42年前に17森ビルの近くにあった天野歯科でつくった奥歯のブリッジの切断片(左側が切ったところ)です。さすが17金ゴールド、42年たっても錆など全くなく美しいものですね。
長年よく働いてくれたこのブリッジを支える歯が割れていかれてしまい、さりとてインプラントも気が進まず痛みも全くないので治療をずるずると引き延ばしてきた。今回一時帰国したのをチャンスとばかりにご近所の歯医者で治療をお願いすると、この先生あっさりと「この奥歯は末期ですね。ブリッジをカットして抜きましょう。抜くと言ってもほとんどブリッジで浮いた状態ですから簡単に抜けます」とおっしゃる。インプラントとかブリッジをやり直すとかはあとで考えるとしてブリッジをカットして抜くと言う判断が大いに気に入り、この先生に対しての信頼感も一挙に高まる。
他の歯科での体験だが、治療を開始するにあたってブリッジをはがし、インプラントか再ブリッジかの処置を治療のセットとしてしつこく迫られたのだがどちらもしっくりこずに決断がつかなかった。抜いてもまだ24本もある。あえてブリッジで歯をさらに削ることも嫌だし、まして骨に埋め込むインプラントの必然性もあまり感じない。