植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

犬アレルギーになってもうた

2020年02月07日 | 動物
この冬一番の寒波が到来です。今朝は、バケツの水に薄く結氷しておりました。寒いと言っても例年並み、今まで暖かすぎたのです。

久々に「スミレ」登場です。

ウチに来て、1年1か月になります。
甲斐犬という犬種は、飼っている頭数が少なく、ケンネル登録では、全犬種の0.2%だそうです。もともと扱うブリーダーさんが少なく、天然記念物で他の犬種との交配も難しいとかいろいろ理由があるそうですが、なんといっても人に懐かない、気性が荒く噛み癖があるというような先入観で、敬遠されているみたい。実は飼い方で変わるんです。個体差も大きいようですね。

 シャンプーの専門家の方に、うちのスミレのシャンプーを依頼したら、凶暴な犬や大型犬専門の人を紹介され、事前の面接実施の上、一日がかりで洗ってもらいました。その方によると、甲斐犬は知らない人に体を触られるのをとても嫌がる、特にお腹は、飼い主ですら触らせず噛みつくことがあるということでした。
 お腹を触らせないというのは、かなり有名な話らしく他の方からも聞いていたので、仔犬の時から出来るだけ触り撫でるようにしていました。そのせいか、今は何でもありません。ご近所でも穏やかで人懐っこい甲斐犬で有名になり、多くの方が触りに来られます。

 それはいいのですが。大変な事態が起きました。
少し前から、体を触ると骨があたって、なんだか痩せてきたと思っていたのですが、黒い毛にフケのような粉が出始め、耳に皮膚病のような塊が出来て、毛が抜けていたのです。
 それで昨日 早速、かかりつけの獣医さんに連れて行きました。
診断は「食べ物由来のアレルギー」!!!
 ドッグフードに、スミレがアレルギー反応する成分が含まれていて、腸の吸収力が弱まり、体重が減る、脱毛するなどの症状が出た、という診立てでした。実際、体重が2Kgも減っていました。腸炎が進むと大変でした。また、耳などが痒くなるので、これを掻いて出血すると更に治療が必要でしたね。
 後日糞を採取して持参し、検査するそうですが、犬のアレルギー検査は人間より相当高額になるとのことでこれは保留し、当面アレルギーを抑える薬を貰いました。これで効かないと、再検査になります。

 アレルギーだとしたら原因は人間と一緒で、一つの成分・食物を大量に摂取するとアレルギーになりやすいのですね。考えてみると、この子はブリーダーさんの家にいるときから「ニュートロ(Nutro)」だけしか食べさせていなかったのです。目下できることはドッグフードの交換です。今までのはチキンとお米などの穀物が主成分でしたから、今度は、魚か、鶏肉以外を主成分として出来るだけ混ぜ物・添加物のないものを選びます。
  ワンコに限らず、ペットは飼い主を選べません。食べてるものにも文句をつけるわけもなく、痛くても痒くてもじっと我慢するだけです。
 因みに、こういう診察や治療にかかる費用は、かなりの負担になります。今回は7千円位。そういえば、ハンカチを飲み込んで、吐き出させた時もその位かかったようです。
 きちんとペット保険に入っていて良かった。1年前に、年間5万円の保険料を払っておりました。虫の知らせか、なんと偶然にも昨日その保険会社さんから電話がありました。何も保険請求が無いけどどうですか、というもの。領収書を送ると、70%戻って来るんです!
 これから、しばらく治療に時間とお金がかかると思われます。

 まさかの時の保険でした。しかし、はやく気づいてよかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする