」
(あたりまえですが)であり、
「支援をする側」「される側」
という立場を越えて、共に生きていく社会を
理想としています。

しかし「障害者の親」という立場の私となると、
難しいです。
やはり「迷惑になっちゃいけない」という意識が働きます。
また「知的障害者」に関して当事者である私は、
今の自分(プロになりきれない)では、仕事ではまずい、
と思っていたりします。

まあ、いろんな想いが交錯してしまったわけです。

そんな中、挙手して、
「転校しなくてもいいんじゃないですか?」
と仰ったお母さん、
「そんなに小さくなることないんですよ」
「謝ることなんかないんですよ」
と仰ってくれるお母さん方がいらして、
有難さにトイレで号泣。

勿論、厳しい意見もあることも、
表情から読み取れたり、そんなことも含めて
学びの多い保護者会でした。

みなさん、有難うございます。


先生有難うございます。 

2008-11-11 22:19:08 | 明るく発達障害の子どもを育てる
さっき、ランドセルをあけて、
長男がいつも学校から持って変えるプリントをみて、
涙が止まらなくなりました。

足し算の下に、同じ数の●があり、
それを数えると、
長男は答えを出すことができます。

2   +  4    = 6
●●    ●●●●

数字の下に●を同じ数書くことはできる。
そして、それを数えることはできる。
この方式で、プリントの答えを出していたのです。

どんなにできていなくても、
いつも名前のところに、
大きな花丸をつけてくださる先生。

今日は、●を数えたあとに、大きな花丸。
そして、花丸の横に、アンパンマンの顔と
メッセージがありました。

「こうちゃん、すごい!
しっかり数えられましたね!」

何度も、何度もそのメッセージと、
長男が数えた、たくさんの●をみました。

有難くて、有難くて、涙が止まりませんでした。

先生有難うございます。

家でも、数える練習を、繰り返し、根気よく
やっていこうと思います。

「先生」という仕事は本当に素晴らしい職業だと
あらためて思いました。

同時に、やり方をくふうすれば、
わからないことがわかるようになる。
できないことができるようになる。
そのことを長男は私に教えてくれました。

うんことしょ!どっこいしょ!

2008-10-27 22:16:07 | 明るく発達障害の子どもを育てる
この土曜日にある、学芸会(学習発表会)で
長男のクラスは、
『大きな蕪」をやるそうなのですが、

蕪を引き抜く掛け声がどうしても、
これになってしまうのだ~。

たぶん、本当に台詞は違うのだと思うのだけど。

本人はいたって真面目なんですが・笑。

学業にはかなり遅れをとっている中、
日々の忙しさにまぎれて、
彼の持つ障害(自閉症・発達障害)から、
つい目をそらそうとしている自分に
ふと気がつき、はっとしました。

明るくすること=ごまかすこと

になっていないか?
問題を直視することから逃げていないか?

悩んでもいい、苦しんでもいいから、
もっと向き合い、問題を直視する姿勢が
自分には必要だと、思いました。

まずは、学芸会、頑張れ!

発達障害のある子供の授業参観

2008-10-11 17:59:11 | 明るく発達障害の子どもを育てる
元々は予定があったのですが、
やはり見ておいた方が良いと思い、
授業参観に急遽参加。

やはり観ておいて良かったと思いました~。

勉強の苦労(先生も周りも本人も)はほぼ予想通り。

ただ、
「座っていよう、静かにしていよう」
という努力は偉いと思いました。

また、もともと仲良しなのは知っていたのですが、
担任の先生との信頼関係が築かれているので、
安心して授業を受けられていること、
お友達の態度の立派さには感動しました。
だから学校が嫌にならないんだなあ~。

なんで6~7才の子どもが、こんなにも柔軟に
「違い」を受け入れて、
遅れているクラスメートを応援することが
できるんだろう。

これはホントに凄いことだと思います。

さて「視覚優位」
(目から入った情報の方が脳に伝わりやすい)で、
耳から情報を認識・理解するのが、
非常に苦手な長男には
「聴覚だけで」
先生の話を理解するのは難しい様でした。
とはいいながら、周りをみながら、
やるべきことを、やっていたり、
先生がちょっと仕草をしてくれたり、
お友達が教えてくれたり・・・。
周囲の配慮に感謝です。

