以下は夢の話で人にはつまらない話の代表格。しかし過去に何回か似たような筋が夢に出てくるので深層の記憶はよほど伝えたいのだろう。もの語りを書く材料にとメモをしておきます。
かつて勤務したxxと思しき会社で社長が代わり人事発表があった。2ランク降格していて部下はひとりもいない。机と椅子は一回り小さくなり同僚だった人が上役になって前にいる。
わたしは73歳になっている。つまり現実と同年齢だ。現実的に考えれば妥当どころかむしろありがたい措置なのだが夢だから受け入れられない。出資会社から出向している人はポジションが安泰のようだ。これはおかしい。
席から離れた場所に本来いるはずのないY君がいる。お気の毒にという表情でこっちをみている。オフィスからヘッドクオーターまでは遠く離れて巨大なグランドを挟んでいる。ヘッドクオーターまでようやくたどり着いて社長に直訴しようと考えているうちに目が覚めた。
転職時の将来に対する不安が30年経っても脳内記憶に残って整理されずに在り、まれに夢となって現れるということか。当時の転職はそれだけ巨大なエネルギーと心労を必要としたという痕跡だと理解した。現在はもっと気軽に転職する時代になっている。
新電電メモランダム(リライト)10 転職後に知る役人の世界