朝刊☀折々のことば に眠気がさめる。
歌って、怖いよね。本気にさせられちゃうし 赤坂憲雄
歌は人のこころを揺さぶる。こころの底に溜まった澱を洗い流してもくれる。みなで歌えば気分はさらに高揚する。歌は人の思いを過剰なまでに煽り、結びつけることもあれば、人びとの「抵抗」 の最後のかたちともなりうる。その揺れ幅が怖いと、民族学者は言う。「現代詩手帖」 3月号から鷲田清一が引用している。
わたしが短歌を始めたのは30年位前だが本当は声高らかに歌いたかったのだ、20代の頃、「うたごえ喫茶どん底」でロシア民謡を、シャンソン を「銀パリ」 で、でも私には声量がなかった。だから言葉で歌う、詠むことに、もし歌手になっていたら声は枯れてもう唱えないはずだ。言葉だから歌えるのだ、詠みながら気分は高揚するのだ。
♪カタリ一ナ、カタリ一ナと呼ぶ青年の声が聞こえる熱き歌声
歌って、怖いよね。本気にさせられちゃうし 赤坂憲雄
歌は人のこころを揺さぶる。こころの底に溜まった澱を洗い流してもくれる。みなで歌えば気分はさらに高揚する。歌は人の思いを過剰なまでに煽り、結びつけることもあれば、人びとの「抵抗」 の最後のかたちともなりうる。その揺れ幅が怖いと、民族学者は言う。「現代詩手帖」 3月号から鷲田清一が引用している。
わたしが短歌を始めたのは30年位前だが本当は声高らかに歌いたかったのだ、20代の頃、「うたごえ喫茶どん底」でロシア民謡を、シャンソン を「銀パリ」 で、でも私には声量がなかった。だから言葉で歌う、詠むことに、もし歌手になっていたら声は枯れてもう唱えないはずだ。言葉だから歌えるのだ、詠みながら気分は高揚するのだ。
♪カタリ一ナ、カタリ一ナと呼ぶ青年の声が聞こえる熱き歌声