まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

天栄ツアー2006秋 感想

2006年11月17日 07時06分45秒 | 天栄ツアー
ツアーはやはり「晴れ」がいいですね。今回は雨にやられて行動範囲がどうしても小さくなりました。でも、今回は放馬のアクシデントやスタッフが手綱を持ったまま地面を引きずられたりといったひやひやする事件かなく、人馬とも無事に一日が終わったのがまず良かったです!
スタッフやお手伝い頂いた方々の頑張りなしにはあれだけの大人数をもてなす事は出来ないでしょう。感謝感謝です。

会員はマナーを守って見学しいたような気がしました。年齢層は30代から60代と競馬場よりはやや狭い層の方が中心だったと思います。子供連れの方も結構いましたが、大きな馬にちびっ子達も目を真ん丸にして馬を見ていたのが印象的でした。

阿部社長の独特の雰囲気もやはりシルクの良さなのかもしれません。ゆったりとして、誠実な印象を抱いています。気さくな感じからか、会員の方にも結構声を掛けられて会話していました。
今年は参加しませんでしたが、昨年の福島競馬観戦の時は社長自ら券を配ってあいさつをしていました。そういう方です。


シルクの馬が再びタイトルをとる日も、桜花賞やダービーで印の付く馬を輩出する日もそんなに遠くない事なのかもしれません。


【おわび】たくさんの写真を撮ってきましたが、容量が大きすぎてこのブログに殆どの写真は張りつけることが出来ませんでした。機械音痴で申し訳ありません(笑)
よりきれいな画像を、と考えて画質のレベルを上げてしまった事によります。
次回は気を付けますm(__)m

今日のディープ

2006年11月16日 21時37分06秒 | まさるの「この一頭」
JRAは16日、ディープインパクトが凱旋門賞を失格になった問題について、管理する池江泰郎調教師、JRA高橋政行理事長のコメントを発表した。内容は以下の通り。

【池江泰郎調教師のコメント】
「ディープインパクトの凱旋門賞後における禁止薬物の検出について、ファンの皆様を始め、JRAはもとより競馬サークルの方々、関係者に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

 フランスギャロから正式に処分を下されましたことは、ただいまJRAから皆様にご報告があったとおりです。

 残念ながら、凱旋門賞後の尿検査で陽性反応が出たことは事実であり、きゅう舎の責任者としてこれを真摯に受けとめ、制裁をお受けしたいと思います。

 ただし、ドーピング疑惑、不正使用については絶対になく、事実無根であり、私を始めとするきゅう舎スタッフ一同、ディープインパクトの名に恥じる行いをしたことはないと断じて申し上げます。

 また私として、原因につきましては、喉の吸入治療中に器具のチューブが外れて薬品が近くにあった敷料や牧草などに飛び散ったことがあり、その一部を馬が摂取した可能性があることから、『私ども関係者による不注意によるもの』と考えております。

 今後は馬に携わる者として、またきゅう舎の責任者として今まで以上にこのようなアクシデントも念頭に入れ、細心の注意をはらっていく所存でございます。

 また、フランス滞在中、パリアスきゅう舎の皆様には、ひとかたならぬご援助を賜り、お礼を申し上げるとともに、大変ご迷惑、お騒がせいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

 多くの方々のご声援にこたえる結果を残せなかったことをとても残念に思いますが、凱旋門賞という世界一の舞台へディープインパクトという素晴らしい馬と共に挑戦できたことを誇りに思っております。

 そして皆様にもディープインパクトが日本を代表して世界に挑んだことを記憶にとどめていただけたら、と思います。

 今は年内の限られたレースに向けて万全の態勢で出走できるように調整をすすめているところですので、皆様のご声援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。」


【JRA理事長のコメント】
「JRAといたしましては、今回のことを重く受け止め、今日のように国際交流が盛んになっている時代の競馬にあって、国内同様、海外においてもこのようなことが起きないよう対応していかなければならないと考えております。

