南北大東島

台風が、連続して発生してますが、台風情報で、よく「台風は、南大東島の○○方○○ｋｍに位置し、」という発表を聞きますが、
２０年前に、この南大東島に行く機会がありました。
沖縄本島からほぼ東方に約４００キロの太平洋にある島で、サンゴ礁が隆起してできた島で周囲は断崖絶壁です。
那覇空港から、双発の片側１席と反対側が２席のシートがある飛行機で行きました。乗る前に体重を量って、搭乗したら、うちわを配られた覚えがあります。当時は、島の真ん中に８００ｍ(現在は違う場所に１５００ｍの滑走路があります。）の滑走路があり、着陸する時はかなりの急降下で、スリルがありました。
島で、台風の時は、高波で島が揺れるのだというNHKのビデオを見せてもらいました。太平洋の底から鉛筆みたいに島が立っている地形なので地震計の針が動いていました。
島は、サトウキビの大規模栽培を行っており、当時、１人当たりの所得は、南大東島が沖縄で一番高いと聞きました。
南大東島を案内してもらった後、北大東島まで漁船で行きました。
陸で船に乗り、船ごとクレーンで吊りあげて、着水しました。


船が走っている途中、イルカが数頭手が届く位まで近寄って並走してくれました。そのうち１頭か２頭が船の前に飛び込んだため、凄い水しぶきが船に入り、ずぶ濡れになったことを覚えています。
北大東島で、陸から吊り上げられている様子です。



こういう地形なので、陸からも、マグロが釣れると島の方が言っていました。
島の食堂には、今まで見たことがない大きな魚拓が沢山貼ってありました。大物釣りには、１度は行ってみたい島でしょうね。