そんなことを思いながら、
「彼の弱みを強みに変えるには?」
「強みを生かすには?」
と必死で観察しながら脳をフル回転させていたら、
ちょっと具合悪くなっちゃった。

まだまだ先は長いから、落ち着かねば~。
そして、「どうせ出来ない」
と決めつけることだけはするまい、
凹んでひきこもることだけはするまい、
とあらためて心に誓いました。

みなさん、有難うございます~!

おやすみなさい。弱みと強み。発達障害の息子の武器は何か?

2008-08-03 22:54:27 | 明るく発達障害の子どもを育てる


本日もご来店有難うございます。

今日は「篤姫」そっちのけで息子のパソコン教室でした。

これまで数字を中心に教えていたのですが、
そろそろいいかなと思い、
「かな入力」で文字の入力を始めました。

息子は言語と知能に発達の遅延が伴う自閉症児です。

そして聴力に異常はないのに
「耳から聞いた情報」を認知するのが苦手で
また言葉として発信するのも苦手です。
これは彼の弱みです。

しかし、一方で、
「視覚優位性」という武器を持ちます。
しかしこの武器は日常生活では
「視覚の刺激が多いと混乱する」
ということもひきおこします。

ですから、彼が学習する場所は視覚的な刺激が
少ないところが望ましいようです。

そして小さなものをみつけることが得意です。
自分が興味を持って探そうとしたときの目のよさは
本当に凄いのです。

今回「かな入力」でそれが発揮されました。
なんとなく予測はしていたのですが、
通常のキーボード上にある小さな「かな」の文字を
探すのがまったく苦にならないらしいのです。

一時間ほど集中して、名前などを練習していました。

他の字を書いたり、計算したりする苦手なことも
ちゃんとやることを条件に、
これからもパソコンを教える約束をしました。

学業ではおそらく学校ではびりでしょう。
それでも毎日頑張って、勉強は続けています。

通常の学業で甘やかすつもりはありませんが、
言語を表現することがどうしても難しい彼にとって
表現手段がひとつ増えたり、
自信の源になるといいなと思いました。

「目がいい」「観察力がある」
この強みをどうやって彼の武器にできるかを
考えてみようと思いました。

彼の目にはこの世の中はどうみえて、
彼の耳にはこの世界の音はどう聞こえて
どう脳に伝わり認知されているのか?

視覚優位性は日常生活では気が散って
不利に働くことも多々あります。
しかし、それを武器にする方法が必ずある筈。

そんなことを考えながら、おやすみなさい。

おやすみなさい&有難うございます。息子の一学期が終わります。

2008-07-18 00:56:33 | 明るく発達障害の子どもを育てる


本日もご来店有難うございます。

明日で息子は一学期が終わります。

勉強はかなり遅れがちでしたので
夏休み頑張らないとですが、
お友達もできて、学校にも慣れ、
息子なりに頑張りました。

そのことを褒めてあげたいと思います。

と同時に私自身もここをひとつの区切りとして、
今後の彼の教育、療育について
もういちど冷静に考えていこうと思いました。

とりわけ、彼のハンデにそくしたカタチでの
学習や日常生活での支援を考えていこうと思います。

そして何よりも明るく、前向きに、
子供たちを支えていければと思っています。

みなさまも、ご家族、お子様など
それぞれに、さまざまなご事情を
お持ちかと存じます。

私自身もそうですが、
絶望するとき、
もうだめだ
と思うときもあると思います。
そんなときは、
相談機関を利用したり
家族、友人などに話すなどして
孤立しないようにして下さいね。
同じ境遇の仲間をつくって語り合い、
支えあってくださいね。

孤立しないこと、思いつめる前に相談すること、
そんなことを大切にしてください。

すっかり仲良しになった担任の先生に
心からの感謝をこめて。
(明るくて面白くて、とてもフィーリングが合うよう
なんです。って勝手にすみません!)