 二度と競走馬に無念な思いをさせないよう、改めて競馬に携わるすべての人とともに、競走馬の管理について万全を期してまいります。」

平成18年11月16日
JRA理事長 高橋政行


2006年11月16日

天栄ツアー2006秋 グルメ編

2006年11月16日 00時23分43秒 | 天栄ツアー
ツアーお楽しみの昼食タイム。今回も天栄村のおふくろの会の方々によって炊き出しをして頂きました。

《メニュー》
・ヤーコンカレー
じゃがいもをヤーコンに変えてのカレーです。ヤーコンの食感は大根の繊維質が少ない感じ。食いしん坊の私は時間をずらして二回食べました(笑)

・ヤーコン漬物
甘酢漬け・千切りサラダ・きんぴらと三種盛り。生で食べると非常に心地よい食感。しゃきしゃきパリパリ。熱を加えると大根のような食感。

・きのこ汁
白菜や豆腐に地元で取れたのであろうナメコがたくさん入っていました。やや寒い日だったので助かりました。

・お餅
つきたてのお餅にウグイス色の黄粉を塗したもの(きなこをまぶした、ってこう書くのですね)
やわらかくておいしかった。

当日は雨が落ちていたのでテントが一杯になってしまい、小雨の下で食べた人も多数。私もその一人。
今回もおいしく頂きました。ごちそうさまでした。

あまり言われないことかもしれませんが、私は福島の米は相当うまいと思っています。粘り、つや、甘味、香りどれをとっても最上に感じます。
新潟魚沼産こしひかりや山形余目のササニシキなどを食べたことがないので、私にとっては福島のお米が暫定一位です!

今日のディープ

2006年11月15日 18時57分45秒 | まさるの「この一頭」
フランス競馬の凱旋門賞で禁止薬物が検出されたディープインパクトが15日、ジャパンカップ(26日・東京、GI)出走のため、滋賀県栗東市の栗東トレーニングセンターで1週前追い切りを行った。

 DW(ウッドチップ)コースで併走馬相手に5馬身先着したが、1200メートル1分18秒2は芝並みの速いタイム。武豊騎手は「2、3馬身後ろから行くつもりがむきになった。僕の判断で行かせて落ち着かせたけど、動きは良かった。帰国後もずっと安定しているみたいですね」と笑顔で話した。

 最終追い切りは22日だが、馬体の細化はなく、早くもエンジン全開ムードだ。


天栄ツアー2006秋 馬房編2

2006年11月15日 04時51分39秒 | 天栄ツアー
今回は一歳馬は展示でひっぱり出されていて主に休養している現役馬をたくさん見てきました。印象に残った数頭を紹介します。

シルクヒーロー
初めて触ってきました!一年前のツアーの日にスーパー未勝利で二着に突っ込んできて会員の涙を誘ったのも記憶に新しいところ。私をシルク愛に目覚めさせてくれた馬です。
早く良くなってもらって来年はこの馬の重賞勝ちが見たいです!いい面構えをしていましたよ。でかい。

シルククローチェ
昨年のツアーで私と一番仲良くなった思い入れの強い馬です。見事夏の北海道で勝利を挙げました。本当に良かった。よく頑張ったなぁー、と声をかけるとブルブルー(どんなもんだい)と答えてくれました。本当に人懐こい馬です。間を空けずに使い詰めだったので、ゆっくりと休んで欲しいです。

シルクエフォート
池上―シルクのラインのこの馬も休養中。非常にやんちゃで競馬でも気の強い彼らしさが馬房でも出ていました。今のクラスも勝ち上がれる力は十分ありますので無理をせずに頑張ってもらいたいです。ハンサム。

