WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

おはようございます。朝日、日経、読売、読み較べ「あらたにす」の試み

2008-01-31 08:43:27 | 経済とか経営とか
おはようございます。

いい天気ですね。

昨日は安眠に良いとされる「レタス」をスープに。
10秒で熟睡。
積んである、オッジ3月号が
まだ表紙しかみれていない・・・。
(この雑誌好きは持続可能な生活とは言えないですね!)

さて本題。

朝日、日経、読売、読み比べサイト「あらたにす
にいってきました。

「読み較べ」の名に恥じない、
3紙並べた、わかりやすいつくりです。
一面のトップでの扱いの順番もわかり、「読み比べ」に
重きをおいているのがよくわかります。

各社の社説も名物コラムも較べることができます。

このサイトは人気が出るだろうなあと思う反面、
ニュースのIT化の加速により、
さらに「情報格差」が広がるのかなあと思ったりします。

お年寄りやパソコンが苦手な人のため
なんらかのメディアの普及が急務だなあと思います。
でもそれが
「拡大した新聞」なのか、
「すごく操作の簡単なパソコンやPDF」
なのか、考えてしまいます。

パソコン嫌いの人に聞くと、
キーボードをみただけで難しそうだと
敬遠するそうです。
このブログの読者のほとんどは
ブラインドタッチだと思いますが、
あらためてみると
キーボードって複雑怪奇ですよね。

おっと時間です。

ではいってまいります。
お忙しい中、来ていただいて有難うございます。

今日も良い一日を!

森永 卓郎氏「日本は没落した」はハゲタカの言葉。が面白いです。

2008-01-22 20:31:45 | 経済とか経営とか
日本株の下落が止まらない中、
森永 卓郎氏のコラム「日本は没落した」はハゲタカの言葉
が面白かったです。

メディアに登場する評論家たちが
口を揃えて
「日本は没落した」
「日本に未来はない」
というのは下げきったところで
買い漁るハゲタカの片棒かつぎだとのことです。

いま株式市場で起こっている事態は
オーバーシュート、
つまり、
相場が行き過ぎた展開であると
森永氏はみているということです。

素人の私にもしごくまともな意見に聞こえます。

BRICsについての会話

2008-01-09 12:24:16 | 経済とか経営とか
ちょっと元気になり、
恒例のなぜなぜ問答がはじまる。

BRICsのSってどこの国~?なんで小文字なの~?」と私。

「知らないの?」と旦那(例によって軽蔑のまなこ)

「知ってますよ!
ブラジルでしょお?ロシアでしょお?インドでしょお?チャイナでしょお、
sはシンガポール??」と私

「ブリックスのスは、複数形のS!
シンガポールは毛色が違うでしょうが」と旦那

「ほおおーーー!だから小文字なのか、
シンガポールは差別されているなあと思っちゃったよ」と私。

ぶりっくすのすは、複数形のすだったのねえ。
なんでぶりっくじゃいけないんだろう。
そうだ、スーパーチューズデーの由来を知りたいんだった。
なんで火曜日なんだろう。

また「なぜなぜ?」の元気が出てきました・笑。

日経ビジネス 11月26日号「敵か味方かNPOビジネス」より社会起業家と呼ばれる人たち

2007-12-08 04:43:39 | 経済とか経営とか
取り急ぎ。
日経ビジネス 11月26日号にてNPO特集が組まれています。

ビジネス総合誌であるところの
「日経ビジネス」が特集を組むのですから、
やはり今日の日本において、
NPOの存在は無視できないものに、
なっているのだとあらためて認識しました。

冒頭のリード文はまさに「日経ビジネス」にふさわしいものです。

日経ビジネス11月26日号
「敵か味方かNPOビジネス」より

静かだが、しかし確実に「NPO(非営利組織)の時代」が来ようとしている。
小さな政府」に突き進む国や自治体に我々の生活を守っていく力はない。
国にも企業にも見捨てられた広大な領域がNPOの揺りかごだ。
担い手も変化し始めた。
「無償の善意が社会を救う」という幻想から抜け出し、
過ぎれたビジネス感覚を身につけた
社会起業家と呼ばれる人々が台頭している。
利潤追求を第一義としない新しい価値軸の登場は
企業社会を揺さぶる。
企業とは何のために存在するのか。
働くとはどういうことか―。
財政破綻に行政機能が麻痺しかけた夕張
NPO時代の幕開けをみた。

これまで私は「日経ビジネス」の先見性や慧眼に何度も、
目を開かされてきました。
今回も名特集です。
絶対オススメです。

ちなみに
社会起業家」の項目は、ウィキでは話し合い中のようで、

社会起業家(しゃかいきぎょうか)は、社会変革の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。
社会的企業家(ソーシャル・アントレプレナー, Social Entrepreneur)ともいわれ、「ソーシャル・イノベーション(Social Innovation)を起こす人」とも定義される。自ら団体・会社を始める人でも・・・(ここで終わって討論中?)

