日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

天翔ける風に

2013-06-26 | 観ました
救いがあるのかないのか・・・・。
さわやかなようで重い。
エネルギー使いました。


でも、引き込まれた。



ドストエフスキーの罪と罰を幕末の江戸に置き換えた、野田秀樹の『贋作・罪と罰』をミュージカルにしたものでしたが。いくら歌やダンスを取り入れてもロシア文学だからね・・・・。
幕末の江戸も決して明るくはなかったと思うし。
要するに重かった・・・・。


主人公は女性にこれまた置き換え。英(はなぶさ)という。

大政奉還の頃で。

英の友だち才谷が石井カズさんなんだけど。
実は、勤皇の志士(←超有名)。名前を偽っていた・・・・という設定。
お互い恋心をいだきつつも、英は殺人犯で服役、才谷は討たれなけらばならない運命なので観ているほうとしては切ない・・・・。
(色恋がメインではなく、あくまでも贖罪がテーマなんだろうと思う。)

吉野君が出ているとは思わなかったけど、考えてみれば、この演出家の作品にほとんど出ているような気がする。


吉野君・・・・色濃い役だった。



ストーリーについていくのに必死で、目が血走りそうで、いや、実際血走った。



凄いのはダンス。

アクロバティックで、ダイナミック。身体痛めないかと思うほど。
超人的だった。

セリフ言った直後に踊って、息をきらすことなく歌って、セリフ言ってまた踊る。

こっちの息がきれそうでしたよ。

大きな旗をもって(しかも2本)ワッサワッサと踊るところなど圧巻でした。


和製ミュージカルもすばらしいとつくづく思った。

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