今日の言葉
成功常に辛苦の日にあり。
敗事多く得意の時に因る。
菜根譚
長期政権を築き上げてきた安倍首相、一強と言われてきましたが、コロナウィルス対策での失敗で支持率が落ち込んできて、命運が尽きようとしています。最近は加藤厚労相の姿を見かけなくなりました。プリンセス・クィ-ン号から始まった一連のコロナ感染対策の最前線に立っていた人です。そして、菅義偉官房長官の存在感も薄れてきました。7年4か月の長期政権を支え、必死になって安部首相をかばい続け、汚れ役に徹している姿勢は見習うべきものがありました。
「令和おじさん」と国民に命名され、にっこり笑顔で新聞に掲載された記事に、安部首相が嫉妬、そこから二人の関係がぎくしゃくしてきたのかもしれません。
そして、コロナウィルス対策の失敗、西村経産相、今井事務次官、安倍首相お気に入りの人の助言を聞いて、的はずれなことばかり、特に、マスク配布は大失策でした。とどめは、マスクの袋の中に髪の毛等が混入、菅官房長官の会見時のそれに対する弁明が、ネットで炎上しています。にっこりからひきつる表情に変わりました。
前途多難の世界と日本、安倍内閣に期待は持てません。総理の変わりはいないからという理由だけで、長期政権を維持してきました。しかし、内閣総辞職、気分一新すれば、空気はいい方に流れます。ウソをつかない、国と国民が寄り添う、きちんとけじめをつける、人として最低限のルールを順守できれば総理大臣は務まります。「人の話しを聞いて、その中から、選択、判断、決断、自分のことばで語る。」安倍首相と正反対のことをすれば誰でも総理大臣になれます。
現在の安倍首相は、右往左往、迷走しています。他の議員がらはしごを外されそうになっているように見受けられます。これ以上政権を維持できなければ、潔く辞職するのもありかなと思います。
コロナ対策で、支持率が落ちているのは
世界の国で日本だけといわれています。
その事実が、すべてを物語っています。