となっていますが、
他でもだいたい同じようなことが書いてありました。
細かい定義にはまだ議論があるようですね。
Social Entrepreneurで検索するといろいろヒットします。


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日経ビジネス 読者サービスセンター 03-5696-1111(平日9時~17時)

写真は我が家が定期購読しているやつです。クリックしてもアマゾンにはいきません・笑。

経営者必須『虚妄の成果主義』。学問的立場から成果主義を粉砕する名著。

2007-10-20 18:57:59 | 経済とか経営とか
『成果主義』。輸入されたこの制度は、言葉だけはカッコいい。
しかし皆さんご存知の通り、成果主義の失敗例はあまりにも多い。

この本は、早くから、そんな成果主義を真っ向から批判し、
日本型の年功制の利点を論じている。

しかも著者の高橋伸夫氏の専門は
「経営組織論」。
企業の意思決定原理や組織活性化を研究課題とする専門家だ。

高橋氏がこれまで一貫して述べているのは、
「日本型年功制がいかに洗練されていてすばらしいものであるか」
ということである。

詳しくは、高橋信夫さん:「成果主義」を終焉させるときが来た「日本の人事部」 をご参照いただきたいが、

高橋氏はこう語っている。

「成果主義」を導入して給料に1万円とか10万円の差をつけたら、今いる社員がもっと働くのではないか、などと短絡的に考えること自体、頭が退化してしまっているように思います。
発想自体が萎縮していますよ。
(中略)
「仕事の成果をお金ではなく、仕事で報いる」
かつて日本の企業でやっていたことが、なぜ忘れられてしまったのだろうと私は思うのです。

■このまま「成果主義」を続けたらどうなるか?

どんどん余裕がなくなるでしょうね。
なにしろパイがどんどん小さくなっていくわけですから。
(中略)
これ以上、内向きに「成果主義」でネチネチと社員ばかりをいじめることはやめて、経営者の決断と責任で、新しい事業や既存事業の拡大をやってみる。
失敗もあるかもしれないけれど、生き残る事業もあるかもしれない。
それを、10年後、20年後の企業の柱となるように育てていく。
その大事な事業を担う人材を今から育てないといけません。
とにかく人材も事業も育てるのには時間がかかるのですよ。

今の日本企業の経営者が、経営者になって最初にやろうとするのは何かというと、人事です。組織図を書き換えて、社員を動かそうとする。
「成果主義」が流行り出してからは、さらに人事制度もいじる。
人を動かしたり、人事制度をいじったり、そんな経営者に共通するのは、
「内向き」
だということですね。

社内に閉じている仕事ばかりに手をつけているのですから、実行不可能なわけでも、失敗するわけでもない。
人を動かすだけでなく、人を削れば、目先の利益だって確保できる。
だけど、それって萎縮する経営なんですよ。
経営者が内向きの発想で、自分の失敗につながることから逃げてしまっている。
そこが、そもそもおかしい。

外へ向かって経営の舵取りをすれば、当然、リスクも伴います。
私に言わせれば、それができないような経営者は交代すべきです。

社員だって、もっとおもしろい仕事にチャレンジしたいとか、お金のことはいいから仕事にのめり込みたいと望んでいるかもしれません、しかしお金よりも仕事を優先して、生活が破綻してしまっては困るから、普通に暮らしていけるだけの賃金は欲しいとみんな思っているでしょう。
それさえ保障されていれば、高い給料じゃなくてもチャレンジしますよね。
本来、日本の企業の活力の原点はそこにあったはずなんです。
たとえば「生活費には困らないようにする」とか「社員の生活は会社が守ります」とかいうことを経営者が社員に向かって宣言したら、社員の側の安心感とかやる気が全然変わってくると思うんですね。
今は経営が苦しいから一律に賃金カットをやるけれども、誰にも辞めろなんて言わないから、何とかみんなで凌いでいこうとか、そんな言葉のある経営者が求められていると私は思う。

