丸顔おばさんのブログ

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⑫新型コロナウイルス:飛沫感染・空気感染・接触感染:荊芥連翹湯を服用するタイミング〈Dr.Yさん動画〉

2020-07-10 05:39:31 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
おはようございます。おばさんです。

昨晩、Dr.Yさんが新しい動画を配信してくださいました。

今回の内容は

〈12、新型コロナウイルス:飛沫感染・空気感染・接触感染:荊芥連翹湯を服用するタイミング〉

です!

ひきつづき、唾液には注意!そして、換気に注意!

最近また、コロナが空気感染するというニュースを見かけ、やっぱりそうなのかぁ、とよく分からなくなっていたので助かりました♪

おばさんまた、全部文字起こししちゃいました。

Dr.Yさん
今日も、先生のお元気そうなお顔拝見できて、うれしいです♡
最新情報ありがとうございます♡
先生もお体を大切になさってくださいね♡
いつも応援しております♡    おばさんより 



以下、文字起こし。ポイントと思われるところを赤にしてみました*************

こんにちは。Dr.Yです。第一波のときには、感染経路や感染リスク、そして、感染時期などが未知であり、感染の恐怖から漫然と毎晩、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用することをお勧めしました。しかし、第一波の経験から無症状の感染者が多数存在すること、無症状の感染者から唾液を介して目・鼻・口から飛沫感染することが判明しました。
また、喚起の悪い密室では空気中のウイルス濃度が極端に増加し、空気感染も起こりうるということも判明しました。接触感染に関しては、手指の消毒が、飛沫感染に関してはマスクの着用が、空気感染に対しては3密回避、とくに喚起をよくするということが感染リスクを低下させるうえで極めて有用であるということが判明しました。そのため、不安だからという理由でやみくもに毎日荊芥連翹湯を服用するのではなく、その日の感染リスクに応じて臨機応変に服用すべきと考えるようになりました。本日は感染様式について再確認し、どのようなときに予防的服用をすべきなのかということについてお話したいと思います。

5月25日に緊急事態宣言解除後、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いの励行など新しい生活様式を採用したうえで、社会生活を正常化する方向に舵がきられました。その結果、大都市の夜の街を中心に感染者がまた目立つようになり、それが地方にも拡散しつつあります。新型コロナウイルスの感染様式が明らかになり、インフルエンザと同様に、飛沫感染と接触感染が主な経路であり、患者から2メートル以上離れていれば、ウイルスには感染しないとされています。
ただし、これは喚起が良好な場合のお話です。喚起が悪いと、空気中の飛沫や飛沫核は濃縮してウイルスが短時間空気中を漂うことになります。したがって室内では喚起を十分にしなければなりません。室内に数人の人がいて、その中に感染者がいた場合には、大声で話をしたときには長時間の無換気が空気感染を引き起こすリスクを高めるからです。本来、空気感染をする感染症は、結核、水疱瘡、麻疹の3つだけです。新型コロナウイルスにおいては、空気中のウイルス濃度が極めて高くなったときにだけ空気感染が起こりますが、この空気感染は3密回避で十分に予防可能です。

コロナ患者病棟を除いて、町中で一番感染リスクが高いのは、口腔内を処置し、唾液の飛沫が飛び散る歯科医院であると考えられます。しかし、患者さんから歯科医院スタッフへ感染しクラスター発生したという報告は1例もありません。もともと、患者さんの唾液や血液が飛沫となって汚染される状況にある歯科医院は、対応するすべての患者さんがなんらかの感染症を持っているということを想定して感染防御対策を築いてきたからです。簡単に言い換えますと、目の前の人たちのすべてが感染者かもしれないと想定して行動すれば、感染することはまずありえないということを歯科医院が証明してくださっていると思います。

また、ひとことで3密と申しますけども、パチンコ店でのクラスター発生の報告は無いということを考慮すれば、たとえ密集、密閉であっても、会話をせずに唾液を飛ばすことなく黙々とゲームに興じている限り、感染リスクは極めて低いということがわかります。逆に密集、密閉であり、カラオケバーやライブハウスなどのように、大声をあげて唾液を撒き散らす可能性の高い環境では、空気中のエアロゾル濃度が高くなり、マスクをして飛沫感染対策を敷いても空気感染が起こってしまう可能性があります。いまだ電車クラスターの報告はありませんが、満員電車のなかで全員がマスクをして会話をせず、咳やくしゃみをせずにおとなしく過ごすことができれば、空気感染をするリスクはほとんどないと考えられますが、感染者がくしゃみをしたときには、マスクの端からエアロゾルが漏れて周囲の人が空気感染する可能性は無いとはいえません。ですから、感染を恐れて漫然と荊芥連翹湯を服用するのではなく、その日の行動を振り返り、その日の感染リスクを評価したうえで予防的に荊芥連翹湯を服用すべきかどうかということを判断すべきと思います。

