今年は「阪神」が飛ばしております。昨年は2位で、終盤わが巨人を猛追してきました。戦力が格段に充実し、不安だった投手陣も藤浪 を中心に見違えるように良くなりました。何より新加入のドラ一佐藤と外国人の活躍がめざましいです。
このところコロナが大阪で感染者急増したのはそのせいだろうと踏んでおります。トラキチのオジサン方は、あまりの快進撃に、マスクも自粛も忘れて三密で連夜の祝勝会をしているのが目に浮かびます。関西のコロナ対策は、当面阪神に負けさせることでよかろう、と思います。
さて一方のわが巨人軍はと言えば、坂本・丸・岡本の絶不調でペナントレースが始まり、好調だったウイーラーや若林がコロナ陽性で離脱、頼みの外国人野手二人は、大幅に来日が遅れました。エース菅野も一時故障で休み、抑えのデラロサはアメリカの市民権の更新で帰国しました。毎年恒例ながらドラフト1位平内は、戦力にならず、高校生ピッチャー頼みであります。田口をトレードで出したので、期待できる先発が足りないのです。
本来ベイスターズで活躍しているドラフト2位牧秀悟が私にとっての外れ1位でした。佐藤君をくじで外したら(十年ほどくじは全敗であります)故障明けの微妙な平内を取り、2位も手術したての投手を指名したので、昨年も又、ドラフトはパスしたに等しいのです。
そんなひどい選手構成、調整不足の序盤でも、阪神に次ぐ2位におります。
12試合連続2点以下の得点でも、そこそこ勝てたのは、投手陣の予想外の頑張りでした。戸郷・今村が独り立ちしました。サンチェス・ビエイラも安定しております。一番は2018ドラフト1位の高橋優貴の覚醒でしょう。すでに3勝してセリーグ投手部門トップです。
投手が安定したのは、投手コーチの補佐に新加入した「桑田」の功績だろうと思います。観察眼が鋭く、選手心理を読みながら、卓越した野球理論と経験値は貴重であります。スポーツ選手の活躍は、本人の努力だけでなく、コーチや指導者次第ということがはっきりしています。技術面のみならず、体調管理やメンタルトレーニングなどが選手の出来を左右いたします。
あの松山、大坂なおみが専属コーチによってぐっと成績が上がりました。一方羽生結弦選手や紀平 梨花 ちゃんは、コロナの影響もあっていつものコーチの指導をうけていないようで、とても状態が悪くなりました。
巨人は、まもなくテームズ・スモーク・ウィーラーが一軍に合流するでしょう。丸と若林も上がってくるので、立岡・湯浅・石川・重信といった中堅を落とすことになりましょう。巨人軍の私設監督を自認するワタシだったら、思い切って岡本をミニキャンプさせ、阿部慎之助に見てもらうのが良かろうと思います。実績・実力があっても今の岡本は目を覆うばかりの不調です。元木コーチの指導力では立ち直りそうもありません。技術・清心両面に問題があるように見受けられます。ペナントレースは長いので、彼のためにも一度バットスイングを見直すべきだと思います。
今年は阪神が優勝かなぁ。勢いもあるし。すると、ますますコロナ感染者が増えますね。
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