ほんとうは「レンゲソウ」という。ある時、街中の駐車場の片隅でレンゲが一輪咲いているのを見かけた。子供の頃によく見かけた花が、可憐に愛らしく咲いているのを見て、これはもう作るしかないと思ったのがきっかけ。翌年の春、どこにでも咲く花だと思っていたのが、同じ駐車場にも、鉄板の河川敷にもなく、1年を棒に振る。ネットで調べて、秋に種を蒔く花だと知り、ホームセンターで種を購入。冬を越す芽を危ぶみながら、不安をよそに春には繁茂し、ところが、花が咲いてようやくそれがヒナゲシ(雑草)だと気づく。またもや1年を棒に振って、秋に再度種を購入。種の大きさが全然違うのを確認し、種蒔き。先に種がばら撒かれたヒナゲシがわんさと芽を出すのを駆除しつつ、20株ほどのレンゲを守りながら冬を越す。ヒナゲシが冬の間も隙を見ては芽を出すのに対し、レンゲは秋に生えたきりなのが心許なかったが、春になって暖かくなるとぐんぐん勢力を伸ばし、やっぱり雑草だったんだと子供の頃の認識を再確認する。途中アブラムシに悩まされたが、製作期間中ずっと花を咲かせ続けてくれた。
『境界線上のホライゾン』より、ネイト・ミトツダイラの髪型、セカンド・アタック。腕の位置は練習。膝立ちは巻き髪を接地させるため。後髪は巻き感と束感が欲しいところだが、作りやすさと動かしやすさで、束感は諦め、巻き方を変えて重ねてこの形。遅れ馳せながら、ようやく原作のアニメ化分を読んだ。アニメで原作の内容をほぼ消化していたのは驚き。分厚い本だから、端折って端折ってギュウギュウであれなのかと思っていた。原作は台本のト書きのような簡潔な文章で、アニメを見ていなかったら理解できなかったとも思う。この先を読み進めるとしたら、題材となる歴史を勉強してからのほうがいいのかもしれない。