シルクトワイライト
エフォートの隣にいました。とても元気そう。額にワラがついていたので取ってあげようとすると首を引っ込めたりと嫌がっているのか落ち着きのない彼でしたが、ごく軽い程度の故障であるという感じが伝わってきました。よかったよかった。来年の府中でいきなり勝ち上がり、夢を見させてくれる馬になるのでは?と期待しています。

シルクヴェルディ
この馬は二着続きで結局勝ち上がれなかったんですよね…。本当に惜しいレースばかりで私も熱くなった事が数回ありました。番組をみて格上挑戦するのでしょうが、十分勝負になる力があると思います。元気一杯で可愛い馬でした。

シルクトゥルーパー
前回に続き全く無視されました。力はあるのでしょうが、こういうの僕は嫌いだな(笑)

シルクライムライト
何だか名前がトワイライトと似ている彼ですが、今回一番愛想の良かった馬です。首を延ばして左右に振って触ってくれと言わんばかりのアピールに私も嬉しくなりました。やはり馬も営業が出来ないとダメだね(笑)

シルクザイオン
出資馬ですが、いまいちピンときませんでした。眠たかったのかな?顔の流星は派手でした。


総括…走る馬ほど気性は激しく頑固である。
牝馬は皮膚がやわらかい。
人も馬も一緒ですネ(笑)

天栄ツアー2006秋 馬房編1

2006年11月14日 06時14分21秒 | 天栄ツアー
「馬房見学」私はこれが楽しみでツアーに参加しています。差し詰めお馬さんのお部屋拝見といったところ。
たくさんの馬に触れられるこの時間は私にとってまさに至福の時。馬房の周りにいる人はみんな笑顔です。話し掛ける人、遠目から見ている人、触れたり写真を撮ったりしている人など様々。
しかしこの楽しい馬房巡りもシルクのツアーのスケジュール通りに行動すると、殆ど出来ない仕組みになっています。実は今回の私がそうでした(泣)
失敗です。実質1時間無かったでしょう。極めて残念でした…。
今回は雨天のツアーということで、全ての厩舎の扉が閉まっており、馬も顔が出せない状態でした。
本来なら朝、バスで到着するとたくさんの馬が馬房から顔を出して我々の訪問を歓迎してくれます。これ最高なんです!
しかし、今回はそれがなく、淋しい気持ちになりました。でも、馬が風邪を引かないようにあくまで「馬優先」で運営されている事ですから仕方ありません。
午後になり少し小降りになったのでようやく厩舎の窓が開き馬房巡りが出来ました。

ちなみに愛馬シルクトライアンフが使っていた馬房ですが、新しい住人はまだ決まっていませんでした。しかし、結果的に同じコマンダーインチーフの牡馬を指名した事に不思議な縁を感じます。全ては行く前から決まっていたかのかもしれませんね。

天栄ツアー2006秋 展示編

2006年11月13日 06時19分18秒 | 天栄ツアー
皆さんには申し訳ないのですが、個人的に注目している馬しかじっくり見ていません(笑)

その中で今回出資を決定した馬は5-24のヒガシオリビアです!コマンダーインチーフの牡、美浦の尾形厩舎の馬に決めました!
理由は非常にバランスが良くて顔が可愛かったからです。伝二さんもコマンダーの重さがなくて非常にいい馬との評価。まさにトライアンフの代替出資です。ヤナガワ牧場の方が近づいて頼むぞ、と顔を撫でていたのが印象的でした。

最後まで迷っていたので佐藤伝二さんに個別に聞いてしまいました。
「あのースミマセン、15.24.42の中で一頭選ぶとしたらどれがいいですか?」「ん?どれどれ…。断然24だな。これはいい馬だ」「おぉ、24ですか」「あぁ、軽さがあるいい馬だ」「そうですか。コマンダー産は嫌いじゃないんです」「断然24だな」「ありがとうございます」
このやりとりで迷いが吹っ切れました。
断然が三回も出るくらい明らかに私が候補に挙げた中では際立っていたようです(笑)
ちなみに主観ですが良かった馬は番号は【4-65.5-3.4.10.18.20.22.29.40.48.50.53】です。まだ様子見出来るでしょうからこれからの育成にも注目です。