それではおやすみなさい。

いい夢をみてくださいね!



お友達と保護者の方と先生方に感謝をこめて・保護者会

2008-07-10 22:02:47 | 明るく発達障害の子どもを育てる




本日もご来店有難うございます。

今日は長男の通う小学校の保護者会でした。

はじめに全体会があったのですが、
私はそこで、入学式に引き続き、
また具合が悪くなってしまいました。

発達障害児を持つ親にとっては、
他の親御さんと顔を合わせる保護者会は
不安を感じるものです。

「勉強の邪魔だと思われているのではないか?」
「足手まといだと思われているのではないか?」

そんなことを考えていたら、
胃が痛くなり、吐き気を眩暈がして保健室へ。

「このまま帰るしかないなあ~」

と思いながら、小学校の保健室で泣いちゃった。

教育委員会の特別指導教育係の人の心無い台詞が
頭の中でがんがん響いていました。

でも、どうしても、クラス会に出たい理由がありました。

息子のお友達たちが、本当に息子を暖かく受け入れ、
面倒をみてくれ、彼の進歩をみんなで喜んでくれている、
そのことのお礼を親御さんたちにしたかったのです。

私がいつも学校にむかえにいくと、お友達たちが
息子ができたこと、できなかったこと、
彼のいたずらなど、ことこまかに教えてくれます。

そして、心配そうに
「いつになったらしゃべれるようになるの?」
「どうしたらしゃべれるようになるかな?」
「病気なの?治るの?」
ときいてくれます。

上級生にはそれなりに、下級生には噛み砕いて、
自閉症とは、発達障害とはどういうものか
説明するとみんな一生懸命きいてくれます。
そして私は
「いつも有難う、これからも宜しくね」
というと
「まかせて!」
と明るい声で答えてくれます。

同じ保育園からいっしょだったお友達にいたっては
私がいつも
「宜しくね、宜しくね、しっかしりている●●ちゃんが
頼りだよ」
と言ってしまったがために、
病気で休んでいても、息子がちゃんとやっているか、
寂しくないかを心配してくれています。

私はこのことにお礼がいいたかったのです。

なんとか保健室から出てクラス会にいったら
とても暖かな雰囲気でした。

私はいつもみていて
「小学校一年生が、ここまで人を思い遣れるなんて凄い」
と思っているのですが、
自分がみたり、人づてに聞いた、
そうしたエピソードをお話すると
親御さんは
「えーあの子が???」
とびっくりされていました。

子供たちの力をあらためて感じた瞬間でした。

みなさん、本当に有難うございます。

解決しなければならない現実的問題はたくさんあります。

そしてもしかしたら、うちの子は、
今後の伸びによってはこの学校に通うことが
できなくなるかもしれません。

それでも、暖かく受け入れてくれて、本当に有難うございます。

それではおやすみなさい。



できるよ!

2008-07-09 21:15:42 | 明るく発達障害の子どもを育てる




「な」がうまくかけず、
「間違えた~」
と泣いてしまった長男に、
こんな話をしました。

*************

これまで、一生懸命練習したことで、
できなかったことはひとつもないじゃん。

運動会もエイサーも自分の名前かくのも、
朝の支度も、
はじめはすごく難しかったけど、
何度も嫌になったけど、
あきらめないでやったら、
ぜんぶできたよね。

小学生になって毎日宿題がんばったら、
字だって書けるようになったじゃん。

凄く頑張ってると思うよ。

いままでだってできたから、
これからだってできるよ。

落ち着いて、
「出来る!」って思って
書いてみなよ。

大丈夫、出来るよ!

一個ずつ、落ち着いて、自信を持って。

******

ママも一個ずつ、落ち着いて、
自信をもって・・・。

「出来る!」って思って頑張ろう!

できるよ!

