耳福な夜

ノーム・ルイスを初めて認識したのは「レ・ミゼラブル25周年コンサート」をテレビで観たときで。
ジャベールを演っていたのだが、誰よりも目を引き、なんて素敵な方なのだろうと思い。

ある時劇場でもらったチラシの束の中に彼を発見。これは行くしかないと思い即チケット購入。

ミュージカル ミーツ シンフォニー
オーケストラの演奏でミュージカルの楽曲を歌うというゴージャス感満載のコンサート。



当日、プログラムをもらってよくよく見ると、ジョン・オーウェン＝ジョーンズがメインみたいな感じでしたが、私にはもぅノーム・ルイスしか目に入らないくらい、ノーム ・ルイスに釘づけ。心臓を撃ち抜かれ、気絶寸前でした。（笑）

一曲目のブイ・ドイ（ミス・サイゴンの）ですでに涙腺決壊。
なんなの⁉︎この歌声は。
息ができなかった。
というか、息をするのがもったいないような。
ひとつも聞き漏らしたくないような。

もちろん、ジョン・オーウェンさんもそれはそれは素晴らしい歌声でした。圧倒された。


なんだろう。この2人。何が違うのか。体格の違いなのか。
日本人キャストも素晴らしかったのは確かだが、2人は別次元という感じ。

ノーム ・ルイスの「STARS」は圧巻。
ジャベールのナンバーですけど、最高だった。
神です。

そしてラストのレミゼ特集。

この場にいられることを神に感謝したくなるくらい。いや、実際に感謝したけど。
とにかく、このテのコンサートでは毎回感動してますが、これは別格。

耳の中に彼の歌声を閉じ込めておきたかった。

このコンサートの前に、単独コンサートもあったんだけど、日程的に無理で断念。

また来日する日がくることを切に願う！