今でもT社の人事部では、「年1回、社長に『社員の生活は会社が守る』と言わせる」ことが重要な仕事の一つになっているそうです。凄いなと思ったのは「これは人事の仕事だ」と人事部員たちがきちんと認識していることですね。
しかも社長にその一言を言わせるだけの力を人事部が持っている。これは、昔は当たり前だったのかもしれませんが、やはり凄いことです。

優れた企業というのは社員のことを、仕事から生活までトータルに、長い目で見ている。そして企業をそのようにしていく力を、人事部は持っているものなんです。

成果主義評価に疲れた、ある部長がこう言ったそうですよ。
「もう評価はいいや。人事部にはずいぶんと付き合ってやっただろう?  そろそろ仕事をさせてくれないかな。私は自分の仕事がしたいんだよ」
とね。

だいたい点数なんかつけなくても、人事はできていたわけですから。
現場にとっては、いい迷惑なんです。
こんなことをさせている人事部は、存在価値がなくなるかもしれません。

人事部の仕事というのはもっと大きいものであるはずです。たとえば、新規事業を始めたとき「いい人材を回してくれ」と求められて、即座に期待以上の人材を配置する、というようなことです。かつての人事部はそれができましたね。
社内に埋もれていた優秀な人材や異能の人材もそれなりにマネジメントして、拡張期・成長期には業績向上に大きな役割を果たしていた。
「やっぱり人事部は凄いな」と社内の尊敬を集めたものです。

結局、経営者も社員も、そして人事部も「成果主義」に振り回されているような気がします。

経営者も社員も人事部も、自分の本来の仕事に戻りましょう。

そう私は言いたいだけなのです。

*****長くなってすみません(くまより)*****

このHPを読むだけでも、高橋氏の主張はかなりの部分わかるが、著書には更に詳しく書かれている。

文句なしの名著。
書かれてからかなりの時間が経っており、世の中が高橋氏の指摘通りになっている事実を2007年に生きる私たちが知っているだけに、リアルだ。


(以下アマゾンより)
出版社/著者からの内容紹介

揺れるトップ、悩める人事、落ち込む一般社員におくる、学問的立場からの初の「成果主義」粉砕の書。

著者は、経営学・経営組織論を専門とする気鋭の東大経済学研究科教授の高橋伸夫氏。精力的な企業フィールドワーク、実態調査に基づく実証的な研究、鋭利な理論構築で知られる。その高橋教授が、学問としての経営組織論の最新の定説を踏まえながら、様々な企業現場でのエピソードもまじえつつ、軽妙な語り口で「成果主義」の無惨で愚かしい正体を解き明かす。
草木もなびくその流行、普及を目の当りにしながも、長く「成果主義」への疑念が頭を離れなかったサラリーマンが本書を読み出せば、平明で説得的な内容に魅せられて一気に読了し、必ずや仕事への勇気が与えられるはずである。

虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ
高橋 伸夫
日経BP社

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森永卓郎氏コラム「節約した人件費の向かった先」に注目!

2007-09-14 16:00:22 | 経済とか経営とか
経済アナリスト森永卓郎氏の「節約した人件費の向かった先」(日経BP社・構造改革をどう生きるか~成果主義・拝金思想を疑え!~)が非常に面白かった。

7月の参議院選挙で自民党が惨敗した大きな原因の一つに、「格差問題」があることは誰もが指摘しているところ。安倍総理自身も、改造内閣発足の記者会見で、参議院選挙の敗因に触れ「中央と地方に存在する格差問題について、政治が配慮すべきだという教訓を得た」と述べて、格差是正に取り組む方針を示した。

では、「格差社会」というのは、どんな格差か?

このコラムの中で、森永氏が厳しく指摘しているのは、
「経済全体が大きく成長しているのに、働く人にはその分け前が届いていない。それどころか、分け前が減らされている」ということ。

詳しくはコラムをご参照されたいが、
景気が改善したかどうかにかかわらず、非正社員の比率は上昇し続けているのは、非正社員の多いほうが、企業にとって人件費の節約になるから。

一般的に言って、正社員の平均年収が500万円を超えているのに対して、非正社員は100万円台前半。これはおそろしいほどの開きだ。

正社員を減らして、その分を非正社員にすればするほど、企業にとっては節約になる。そして浮いた分のおカネはどこへ行っているか?