2008-06-19 22:47:49 | 明るく発達障害の子どもを育てる
さっき息子に話したこと。

毎日、字の練習頑張っているけど、
苦手な字「そ」や「え」でつまづくと
「間違えた!」を連発して立ち直れなくなる。
今日は宿題なしだったので、
苦手な字を練習しようと思ったら、
おもいっきりどつぼにはまり
完全に凹んでしまったので、
オフにしてお話しました。

******************

●●は、凄く頑張ってると思うよ、ママは。
だから、明日からまた気持ち切り替えて頑張ろう。
ちょっと自信をなくすような言い方しちゃったのはごめん。
でも苦手なことから逃げないでほしかったんだ。

だってさ、これまで、頑張って取り組んだことで
できなかったことあった?

運動会だって、エイサーだって、名前だって、
あきらめないで頑張ったことはできるようになったよね。
無理だと思っていたことも、続けてきたら、できたじゃん。
思い出しなよ、できたときのこと。

なんで字を練習するかわかる?

例えば、おばあちゃんや●●先生や、お友達にや
しまじろうに
お手紙をかけたらうれしいよね。

お手紙をもらったら、●●先生、びっくりするよ。
きっと嬉しくて泣いちゃうよ。

字を読んだり書いたりすると、
本が読めるようになるでしょ?
トーマスもアンパンマンもなんでも読めるようになるし、
社長(次男)に読んであげることもできるじゃん。
読んだ本についていっしょに話すこともできるじゃん。
本が読めると、そこからいろんなことが勉強できるじゃん。
それでもっとおりこうになるんだよ。

だから世界中の子供は、一生懸命字をおぼえるんだよ。
でも字を習いたくても習えない子もいる。
私たちは、学校に行けるし、字を習えるし、
トーマスの本も読めるけど
それができない子がたくさんいることもおぼえていてね。

今度●●先生に手紙を書こうよ。
あと少しで自分が思ったことをかけるようになるでしょ?
そうしたら、先生に手紙を書こう。

パパもママもあきらめないから、いっしょに練習しようよ。

できないと思ったらできないし
できると思って練習したらできる。

ママは絶対にできると思っているよ。
だからいっしょに頑張ろう。

何があっても

2008-06-01 17:14:02 | 明るく発達障害の子どもを育てる
帰り道、長男の告白タイム。
彼とここまで詳しく会話できるのは
世界で私ひとりと自負しています。

彼が発した鍵となる言葉を頼りに、
何が辛いのか、何が気になるのかを探りあてる作業。
これをはじめて以来、大きく荒れたり
パニックしたりしなくなりました。

神社の境内にすわり、パズルと解いているうちに
長男が密かに辛かったこと、気になっていることが判明。
私は自分の親としての能天気さを感じました。
あとでパパと共有します。

「どうせこの子はわからない」
と思って周囲が言う何気ない言葉に、
実は傷ついているハンデを持った子供は多いです。

知的障害を持つ、私の弟は
「僕は生まれ変わったら、普通の学校へ行って
パイロットになります」
と繰り返す私に言います。
そう彼は自分が障害者であることを知っているのです。

それと同じように、長男も自分が特殊であることを
知っています。
それでも、彼が、人生に対して肯定的で、
周囲を愛し、自分も愛されるのは、
周りの方々の理解の賜物です。

それでも、ときには、ガス抜きが必要になります。

私を含め、周りがついつい忘れてしまうことは、
「喋れないからといって、
わからない、感じないわけではないこと」。
それを忘れてはならないと肝に銘じました。

何があっても、ママはあなたを守ると
約束したら、少しだけ笑顔が戻りました。

そう「何があっても」。

今日の宿題は「ほ」

2008-05-22 22:57:59 | 明るく発達障害の子どもを育てる
昨日は、なきながら「き」を仕上げた長男。
今日は、気合で「ほ」を書きました。

「き」の方が「ほ」より難しいですね。

明朝体は、発達障害児やディスレクシアの方にとっては、すごく大変なんです。
日本語の美しさは尊重したいけど、ゴシック体に統一されたら、きっとシンプルでみんな混乱しないと思うんですけどね~。

明朝体の文字をゴシック体の文字は彼らには別の文字にみえるのだと私は思っています。

長男の場合は、目がいいので、認知のハンデを目でカヴァーして、なんとか明朝体の「はね」を認識していますが、厳しい方は多いだろうなと思います。

がんばれ~!