今回のゼロ戦は、上野にある国立科学博物館に展示してあるゼロ戦です。
ラバウル北のニューブリテン島沖の海底で発見されたもので、ベースは21型で数機の部品を合わせて作られており、
偵察用として2座席に改造されていると解説されていました。
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航空母艦に着艦するので、着艦フックが取り付けられています。
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エンジンが見えるようにエンジンカバーは取り外されており、中島「栄」12型エンジンが搭載されています。
エンジンは、空冷星型複列14気筒です。前列に7気筒、後列に7気筒と前列の気筒の間に後列の気筒が配置されています。
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次のゼロ戦は、アメリカ・ワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館に展示してあった三菱製52型です。
サイパン島で米軍に捕獲されたものです。ゼロ戦の下に写っているのは、前回アップしたスピットファイアです。
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同じところに、米軍のグラマンF4F(FM-1)ワイルドキャットとノースアメリカンP-51Dマスタングが展示してありました。
グラマンは、ガダルカナル等でゼロ戦と戦った艦上戦闘機で、空中戦ではゼロ戦が、優位でしたが、展示してあったセミモノコックのピカピカのグラマンを見て、工業力の差を見せつけられ、衝撃を受けました。P-51は、B-29の日本本土爆撃の護衛機として硫黄島から発進して爆撃の実効性を高めたようです。
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