えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

あら、もう十月

2014-10-02 09:32:33 | 歌う

              → あら、もう十月 →

 あらためて時の流れの速さにおどろく。今日は10月2日。この調子ではもうじき歳末セールだ。冬が強引に押し寄せて寒がりのわたしを虐める。十月よ、走らないでね。

                 秋のお散歩      松井多絵子

    かしの葉ともちの葉をつなぐクモの巣はまるでレースのテーブルセンター

    柿の実はまだ小さくて青いのに、このままがいいのに十月が来る

    詩の餌を探すのはやめる遊歩道を五歳の子らと歩いているとき

    わが町の胸かもここは水車橋跡に佇み深呼吸する

    どのような語らいありしかこのベンチあるいは恋の入り口、出口

    歌碑あらば六十歳のこの梅はわたしの町のブランドの木だ

               ※    ※    ※    ※    ※

 ◆ 短歌情報10月2日

   「寺山修司を 歌う 読む 語る」

  ❤ プログラム A 寺山修司作詞のコンサート 「時には母のない子のように」 

     11月15日午後6時から。出演 カルメン・マキ、山谷初男他。

     会場・東京青山・スパイラルホール (前売6000円・当日6500円)

  ❤ プログラムB  朗読とシンポジウム 「寺山修司~歌・詩・言葉の力」

     11月16日午後2時半から。 パネリスト 俵万智、穂村弘、朗読・三上博史

     会場・東京青山・スパイラルホール (前売り3000円、当日3500円)