花の日々

はなのひび

台風13号

2006年09月20日 | Weblog
9月20日水曜日

台風一過。今日も澄んだ、青空が広がっています。秋の風ですねえ。365日、こんな気候だったら気持ちいいだろうなあ






『国道191号線』

16日、大雨で我が家近郊の道路は、大変なことになりました。一時はここからの出口はすべてふさがり、陸の孤島になっていました。20日にはすべて開通になりましたが、雨が降ると通行止めになるとか言っていました

この16日、なんと、私と夫は災害に遭遇して、家に帰れなかったのです
広島市内へ出ていたのですが、雨は上がり風もなく、用事を済ませた後、のんきに映画を見に行きました。「出口のない海」です。せつなくってせつなくって涙ぼろぼろこんなことがあったのか…と、思わず奥歯を噛み締めたりもしていました。

映画の帰り、中華そばを食べに行きました。安佐北区久地にある「○(マル)」です。大将が、「2時間前に安芸太田町は、大雨洪水注意報が出たらしいよ。」と心配そうに言われました。「そうなんだあ。帰ってからが大変じゃねえ。」なんてのんきな会話をしながら、中華そばを食べていると、突然の大雨。急いで食べて、びちょびちょになって、車に乗り込み帰りました。が…

安芸太田町に近づくと、ワイパーが役に立たないくらい、雨足は強くなり、国道は川のようになっていて、動かなくなった車が何台か止まっています。家まで後800M付近まで帰ったところに、なんと鉄砲水が出て通行止め

困った高速道路も通行止めだそうだ家までのルートは後2つ、急いでユーターンして違う道へ向かいました。しかし、さっき通れた道も通行止めになり、消防車が誘導している。もう1つある道も陥没して、通行止めになったそうだ「出口のない道」になってしまいました。川に落ちそうになりながら、車にぶつかりそうになりながら、バックして、少し小高い場所へ避難しました続々と車が入ってきます。

でも、「ここも危ないかも。」と言われ、消防車が先導する中、ひとまず広島市内へでることにしました。道は、小規模な土石流がいたるところで発生し、ドキドキしながらくぐり抜けました

広島市内の中心に近づくと、うそのような天候です。この様子では、2、3日家には帰れないかも、と安佐市民病院へ行って、事情を説明して常備薬を出していただきました。病院を出たら、もう深夜の2時。近くのセブンイレブンの駐車場へ泊めていただきました
空が明るくなり始めた5時半頃、もう一度家に帰ってみることにしました。家まで後800Mで鉄砲水が出た国道は、2箇所寸断されていました。太田川対岸の離合できないような細い道が、何とか通れ、7時半帰宅。
その通った対岸の道も、しばらくして通行止めになりました。

ほんとうに九死に一生、貴重な体験をさせていただきました。台風や警報が出ているときは忠告を聞くものです。うろうろしてはいけませんね
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2 コメント

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大変でしたね。 (ドレみんみん)
2006-09-23 15:08:54
ハラハラしながら、ブログを読みました。



大変な体験をしてしまったのですね。



でも、ご無事で何よりでした。
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ありがとう。 (mari)
2006-09-25 12:35:50
ご心配していただいてありがとう!

今思い出しても、ドキドキします。



警告は聞かないといけませんね。
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