植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

今年一年の植物園「槐松亭」歳時記をどうぞ

2022年12月23日 | 植物
当ブログのメインテーマは言うまでもなく「植物」であります。そのスタートが「ローズガーデン」それから菜園、果樹園と少しづつ広げ、洋ランから盆栽、観葉植物・多肉など手あたり次第買っては植え、買っては枯らしを続けてまいりました。

今年は、自治会・冠婚葬祭等に時間をとられ、篆刻に打ち込んだ結果、植物全体に費やす時間や熱意が若干足りなかったのです。最大の被害者は「洋ラン」で半分近くが星になってしまいました。特に胡蝶蘭とパフィオペディルムは数鉢しかのこっていません。
 
仕方ない、時間に限りがあって、体力にも限界があります。年甲斐もなくメダカ養殖や蕎麦打ちなどにも手を伸ばしてどんどん余裕がなくなっているのです。そんな中、今年一年頑張って咲いてくれた植物達に感謝の意を込めて一月から順に振り返ろうと思います。

【1月】花が少なくなるこの時期にこそ「蝋梅」の花が価値があります。清潔感のある芳香であたりいっぱいになります。
冬の花の代名詞はなんといっても香りの花「水仙」ですね。


【2月】盆栽にもぽちっと赤い梅の花
はかなくも可憐な「オダマキ」地植えしておけば零れ種から芽を出します。

【3月】クリスマスローズ。ヨーロッパではクリスマスのシーズンに咲くのそう呼ばれます。
冬にしまい忘れて葉っぱが溶けてしまった「君子蘭」。寒さに弱いとは「君、知らんかった」(笑) こちらは花が黄色い品種です。


【4月】一斉に咲く「こでまり」、同じ時期には雪の様な小花を咲かせる「
ユキヤナギ」も素敵ですね。

大分県の中津市に実兄が連れて行ってくれた「東洋ラン」の市で買い求めた「エビネ」いい匂いの花を咲かせました。

【5月】なんといっても五月といえばバラの季節です。説明はいりません。
賑やかな花色の「リオサンバ」
赤紫のフリルの花弁「オデュッセイア」
こちらは気難しく咲かせるのに苦労した「ツバメ水仙(スプレケリア )」青空に赤い羽根のツバメが飛んでます。

【6月】花言葉は『移り気』・浮気などとちょっと可哀そう、繁茂しすぎるので、植えないようにしていたのに気づけば5種類の紫陽花が咲きました。


【7月】エキゾチックな香りと、独特なフォルムでその名も「スパイダーリリー」屋上で毎年咲いてくれます。
今年のハイライト、最大の収穫はこの「チユウキンレン(地湧金蓮)」の開花です。お迎えしてから7年、ついに大輪の花が咲きました。しかも3個。11月まで半年咲き続けます。

【8月】こちらも夏の花、屋上はトロピカルな植物でいっぱいです。プルメリアの名花「カリフォルニアサンセット」強香種でいかにも南洋の花です。
こちらも、南方の花、ハイビスカス。この品種はタイ産で午前中のオレンジが退色して夕方には黄緑色になります。

【9月】日陰にひっそりと咲く「ホトトギス」花に入った紫の斑点 が美しいのです。
リコリスはヒガンバナの仲間、球根の植物では少し難易度が高いかもしれません。

【10月】沖縄でよく見かけるブーゲンビレア、当地ではなんとか外で冬越ししてくれます。
嫌われ者のヒガンバナ、これだけ群生すると見事であります。

【11月】秋のバラもがんばりました。蛍光色の様な花弁「パローレ」大輪で香りもフルーティ。
こちらは「ダイアモンドリリー」別名ネリネ、寒さと過湿に弱いデリケートな花ですが、咲くときらきら光るのです。

【12月】さすがに師走ともなると呑気に屋外で咲く花はほとんど見かけません。蟹しゃぼ(デンマークカクタス)のピンクと白花の寄せ植えです。
最後は赤いシクラメン。窓辺がよく似合います。夏越しが難しいので、ワタシにとっては1年草と割り切っております。
今日掲載したものはほんのわずかで、千種類以上の植物をなんとか枯らさないよう育てております。

今年この美しい娘たちが、心を和ませ癒してくれました。来年はもう少し愛情を注いであげよう、と気持ちを新たにしております。

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