えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

ときには行方不明に

2019-03-09 14:01:33 | 歌う
昨日の☀折々のことば に共感する。

人間には
行方不明の時間が必要です
茨木のり子

「うたたねにしろ/瞑想にしろ/不埒なことをいたすにしろ」 、人には「ふっと自分の存在を掻き消す時間」 が要ると言ったのは茨木のり子。美しく凛とした言葉を残した詩人の茨木のり子、1926年大阪に生まれ東邦大学薬学部卒の詩人らしい、数々の名詩を残し2006年に世を去った。

鷲田清一は茨木のり子の詩「行方不明の時間」から掲出の言葉を引用し「自分を大切に思うのも大事だが、ときには自分に厭きる、自分をチャラにすることも必要だ」 と述べている。

私はいつも私に厭きている、いつも行方不明になりたい。

🌟信号の赤と火星と私が作る途方もない三角形を