是非本文を読んでほしい。

「管理職全体に占める女性の割合は約1割」に考えたこと。

2007-08-29 23:36:27 | 経済とか経営とか
今日の日経新聞に「雇用機会均等法と女性幹部数」という記事があった。
2003年から2006年の3年間で、女性管理職(係長級以上)の女性管理職がいる企業は、4.1ポイント上がり、66.6%となったとのこと。
「まだ7割切っているんだ」というのが実感。
さらに驚くのが、管理職全体に占める女性の割合が約1割だという数字。これは2005年のILOの調査による、米国の42%、ドイツ37%、英国34%に較べて、低さが際立つと同紙は指摘している。

日経EW休刊の際、たまたま同業者と「女性管理職」について話した際、一般論として「女性の場合は、まだまだ子育てか出世かを選ばざるをえない傾向があるよね」という話になった。
家族や周囲に恵まれ、何の制限もなく、残業も出張もガンガンしている女性もいるが、やはりそれはごく一部で、ほとんどの女性は、子供を持つと、不規則な仕事には就きづらくなり、残業や出張をしづらくなる。
モチロン、それでも登る人は登る。どんな条件でもクリアする卓越した能力を持つ人はいるのは事実だ。

一方、以前話した米国での「PINK」誌の成功にもあるように、女性たち自身が
「出世だけが幸せではない」と思うようになってきているのかな、と思った。

私の実感としては、一部の例外を別にして「ワークライフバランス」などと言っていたら、いまの日本では、男女共に出世は難しい。それがいいか悪いかは別として。男女ともに多くの企業では、「ワークとライフのバランスをとる」以前に、「ワークのみ」か「ワークとライフ」のどちらかの働き方を選択しなければならないように私には見える。(そうじゃない企業もあるが)そして、男性には「ワーク中心」のライフスタイルを生涯貫くことは選択できるが、女性が、子供を産み、育てた場合、同じことをするのは、簡単ではない。

このような状況の中「ほどほどでいいじゃない」「人間らしく生きたい」「家族を大切にしたい」などと思う人が増えても不思議ではない。

個人的には、人の幸せや成功のカタチは多様であり、○○だから成功、○○だから幸せと一概に言い切れるものではないと思う。
ただ「社会的に成功したい」「出世したい」と思う女性にその機会が均等に与えられるべきだと思う。

そんな中、2007年4月に改正男女雇用機会均等法が施行され、身長、体力、転勤経験など女性が満たしにくい条件を採用・昇進時に合理的な理由なく要求する「間接差別」が禁止された。
このことで流れは変わるのか、注目していきたい。

抹茶クリームフラペチーノ

2007-08-25 11:13:29 | 経済とか経営とか
再び日経新聞ネタ。
朝から、息子が日経新聞の「抹茶クリームフラペチーノ」(スターバックス)の写真に大反応をして、
ごっこ遊びで
「はい、どうぞ」
「美味しいね~」
「ムシャ、ムシャ、ムシャ」
とやっている。
つきあって、食べるマネをして、
「いただきます」
をさっきから何回もしている、私たち夫婦である。
(実際、すごく美味しそうなのよね)

記事そのものは、抹茶、アズキ、黒糖といった和風味の涼感あふれる飲み物が増えたというもの。
(おそらくNIKKEI NETにも載ると思う)
そういえば、会社の差し入れに持って言ったアイスも、流行っているということで
抹茶味にしたっけな。

ホンモノのお抹茶もしばらくいただいていない。
昨年、天に召された大叔母がよくたててくれたのを思い出す。

今朝はどうなる株式市場

2007-08-20 09:10:51 | 経済とか経営とか
「なんで金曜日に東京のマーケットは下がったまま終わったのに、NYやロンドンは戻したの?」
と夫に質問したら、

「時差があるからね~」
「あ、そっか~」(すっきり)

旦那の顔はあきらかに私を馬鹿にしていたけど。


こういう恥ずかしい質問ができるのが、友達や家族のいいところだ。

余談だが、
先日、友人が立て替えたお金を振り込むのに口座を連絡した際、
携帯メールだったので、名義をひらがなで打ってしまった。
すかさず
「ひらがななの????」
と問い合わせが。

「ATMはカタカナだよね~、ごめん」
「そうだよね~」
というなんともボケた会話をしていた私たちは高校の同級生。
好きだよ~。○○ちゃん。

さて、話を大幅に本題にもどすと、
東京証券取引所は、午前9時~11時(前場)、午後12時30分~15時(後場)が取引時間となり、前場と後場の間に1時間半の昼休みがあるそうだ。
毎週土日及び祝日、1/1~1/3は休場となる。
年の初めと終わりの取引日はそれぞれ「大発会」「大納会」と呼ばれ、午前中のみの取引となり、午後は休場になるそうだ。

そして各国時差があるため、世界中どこかで取引が行われている。
その中でも市場規模が特に大きく、日本市場に影響が言われているのがアメリカにあるニューヨーク証券取引所とナスダック。

