{ 宇宙博のイトカワ }
★ どのあたりなのか 「はやぶさ」 の訪いしイトカワというやんごとなき星 松井多絵子
イトカワという小惑星の大きさは540m×270m×210m、日本の宇宙ロケット開発の父・糸川英夫がその名の由来である。世界で初めて月以外の天体・イトカワに着陸した 「はやぶさ」はイトカワの微粒子を持ち帰った。それを 「宇宙博2014」で見ることができる。
いま千葉・幕張メッセで開催されている 宇宙博2014 8月31日まで。
203年5月に打ち上げられた はやぶさ は約7年の歳月をかけて地球から3億キロも離れた小惑星イトカワから微粒子を持ち帰った。世界で初めての成功である。
★ ようやくに地球にもどりし 「はやぶさ」 にわれらは土産を求めていたり
「はやぶさ」の成果を自分の目で確かめようと、幕張メッセの会場では大人も子供も顕微鏡をのぞき込んでいるらしい。会場には幅約6メートルの、はやぶさ実物大モデル機も並んでいるそうだ。わたしも見たい。歌会なんてすっぽかして 「宇宙博2014」の幕張メッセへ。
★ 星を見る地球人こそ淋しけれ盛夏の日々をひりひり過ごす
8月14日 松井多絵子