こ、声が・・・。

８年ぶりに行った病院の先生が、まだ私を覚えていた。
「あなたは喉が弱かったよね」と言われた。カルテは既になく、新しいのに。

今日、とうとう声が出なくなってしまった・・・。

で、診察。
大きな口を開けたが・・・「見えない」。

これは痛い目に合うなと覚悟。←内視鏡のような管を鼻から通して診る。鼻麻酔が痛いのだ。
でも先生は私の怯えた心を見逃さなかった・・・というか、顔に出ていたかもしれない。
「管を通さずに診ようね」と立ち上がって診てくれた。

先生、ありがとう。

そして、
「あー・・・声帯がひどく腫れている。ポリープよりひどい状態だ」と言われた。

「まずは声が出なくなる前の状態に戻すこと。それから次の治療を考えよう。それでダメなら手術だね。」

またかよ。
膝に続いて喉までも。

先生曰く、私が普通に声が出ていると思っても、実は喉は最悪の状態で声も悪かったはずだと。

しばらく喋らないようにって言われても・・・。
そんなわけにいかないのだ。

困った。
あー困った。
マジで困った。