それぞれ代表的な指数があり、NYダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(NYダウ平均)とナスダック総合指数が有名。
NYダウ平均は世界を代表する企業が、ナスダックには新興企業が主に上場。

NYダウ平均は翌日の日本市場を左右する非常に重要な指標で、NYダウ平均が上げて終われば、翌朝の日経平均は上げて始まりますし、逆に下げて終われば、下げて始まるとといった感じらしい。

週末にはFRBが連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、公定歩合の引き下げを発表。ニューヨーク株式相場は17日、7営業日ぶりに大幅反発した。

ということは、今朝はとりあえずは、反発するんですよね。

私がスタバを好きなわけ~「スターバックスに学べ」

2007-08-09 10:25:22 | 経済とか経営とか
私はいちコーヒー好きとして、スターバックスが大好き。
理由は簡単。美味しくてサービスが良いから。

お持ち帰りの入れ物を出して
「持ち帰りでアイスのソイラテ、グランデ。豆乳多めで、氷少なくして下さい。紙袋は要りません」
といっても絶対間違えない。私の常食であるバナナもある。

店内はいつも綺麗だし、店員さんは感じいいし、ゴミ箱も使いやすい。トイレも居心地が良い。

また、品川区では(おそらく世界的に)ハンデキャップを持つ方々の雇用にとともに大きく貢献してくれている。HPによると、地域でゴミ拾いもしているらしい。
またもう少し広い視点でみると、コーヒーの買取価格の安定化など、産地への配慮も行き届いており、様々な社会貢献や経営理念をみるとビジョナリーカンパニーだなあと思う。

さて、そんな大好きなスタバの本が出た。
同社の元マーケティング担当の人が書いたとのこと。

「マーケティング&ブランディング」「顧客サービス」「人材育成」という3つの切り口から、“内部の視点”で同社のビジネスを分析。
経営陣の考え方から、さまざまなプロジェクトの成功/失敗事例、現場のすみずみに行き渡る独自の社内文化までを、44項目の「成功のノウハウ」として、具体的に説明。
巻末には「スターバックス役員たちの本棚」を掲載


マジマネSPECIAL スターバックスに学べ
ジョン・ムーア,花塚恵
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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仕事と育児両立、「職場改善」は2割・日経調査、に思うこと

2007-07-27 09:41:45 | 経済とか経営とか
仕事と育児の両立支援に取り組む企業が相次ぐ一方、職場でその変化を実感している社員は少数派であることが日本経済新聞社の調査でわかった。子育てしながら働く女性のいる職場の男女1510人に「この2年で両立しやすくなったか」と聞いたところ、「よくなった」「ややよくなった」は合計22.1%にすぎず、「変わらない」(65.9%)を大きく下回った。
調査はネット調査会社のマイボイスコム(東京・千代田)を通じ、7月中旬に実施。小学生以下の子がいる働く女性502人と、子育て中の同僚がいる男女1008人の計1510人から回答を得た。(以上、NIKKEI NET より)

ふむふむ。

でも、残念だけど、そんなもんだろうと思う。ここ十数年で、育児休業、保育、あるいは次世代育成支援法などの制度が整ってきたのに、日本社会で子育ては、やはり楽ではないのである。

私自身、福利厚生の整った会社で、恵まれた制度の中で三回の出産を経験しながらも悩みはつきない。うちの会社は懐深いから、私みたいな人でもなんとかやっていけて、ホントに感謝している。また私の中の良心が自分の能力と給料を比較して「こんな私を雇ってくれて有難うございます」「産休とっているんだから文句なんか言っちゃだめ」と叫ぶ。

でもそれでいいの?自分だけでいいの?

一般論としては、学生時代女友達などで、大変な思いをしている人の話を聞いていると、ホントに現実は厳しいなと思う。「雇ってもらうだけで精一杯で、産休なんてとんでもない」っていう人も沢山いるもの。

そんな中で、私のごちゃごちゃした頭を整理してくれた本がある。
知っておいた方が良い、両立支援をめぐる厳しい現実をめざすべき場所を指し示してくれる良書。



迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ
萩原 久美子
太郎次郎社エディタス

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でも、崇高な理想はおいておいて、
「私は今悩んでいるの、助けて~!」っていう人には、こっちがお奨め。
先輩ワーキングマザーたちの“本音”と“知恵”を知って、ひとりじゃないんだって思えるよ。


4000人に聞きました ハッピー・ワーキングマザーBOOK
ムギ畑
講談社

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