まさおレポート

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転職の岐路 1 NTTデータ辞職 転職を考えるヒント

2021-06-29 | 通信事業 NTT・NTTデータ・新電電

 

転職は人生の大きな岐路、振り返ってどう思うか、書いてもいいころだと思う年になったと感じます。つまり転職を讃美もせず、過度な反省もせずに落ち着いて自らの越し方を眺める年齢になったと。

若さのつくり出す間違いがたくさんあるね。それがだんだんと眼があかるくなって人生の真の姿が見えるようになるのだよ。しかし若い時には若い心で生きて行くより無いのだ。若さを振りかざして運命に向かうのだよ。純な青年時代を過ごさない人は深い老年期を持つ事もできないのだ。『出家とその弟子』

この言葉は転職の岐路に立つ人達にもすごく勇気を与えてくれる言葉ですね。「若い時には若い心で生きて行くより無い」

わたしはこれまで3回転職し4社を経験しました。NTT KDDI J:COM ソフトバンクです。KDDI JCOMは転職後に吸収された結果の社名ですが元の社名を言ってもこのエッセイでは意味がないので以下この社名で通します。


以下は夢の話で、聞く人にはつまらない話の代表格ですが、しかし過去に何回か似たような筋が夢に出てくるのでわたしの深層の無記憶はよほどわたしにそのことを伝えたいのだろうと思います。

かつて勤務したと思しき会社で社長が代わり人事発表があった。わたしは2ランク降格していて部下はひとりもいない。机と椅子は一回り小さくなり同僚だった人が上役になって目の前に座っている。

夢の中でわたしは73歳になっている、つまり現実と同年齢です。現実的に考えれば妥当どころかむしろありがたい措置なのですが夢の中では受け入れられないと怒っている。出資会社から出向している人はポジションが安泰のようだ。これはおかしいと憤っている。

席から離れた場所に本来いるはずのない山本君がいる。お気の毒にという表情でこっちをみている。オフィスからヘッドクオーターまでは遠く離れて巨大なグランドを挟んでいる。ヘッドクオーターまでようやくたどり着き、社長に直訴しようと考えているうちに目が覚めた。

一見とりとめのない筋に思われるでしょうが、転職時に持つ将来が凝縮されていることがわかります。そして転職当時に持つ不安が30年以上経っても脳内記憶に残って整理されずに在り、まれに夢となってその不安エネルギーを解消している、当時の転職はそれだけ巨大なエネルギーと心労を必要としたという痕跡だと理解できます。

わたしにとってこの過去形の、一見転職に対してネガティブな夢の意味するところは何でしょうか。過去形の夢という点がポイントです。

1 転職はリスクが大きいため、できればやめた方がよいとの警告。

2 転職は巨大な不安を抱かせ、脳記憶にも痕跡を残すが、覚悟して乗り越えることができる。

わたしの答えは2です。わたしは岐路を選択してよかったと振り返って思います。

もちろんのことですが、一社で通すことも立派なことであり、それは素晴らしい選択肢であり、どちらを選択するのかも含めて「若い時には若い心で生きて行くより無い」と思います。

わたしの世代と異なり現在はもっと気軽に転職する時代になっている昨今、あまり参考にならないかなと躊躇しましたが、あるいは多少の参考になるのではと思い書き始めてみました。


 


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