花の日々

はなのひび

松山城

2012年06月06日 | Weblog


5月26日~27日、頸髄損傷連合会の全国大会が愛媛県松山市で開催されました。天気晴れ、最高のドライブ日和。しまなみ海道を通って休憩しながら約5時間。

「来島大橋」

初日は松山城へ登る為、国際ホテル松山へ1:30集合。

「登る」と簡単に言っても、これが車椅子では大変なようです。ロープウェイがありますが、どうやら3分の2までしか付いてなく、残り3分の1は自力で上がるとか。石の階段や、門をくぐったり、坂道などかなりの険しい道なりの模様。介助者が、3~4人は必要らしい。

今日の松山城へ登る希望者は、車椅子30名、ボランティアさん60名。家族などを含め総勢120名です。

※松山城本丸標高132M
http://www.matsuyamajo.jp/information/price/

国際ホテル前では、2人のボランティアさんが待っていて下さいました。ロープウェイ駅舎まで徒歩10分、楽しい商店街が続きます。

ロープウェイ駅舎は整備され、エレベーターでロープウェイ乗り場まで、車椅子で楽に行けました。


でもこのロープウェイ、車椅子が乗るたびに前後に大きく揺れてこわかったあ~(汗)

ロープウェイに並行して、リフトがありました。高所恐怖症の私、ロープウェイでも緊張するのにリフトなんて…。受傷してなくても、リフトには乗れません。そうそう、昔スキー場で高所恐怖症ということをすっかり忘れ、リフトに乗ったことがあります。怖くて怖くて緊張しまくり、リフトから降りることが出来ず、係の方に引っ張り降ろしていただいたっけ…

ロープウェイに乗ること2分半で到着。安堵したのもつかの間、恐怖の坂道が始まります。

「この階段を登るんですよ。」とボランティアさん。見上げて絶句ーーー!!話には聞いていましたが、こ、これは…。「さあ、行きましょうか。」とボランティアさん。「それではよろしくお願いします!」

一応、段差には小さなスロープが付いていますが、結構でこぼこで、介助者も私もかなりきつい。門をくぐるときは、小さな山越えですが、見た目以上に険しくて命がけ(決してオーバーではないんですよ~)。

何度か休憩しながら、到着。介助者はもちろんのこと、乗っている私も息が切れる…。はあ~、疲れた…とちょっと後悔。帰りもこの道を降りるんだあ、と思うとさらに憂鬱になる。

しかし、正面に見える松山城を見た瞬間、疲れは吹っ飛びました。全国に、江戸時代から残る12天守の1つのお城。さすがだ、きれいだあ。。。。。


ボランティアさん、ありがとうございました。


松山城のマスコット、よしあきくんと。


※よしあきくんは、松山城築城400年祭に誕生したマスコット。名前の「よしあきくん」は、松山城の初代城主「加藤嘉明」にちなんでつけられたそうですよ。

上り坂沿いから境内に続く桜並木。満開になるときれいなんだろうな。チャンスがあれば、今度は桜の頃に、もう一度訪れたいな…。

こんな企画でもないと、車椅子ではなかなか来れない松山城。企画や準備をして下さった皆様、ほんとうにありがとうございました。お疲れさまでした。 

27日は、隣町砥部町へ行きました。大好きな砥部焼。窯めぐりを楽しみにしていましたが、坂道や土日休業が多く断念。たくさんの作家さんが出店している、砥部焼会館や砥部焼センターで見学、購入。また、砥部焼コレクションが増えました。
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