ある対象が時間経過にともない移動しているとする。
移動つまりベクトルの発生は常に一次元(半次元)的に起こる。
移動=時間に、逆方向への移動、時間を遡るベクトルも含めれば、何次元の対象であれ一次元を加えれば上位次元のテイとなる。
(対象に含まれない次元方向への次元が加わる場合)
(中心から放射状の次元をしめることは粒子の性質であると考える)
・以上のことから、四次元がどんなものか、少しだけ想像しやすくなった?
・三次元に時間を合わせて四次元とするのは的外れではないが、三次元に垂直な時間というのも想像し難い。
☆時間とは、対象に一定の働きが期待できるとき、その期待を保証する概念である。
次元というものを空間全体で見ようとすると大ごとであるが(とくに次元数を変えたとき)、粒子に当てはめるだけならイメージしやすいし、次元の性質にもフィットしているように思われる。
立体的に見ることの難しさがどこから来るのか。
主観の平面に対し、その情報処理、見方にまつわる思考、法則・理論を支える言葉などは連列・継時のいわば一次元。
二次元に一次元を加えて、やっと三次元的な視野を得ているにすぎないこと。
付け加える一次元が傾いていたり歪んでいたりでしっかりしていないと、三次元的だと思っている世界に、次元を超える不条理、歪みがはびこる。
三次元に投影された世界を正確に見つめることと、頭脳によってもう一次元、垂直な方向を見極めることができれば、四次元の世界も理解できるようになるのだろう。