昨日はシンガポールの動物園に行った。この動物園はバリサファリと同じでおりが無い。オランウータンも人々との境界のない木の上で遊んでいる。しかし客と直接触れ合う事は無い。オランウータンの方でそれとなく避けているのだろう。かつての箕面市の滝近くの猿のようにかなり厚かましく人に接してくるような光景はみられなかった。なにかこのあたりの距離の取り方に工夫があるのかもしれない。
バリサファリにはキリンがいないがここにはいた。我が家の二歳児にははじめての生キリンとなった。これでほぼ主要な動物はみた事になる。今回は雨模様で、涼しくてよかったのだが、やはり雨が気になって今ひとつ集中できなかった様子だ。
帰りのタクシー乗り場では優に30分は並ぶハメになった。ここではタクシーがきたと思ったら迎車である事が多いので、イライラさせられる事に。
ホテルから動物園迄はタクシーで行ったのだが、この運転手さんも例にもれず話好きで、どこ迄信用して言いのやらよく分からない話をしてくれた。タクシーの前を走っている運搬者の後ろのドアになにやら緑の漢字が書き連ねてある。それをみてこの運転手さんは、これはリーカンユー一族の会社の車だという。乗車しているタクシーは青色で、この色は大英帝国の資本になる会社系列に属するのだと解説してくれる。なんでも世界一の金持ちはイギリス王室で二位はリーカンユーファミリーなのだそうだ。フォーブズでは分からない真実で、巧妙に会社が分散され、世間からは見えない様になっているとせつめいしてくれる。トンデモな噂話だと聞いていたが、なかなか楽しめた。