１年生の試合

低学年の試合・・・

　練習は、休みがちだけど
　試合は、全員が参加した。

　「試合だけじゃ、だめだよ。」
　「練習もがんばろうな。」と声をかける。

　でも、低学年のころってどうなんだろう？
　と、思う部分もある。

　　　サッカー以外でも、いっぱい遊んでほしいと思う。
　　　家族で旅行に行ったりもいいと思う。

　　　そして、また、サッカーに来てくれたら、
　　　それも、いいと思う。


この日、あるお母さんと話をした。

　お母さん　「練習いやがるんです。」
　コーチ　　「まだ１年生だから、それも仕方ないと思いますよ。」
　お母さん　「すみません。」
　コーチ　　「続けているうちに、サッカーが大好きになった子も
　　　　　　　いっぱい居ますよ。」


１年生の試合。

　全部、負けてしまった。
　でも、どうなんだろう？
　もちろん、くやしい気持ちを感じた子どももいたと思う。
　でも、どうなんだろう？
　試合は、負けていても、一生懸命ボールを追いかけていた。
　
　試合の合間には、無邪気な笑顔を見せてくれる。
　
　家に帰ったらどうなんだろう？
　家の人と試合の話、したんだろうか？

　　　「がんばってたね。」
　　　「得点できなかったね。」
　　　「ちょっと、さぼった？」
　　　「しんどかった？」
　
　　　　話かけてあげてほしいです。

　　　　もちろん、僕も話していますが・・・
　　　　家族からの話かけは、また違った楽しさがあると思います。

　もちろん、練習を見学しての会話もいいと思いますが・・・
　子ども達にとって、やっぱり「試合」は、特別なもののようです。

　そんなこと、考えていました。