怒涛の10月が終わりました。コロナのせいもあっていろいろな先送りしてた事柄やイベントなどが、今年も残り少なくなって、一気に集中したのですね。
コンペを含むゴルフが4回、トイレ便座の2個交換、台所の照明取り換え、書道仲間とのホームパーティーと立て続けにいろんなことをこなしました。そして極めつけが次男の婚約・先方へのご挨拶、先日の長男の子供の七五三祝いであります。先々週の土曜日に、岐阜大垣まで日帰りをいたしました。そして、1週間後には新潟まで一泊二日の旅行という強行軍でありました。
何しろ、毎日がメダカと園芸と書道で終わる平和な変わり映えもしない日常で、週一回の書道教室とマッサージの予約くらいしかカレンダーに書き込むことはありません。今年コロナのおかげで、ワタシの記憶では9月まで1度も電車に乗っていないのです。当然外泊もありませんでした。
それが、1週間だけで夫婦連れだって2回も新幹線を使うような事態になったのですから大騒ぎになります。家を空けるのは、愛犬「スミレ」をどうするか、メダカと植物たちの世話が必要かというのが大問題で、季節によっては最長で2泊三日が限度であります。
メダカは、基本的には2,3日餌がなくてもどうということはありませんし、冬場は冬眠状態になります。ただブランドメダカの赤ちゃんが居るのでやはり心配なのです。
植物は冬場に休眠したり、不活発になったりしますから水遣りの心配はありません。しかし、春から秋にかけては、害虫駆除・水遣りなどを怠るわけにいかないので、長い期間放置するわけにはいかないのです。
今回はメダカは、丸一日は絶食、植物の水遣りも朝たっぷりやっておけば、翌日夕方までなら問題はありませんね。
問題の「スミレ」は、人に懐きにくい甲斐犬、非常に気難しく臆病なので、ごくわずかな人(家人・お隣さん)くらいにしか気を許しません。忘れっぽいのでしばらく経つと仲が良かった人でも警戒します。ワタシが背広を着て、マスクを付けると不審者使いされます。
トイレ・水やり・餌やり・散歩が欠かせないので、誰かに世話を頼むしかありません。ペットホテルという手もありますが、実際の現場を見ると、散歩以外は狭い檻に閉じ込められて可哀そうですし、そもそも散歩に大人しくついていくとは到底思えないのです。
以前、家に繋いで、散歩と餌やりだけをやってくれる「見守りさん」が居ました。10年前、以前飼っていたコーギーをお願いしましたが、今回は吠えて逃げまわり、なかなか寄せ付けないのです。犬小屋に屋根に上がってワウワウ吠えるのです。結局は、見守りさんに、よくしていただいているお隣さんや三男にお願いして出かけました。
三男によれば相当苦戦したようであります。お隣さんからは逐一ラインに報告が入りました。見守りさんが手を出せないとか、夜中に吠えるので様子を見に行ったとか、なんとか。一番迷惑したのはやはり「スミレ」でありましょうか。飼い主がふっと姿を消し、表に繋がれたままいろんな人が入れ替わり立ち代わり付きまとう訳ですから。
昨日の夕方、帰宅した時のスミレは、気のせいか、いささかふて腐れたような顔をいたしてました。
ともあれ、10月の中で懸案事項があらかた片付いて、一安心であります。新潟県では「白山神社」で七五三祝い、翌日は「越後一宮弥彦神社」に参拝いたしました。帰りに寄った新潟県三条市の物産品販売所で、名産の文化包丁(1万円!)と鼻毛切ハサミ、刺抜き、篆刻用の小型彫刻刀、園芸ハサミを買い求めました。
勿論 老体にむち打ち、それなりに頑張った自分へのささやかなご褒美であります。(笑) 家が一番、人ごみの中にもまれるのも、食事をとるのもなかなか大変な遠出はしんどいのです。