『スペードの女王』

ボリショイオペラ『スペードの女王』をNHKホールまで観に行きました。

オペラを劇場で鑑賞するのは・・・・・・・・・『トゥーランドット』以来だ、多分。
それっていつだっけ？ と思い出せないくらい随分前の話で・・・ゆうべは久しぶりの本格的オペラでした。

何しろ一番安価なお席でも一万円というから、格調高くそれなりにドレスアップしている方が・・・。
小さい男の子まできちんと正装していたりして(←おそらく日本在住ロシア人家族)、背筋が伸びる感じ。

私たちは関係者席だとは思いますが、気を遣わなくて良い席で、でも悪くない場所だったと思います。


で、舞台の方は・・・、おもしろかった！

まずね、装置が現代的というのか、黒い柱が象徴的で斬新。
時代はフランス革命のあと位だと思うけどそういう雰囲気はまったく感じさせない造りでした。

衣装も黒(この世)と白(あの世)のみ。
華やかさはないけどそれが効果的だった。

歌声は・・・迫力ありですばらしかった。
あんなに歌ってもびくともしない喉・・・うらやましい。欲しい。
訓練の賜物か、持って生まれたものか。

キャスト、スタッフ、オーケストラ・・・総勢何人のツアーなんだ！っていうくらい大所帯だった。
セットの大道具もはるばるロシアから運んできたのかな。

とにかく、素晴らしかったよ。寝ている暇はなかった。←一瞬寝たけど(笑)。

今夜も公演するようだし、来週は別の演目を上野で上演するらしいから、是非たくさんの方に観ていただきたい。

チケットは当日券もあるはず・・・。