旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

芸術三昧

2008年06月07日 23時50分21秒 | アート
今日は久しぶりに、展覧会のはしごをしてきました。
まずは、名古屋ボストン美術館で開催中の

「クロード・モネの世界」展です。

皆さんもお好きでしょうが、私ももちろん大好きです。
ずーっと昔の話ですが、初めて本物のモネの絵を見た時の衝撃は忘れられません。
教科書には必ず載っている画家ですが、教科書の色あせた色使いとは全然違い、本物のモネの色彩はキラキラと輝いていました。

今日の展覧会で見てきた絵達も、本当に光がキャンバスから差してくるようなまぶしい作品ばかりでした。

緑に覆われた海辺の崖の上に建っている、一軒の猟師小屋を描いた風景画があったんですが、圧倒されてしまうくらいまばゆかったです。

あとは、おなじみのポプラ並木やルーアン大聖堂、睡蓮の絵が良かったです。
ポプラ並木の絵は連作になっていて、他にも数点あるんですが、色使いだけじゃなく構図がとてもおもしろくて、「楽しい作品」です。

モネの他にも、シスレー、ピサロ、ドガ、マネ、セザンヌ、ルノアールなど、モネと親交のあった画家達の作品も展示されています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

モネ展と併設で、版画家の「駒井哲郎 銅版画」展をやっていました。
あまり知らなかったんですが、幻想的な版画が素晴しかったです。
版画の、あの深い深い黒がとても好きです。

そして、美術館で偶然見つけた一枚の宣伝用ハガキ・・・

栄にある松坂屋で、駒井哲郎・長谷川潔・浜口陽三の版画が展示されていると知って、そのまま行っちゃいました。

長谷川潔さんと浜口陽三さんは、どっちも大好きな版画家です。
どちらの作品も同じくらい好きなんです。
果物や鳥などが、美しい黒の世界の中に幻想的に描かれています。
こういう油絵が描けたらなぁ・・・と思います。


今日は、太陽の光がいっぱいのモネと、黒が印象的な版画と、両極端な絵画鑑賞になりました