どのようなシチュエーションがハイリスクなのかということを具体的にお示しします。
新規感染者数が多い都会において、飲食するとき以外はマスクを着用し、飛沫感染対策が十分とられているという想定でお話します。

まず、感染リスクが極めて高い危険な場所は、密閉空間大声で話をする場所です。カラオケバー、ホストクラブ、ライブハウスなど、お酒が入ったり、音楽のリズムに乗り、どうして大声を出し、羽目を外してしまう環境です。このようなところに行くことがあれば、荊芥連翹湯を予防的に服用することをお勧めします。

感染リスクが中等度に高い危険な場所は、密封空間で会話をしている人から対流等により空気感染するリスクがある場所です。例えば、混雑し密閉された飲食店です。周りの人からの飛沫感染のリスクがあるのみならず、座席が密で、会話しながら換気の悪い環境で、長時間過ごすということは、空気感染のリスクがとても高くなります。こうしたお店に行かれたときにも荊芥連翹湯の予防投与をおすすめします。

感染リスクの低い場所、すなわち空気感染のリスクを否定しきれない場所です。例えば、スペースを空けてはいるものの食事をしながら会話をしているお客さんがいる飲食店、それからさきほど申しました満員電車、混雑したスーパー、夜の街のエレベータ。こういう場所に行ったときには、感染リスクは低いですけどもゼロとは言えないので、やはり予防的に荊芥連翹湯を服用されることをおすすめします。

実は危険そうに見えてリスクがほとんどない環境というのは、発熱外来のある病院の一般待合室、それから先ほど出てきた歯科医院、パチンコ店、スペースが確保され、換気にも配慮され、みんなが黙って黙々と食事をする飲食店、こういう場所はほとんど感染リスクがないと考えられ、荊芥連翹湯の服用はあまり考えなくてもよろしいと思います。

また、屋外でソーシャルディスタンスが保たれている場合には飛沫感染のリスクもなく、空気感染のリスクもないと考えられますので、マスクの必要はないと考えられます。適宜臨機応変にON/OFFをしていただくのがよろしいかと思います。

最後に街中で手指の消毒に注意すべきものというのは、スーパーの買い物かご、エレベーターのボタン、電車のつり革、ドアノブ等には感染リスクがあると考えられます。紙幣・硬貨・書籍に関しては、リスクはゼロではありませんがさほど神経質になる必要はないと考えております。

まとめてみますと、感染様式は3とおりあります。まず、飛沫感染、感染した人の口から出た唾液が入ってきて感染します。これはマスクで予防できます。空気感染、ウイルス量の多い密閉空間に長時間滞在することで上気道から感染します。病院では、N-95というマスクがありますけれど、一般的には換気をすることで防止をしていただくしかありません。それから接触感染というのは、手についたウイルスを消毒せずにその手で顔を触り、口に入り、感染します。これは手洗い励行、手指の消毒で予防できるということです。
一般的にウイルス1個が体に侵入しても感染は成立しません。最低でも1000個以上のウイルスが侵入しないと感染しないと言われています。その日1日を振り返り、マスクによる飛沫感染予防がしっかりできていたか、空気中のウイルス濃度が高い環境に長時間いなかったかどうか、手指の消毒を確実にできたか、など確認し、今日はリスクがあると判断した日にだけ荊芥連翹湯の予防的な服用をお勧めいたします。

目の前の人はすべてコロナに感染しているかもしれない。この密閉された空間は、空気中のウイルス濃度が高いかもしれない。この手すりはコロナの人が触ったのかもしれない、そう思って対処していれば、感染することはないと考えられます。自分はそんな病気にかかるはずがない、なんとかなるさ、というスキのある人が感染してしまうのです。荊芥連翹湯をうまく利用して社会生活を通常レベルに保ちつつ、感染拡大が収まるのを待つことが、今できる最高の方法であると思います。本日は荊芥連翹湯の適正な服用方法についてお話しました。Dr.Yでした。


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