模様眺め

3DCGと模様と宇宙

まとめ・修正

2013-07-19 10:55:08 | 文化史論

Matome02

:③の③の③ってすごく意味のあることではないか? もともと③はその項をわかりやすく示す状態が入るところ。全体の中心であり、世界を表すものとして「命」としてみた。

:性とは自ら生き方を決めることである。
 性の起源はこれだけ遡る。後に多様な発現を見せるものを定義しようとすると、こういうことになる。

人工知能:人工知能が人間のいう知能の域を出ることはない。人間を超えようとも、それは知能であることに変わりはない。知能が言葉遊びに過ぎないうちは、⑤の①の①へ進むことはない。

ロボット:どんな知性も実体がなければ知能と認められない。が、実体も情報化で実体の条件を満たしてしまえば、必ずしも実体でなくてもいい。ロボットも、ロボットの条件を満たしていれば、必ずしもロボットの状態でなくていい。そして、その逆もありうる。

A01


できないの科学

2013-07-06 23:34:56 | もの思い

 身体的損壊、最悪死ぬこと、その他こまごまとしたできない。
 それまでできていたことが、できなくなるのはつらい。受け入れがたい苦しみとなる。でもそんなものは、生きているうちにいくらでも起こってくる。そんな時、心の折り合いをつけてくれるのが宗教である。
 そのへんは驚くほど緻密に人間科学されている。

 “できない”は社会のルールでも起こってくる。宗教が興ったのは、国の法令に人々が雁字搦めにされだした頃でもある。さらに、制度化で“できない”を増やして、宗教の権威を高めることもすぐに起こってくる。やるやらないに関わらず、ルール化すれば、“できない”を増やせる。あとは示威行為で“できない”を実感させるだけ。

 生活水準の向上、文化の成熟で、“できない”が無視できなくなっていったことも大きい。