試すのを忘れてたので、心残りなのでやっておいた。
“心の中でのみ満ち欠けするから心の月”
黒い丸の中の白い丸が大きさを変えてると見るか、黒い円が線の太さを変えてると見るか。
いずれも変化は0%~100%の間で実数的に起こりうる。認識的にも脳で中間形が補完されて連続しているように見える。
ところが、0%とその寸前、100%とその寸前では連続しているように見えない。中の白い丸が0%だと輪でなく黒い丸に見え、100%だと黒い丸が消えてしまう。
これを数学的にいうと、0≠1/∞、1≠1/0 ということになる。
一方、黒い丸の大きさが変化するパターン。これも0%~100%の間を実数的に変化しているとみなせる。
この場合も、中間形を補完して連続していると認識できる。とくに0%においても、だんだん小さくなって消える様子が自然に想像できる。
このことは、0がわりと早めに発明された理由といえるのではないか。
ただ、これらの連続は厳密には実数とはいえない。実数ならば完全に連続しているはずだし、0=1/∞、1=1/0 であるはずだ。(?)
実数で表される現象は、現実にはそんなにない。重力、移動、時間…他にもあるとしてもそれは理論上のもの。
そもそも人は実数を認識しているわけではない。移動は瞬間を捉えた神経情報でしかないし、時間も同様。月の満ち欠けは目に届く光子の数の変化でしかない。認識の中に厳密な実数は存在しない。
このことが、実数の定義が遅くなった理由なのだろう。
ところで、そんな認識できないようなものが世の中にいくつもあるって、おかしいとは思わないか?
実は、実数はもともとは同じものなのではないか?
最後に、月はいったん地球の裏に隠れるから良いんだとわかった。