また行きたいな! ハワイ島

素晴らしいハワイ島&素敵なハワイの島々をメインに紹介します。

イエローストーン国立公園 エルク

2017-07-10 12:40:37 | 2017/5 アメリカ横断
昨日のアメリカバイソンに続き、この動物を紹介します。
それは鹿の仲間、”エルク”です。

「鹿」の仲間なら、それらしく頭部には大きな角が生えていて
ほしいところですが・・・
さすがに我が家が訪れた5月初旬は、春先きなので角は落ち
生え換わりはじめるシーズンでもあります。
遠くから見ると、雄・雌の区別はなかなかつきません。



エルクはワピチともよばれたり、アメリカアカシカ(学名:Cervus canadensis)
と言われることもあります。



イエローストーン国立公園には、以前多くの狼がいました。
しかし、人間がその狼を絶滅させてしまったのです。
生態系の頂点に君臨していた狼の絶滅により、エルクは犠牲に
ならずどんどんその個体数を増やしていきます。
1990年代には、その数約2万頭まで膨れ上がっていきます。



このままだと大変なことになることに気付き、1995年カナダで
捕獲された狼14頭をここイエローストーンに放しました。



翌年も更に、17頭のカナダ狼を放ちます。
現在エルクの個体数は、約1万頭以下になり安定しつつある様です。



雄のエルクは、秋の発情期にその角は長さ1m以上にも
達すると言います。



雌を奪い合う目的で、その長い角で雄同士が戦うのに使います。



でも子供を出産する初春は、角は無くなってしまいます。



数多くのエルクを、イエローストーン国立公園で見ることが出来ました。



嬉しくも角が生えはじめた、雄のエルクと出会うことが出来ました。



このエルクは長さが40センチぐらいでしょうか、まだまだ角は
大きくなっていくのでしょう。



話題が逸れますが・・・・
北アメリカ以外の地域では、エルクとはヘラジカのことを意味します。



ヨーロッパのアカシカよりも大きなアメリカアカシカを、北アメリカで初めて見た
ヨーロッパ人の探検家が、これをヘラジカの一種と誤解したのです。
最初に「エルク」と呼んだため、北米では”エルク”が一般化した様です。

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4 コメント

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Unknown (ハイチュウ)
2017-07-10 17:21:54
エルクも沢山、こちらはのんびりとしていてほっとする光景ですね
でも人間の都合でオオカミを駆逐して食物連鎖が崩れてしまって
本来なら自然の力で均衡が保たれていたのでしょうね
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Unknown (マハロパパ)
2017-07-10 17:57:21
マウイ島ウルパラクアで、エルクバーガー食べました。増え過ぎたならどんどん食べてしまったらどうでしょうね?おいしいですよ。
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ハイチュウ さん (ホノムボーイ)
2017-07-11 13:29:22
たくさんの鹿に出会いましたが、角が無くなっている時期なので~
エルクなのかそれともムース(へら鹿)なのか、よく分かりませんでした。
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マハロパパ さん (ホノムボーイ)
2017-07-11 13:31:39
以前レストランで、エルクバーガーを食べていらっしゃいましたね。
この場所の狼が絶滅した関係で、急激に個体数が増えちゃったのでしょう。
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