天栄ツアー2006秋 総括編

2006年11月12日 08時48分25秒 | 天栄ツアー
今回のツアーではオーストラリアから要人を招いてセレモニーが行われました。オーストラリアのマジックミリオンズ社との提携を阿部社長は仰っていました。クイーンズランドの総督と同社の社長、その他数人のオーストラリア人が来ていました。
今後、海外に向けた展開にさらに広がりを見せるのでしょう。

雨が降っていたので本馬場で1歳馬の展示が行われましたが、結果としては正解でした。今回は放馬したり暴れたり、スタッフが血を流したりということが無かったですからね。それに雨だったから皆の動きが小さかったのも馬が驚かなかった理由に挙げられます。若干会員のマナーも向上したかもしれませんね。
小さい子供連れの参加も少なかったようです。

会員だからと大きな顔をしてはいけません。あくまでも「見せていただいている」と言う意識があればもっとお互いに気持ちのいいツアーになるでしょう。
このツアーはさらに改善の余地はあります。

それにしても聞くと笑顔で丁寧に答えてくださるスタッフは好感を持ちました。彼らの笑顔を見ていると『大切に育てている』という心が伝わってきます。
これは仕事である、という意識だけではあの笑顔は出てきません。会員をもてなそうとする気持ちと馬に対する尊敬と慈愛の念が私の心に響いてきました。

競馬って私が思うにこの部分が一番大切なんじゃないかと思うんですよね。
天栄に行くたびにシルクが好きになるのでした。

天栄から帰ってきました

2006年11月11日 21時15分43秒 | 今日の日記
雨の降り止まぬ秋の天栄に行って参りました。
折角の見学会でしたから晴れて欲しかったです。足元も悪い事もあって大変疲れました。しかしながら、たくさんのシルク馬を見れてとても楽しい時間が過ごせました。
雨が降っている事でスケジュールも変更。結構タイトなものだった感じがします。オーストラリアからのお客様の歓迎セレモニーがちと余計だったか?
お陰で私の一番楽しみにしていた「馬房見学」の時間があまり取れませんでした。

今、この段階で皆様にお知らせしたい事は『2頭の追加募集場が予定されている』と言う事です。
①コロナドズクエストの牡    母:ドラゴンティーナ   昆厩舎
②Mizzen Mastの牡  母:レディキャヴィアット 鮫島厩舎

①はアルドラゴンの下になるそうです。シルク5-8の中本牧場より購入。
②は鮫島先生より購入を依頼されたマル外。安くない金額だったとの社長の話。

募集金額は未定との社長の話でした(今日の皆さんの反応で決めるとの話)



トライアンフの馬房

2006年11月10日 19時43分53秒 | 今日の日記
天栄ツアーを明日に控えた昨日、通称「緑紙」が届きました。愛馬シルクトライアンフの引退の報告です。
私は昨年のこの時期に初めてツアーに参加して初めて愛馬に触れる楽しさを知りました。以降、競馬が今までより楽しくなり、出資馬も激増し現在に至っています。まさに転機となった一日だったのです。

私は彼のことを大先生と呼んでいます。初めてのツアーで多くを語らずに私に新しい競馬の楽しさ・進むべき道を諭してくれた偉大な馬なのです(6月18日投稿分参照)

明日、私は大先生が使っていた馬房に赴き一礼をしてきます。お礼を言ってきます。そしてそこに新しい住人がいたら、その仔は私の出資候補です。こういう出資だってありなのです。

大先生は代替出資証券という手紙を別れに際して残してくれました。
私はこの手紙を持って明日のツアーに参加します。トライアンフとの思い出が詰まった馬房に真っ先に行きます。そこには新しい友達が私を待っているような気がするのです