模様眺め

3DCGと模様と宇宙

主張する論理

2015-05-31 08:50:19 | 文化史論

 有機物には、炭素が含まれているというだけではなく、未だ定義されていない性質があるのではないか。それが「化学反応は反応しているのではなく、反応させられている」というもの。
 この働きはイオンとか帯電による電磁気力によるもので、引力と斥力を切り替えることで反応を誘導する。最終的に半導体素子のON.OFFのような切り替えができれば、酵素の働きや、タンパク質合成のような仕事もできるようになるのでは。


 これを解明するには、原始の海で何が起こったか、誘導をエネルギーの流れとして捉える必要がある。
 微分と積分の関係は、エネルギーの伝わり方そのもののよう。



 たとえば、
 各項を立体的なエネルギー構造体とし、これを解く。


 こういう考え方はできないだろうか?
・周期表の横列は数を表すが、段によって進数が変わるものとする。
・周期表の段が上がるのは、桁または指数が増えるのに相当する。
・こうして表される数は立体的であり、さらに階層構造をもつものとする...みたいな。


 ちなみに、微分積分法は地球表面の三次元体系だから有効であって、均一な三次元面でなかったり、四次元の強い影響下ではあまり役に立たない。



※微分と積分で次元が行き来する関係を見ると、三次元にとって二次元(電子)はエネルギーとして捉えるしかないのかもしれない。だとすると四次元にとって三次元もエネルギーでしかないことになる。しかし我々は、三次元では粒子が星を造って実体として振舞っているのを知っている。ならば二次元にも粒子としての振る舞いがあるのではないか。光(半次元)が粒子と波の性質を併せ持つのもこのためでは。


進化の輪

2015-04-18 10:54:41 | 文化史論

 こうやって進化をたどると渦状になる。
 では、この渦の中心には何があるのか? ウィキペディアを調べていたら、ちょうどいいのを見つけた。

 形態はどんなものにもなりうるとさえ思えるから、おいておくとして…クエン酸回路の流れに肉付けするように進化が回る。
 細胞があんな構造になったのも、それがエネルギー利用に適した形だから。神経ができ、中枢となり脳となったのもエネルギー効率のためとも考えられ、元々はここにたどり着く。


廻る進化、輪の中の免疫

2015-03-14 08:53:25 | 文化史論

①受精卵が成体になる過程は、生物の進化を再現しているという考え方。人は突然人の姿になったわけはないから、当然そういうことになるが。ここには、ある程度成長してから性徴がくるという、順序が逆ともいえる問題点がある。

②加齢により免疫力が衰える。免疫細胞が作られなくなるとか、ナントカ…

 この2点には関わりがあるのではないか?

 ②は、病原体に強い個体だけが生殖できるようにという生存戦略、との解釈もできる。

 ①の考え方からすると、獲得免疫は、多細胞が器官に分化して以降、脳の進化と並行するように発達したと考えられる。

 <食と呼吸>というように、<獲得免疫と脳>は相補的に発達した。獲得免疫は、食を補完して個体を維持することで、進化の一翼を担った。

 性徴が後にくるのは、何が進化したのかを示している。受精前後に起こることや、生殖行動自体も、進化の前後に何があったのかを示しているのではないか。

※幼少期に作られてからは増えなくなるのも脳との共通点。脳とともに進化したとすれば、脳並みに高度で複雑であっても不思議はない。


妄想力

2013-08-16 12:50:00 | 文化史論

 すべてを見ることはできない、すべてを知ることはできない。
 欠けた視野を補う脳の力。聞き取りにくい言葉を補い理解する脳の力。
 脳に知覚を補う力がこれだけあるのだから、我々が知っていると思っていることがどれだけ脳に補われたものなのか。
 妄想は、知識や経験を補うために、人間に備わった能力である。

:錯覚を含め、知覚情報をどう扱うかは脳が決める。これらで補われた思考は、ふつうは想像、空想などといわれる。
社会:人間関係にも錯誤はある。社会をつくるために獲得したものが人間関係を補っている。
言葉:言葉の発達とともに、思考を補う能力も発達してきた。実質「言葉が思考を補う」といっていいほど。しかし、それがどのように補われているかを我々はよく知らずに言葉を使っている。

 病的に何をもって妄想とするかは難しい。大雑把にいうと、人に迷惑をかけると妄想となるようだ。
 妄想には2種類、人間関係に関するものと、自己イメージに関するものがある。他者イメージは、他人をどう考えようが、関係にならなければ問題が生じないという考えだろう。これらをひっくるめて社会性の妄想といえそう。
 錯覚は誰にでもある。社会性に多少の差があるとしても、人間関係に対立や齟齬は付き物。それが妄想になるのは、言葉の発達の影響が大きいのではないか。
 妄想の原因:脳<社会<言葉

 妄想を表すものとして言葉がある。妄想をコントロールするために言葉がある。
 でも言葉には制約があるから、様々なツールを使っても妄想をコントロールする。
 ツールとは、メジャーなところでは数学や科学、お金や武器もそう、今でいうとスマホがそれにあたる。
 妄想を再現し、コントロールできれば、それはもはや知能である。

 常に新しい妄想を求めていたい。
 いつでも複数の妄想ができるのが理想。
 少なくとも、妄想で偏った知識・単調な思考になるのは避けたい。


まとめ・修正

2013-07-19 10:55:08 | 文化史論

Matome02

:③の③の③ってすごく意味のあることではないか? もともと③はその項をわかりやすく示す状態が入るところ。全体の中心であり、世界を表すものとして「命」としてみた。

:性とは自ら生き方を決めることである。
 性の起源はこれだけ遡る。後に多様な発現を見せるものを定義しようとすると、こういうことになる。

人工知能:人工知能が人間のいう知能の域を出ることはない。人間を超えようとも、それは知能であることに変わりはない。知能が言葉遊びに過ぎないうちは、⑤の①の①へ進むことはない。

ロボット:どんな知性も実体がなければ知能と認められない。が、実体も情報化で実体の条件を満たしてしまえば、必ずしも実体でなくてもいい。ロボットも、ロボットの条件を満たしていれば、必ずしもロボットの状態でなくていい。そして、その逆もありうる。

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