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まさおレポート

天蓋の焼失

イタリア各地を中心にドイツ、フランスのゴシック様式建築を見るたびに建築様式の知識不足を思った。「ドミソ」の和音を生み出した天蓋の焼失 伊東 乾の記事を読みながらおさらいをしてみた。

現在のノートルダム大聖堂、巨大なゴシック様式の建築は、それ以前に建っていた修道院付属の小さな聖堂と完全に同じ場所に建てられています。

これはバチカンでもサン・ピエトロ大聖堂が64年に皇帝ネロの迫害により殉教した使徒ペトロの墓の上に建築されたとの説明を現地で聞いたので記憶に残っている。使徒ペトロの墓といっても日本の墓のイメージではなく小さな教会と考えた方がふさわしい。屋上屋を重ねる建築が大変印象に残ったのでノートルダム大聖堂も同じことが行われていたことに感銘を受けた。

比較的背が低い球状天蓋オルガンの心 左右の腕があり翼廊、真ん中の長い建物 身廊 翼廊と縦に伸びる身廊の交差する部分をトランセプト 聖堂の「心臓」中心部 祭壇 が設置され ローマ教皇によって祝福、聖別され特別な意味。鐘楼のある正面ファサード

ド・ミ・ソの音から成立する長短2つの三和音など 建物の構造とともに成立してきた。

教会で毎週行われる「ミサ」 イエス・キリストが処刑される直前の「最後の晩餐」を模倣し 「入堂」 「退堂」退堂の際「いざわれら出で行かん」と  異教徒をクリスチャンに誘う合言葉 「イッテ・ミサ・エスト」 「ミッション」 。

この「入堂」は 翼廊 から入って 一度 身廊 の足のつま先まで進んでから とりあえずトランセプトまで一周する。このとき歌う「入堂聖歌」が ノートルダムでは 響かなかった 偶然 ハモった「ドミソ」の響きが初めて作られた パリのノートルダム大聖堂 ヴァイオリンの響きが「魂柱」という小さな木片で実は決まる。

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