植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

会社の決算も、倉庫の整理も、植物の処分もちゃんと区切りをつけないとね

2019年11月27日 | 雑感
昨日、ワタシら夫婦の経営する会社の決算で、税理士さんたちが、書類にハンコを押しに見えました。当社の決算は、ワタシが二か月おきに送る、領収書と預金出納帳と現金出納帳で税理士事務所が会計・税務処理を行います。経理部なんてあるわけもない個人会社です。
 毎年の決算は、収入も毎期ほぼ定額、支出のほとんどが我々の給料と土地の賃借料なので、判で押したような少額黒字決算であります。赤字決算で納税を免れようなどとは考えて居りません。あるがまま、そして、きちんと義務を果たし社会的な信用も確保する、これが当社の基本精神なのです。
 先代から会計・税務申告をお願いしている税理士事務所ですので、話題は決算そっちのけ、洋菓子とコーヒーで昔話やら世間話するお気楽な決算ですな。これで一安心です。
 あとは、国税と地方税を収めるだけ。それにしても、一年中税金を払っている感がぬぐえません。固定資産税、法人事業税、所得税・消費税、地方税、、、、、

どれだけ毟れば気が済むのっっ!!

そこで、話した雑談です。物の処分であります。断捨離でありますな。

税理士も取引先に出かけて書類の整理やらなにやら手伝うらしいのですが、整理が悪い(家財・書類が多い)お宅の共通点は、概して屋敷広いということです。あー、耳が痛い。
 狭いオフィスや家では、すぐに物であふれてくるので、否応なく処分と保存を即時に判断するのですが、スペースがたくさんあると、空き部屋へとりあえず置いておく、あいている箱に入れておく、というようなことがだんだんと乱雑な不要物の山につながるわけです。そこにはカビも白アリも繁殖していくというオソロシイ話でした。

 ワタシが住む家は、先代が残した古い屋敷であります。電気工事業をいとなんでいたせいで大きな倉庫が二つあります。先代の奥さんつまり、ワタシにとっての義母が亡くなったのを機に、家内外の整理を始めました。庭木も3割ほど伐採、倉庫の一つも中が長年使われず埃をかぶっていました。今春、思い切って全部屋根(アスベストあり)から外壁のトタンまで撤去し、棚の上のものもすべて捨てました。ほとんどを壁のない屋根付きのポーチにし、1/3だけはワタシの作業場兼収納庫に改造いたしました。
 ところが、まだもう一つ大きなトタン葺き倉庫が残っております。流石に長い時間をかけて少しづつ中の不要物を撤去、処分いたしましたので、ようやくがらんどうに近くなりました。残念ながらお金になるような掘り出し物は一切ございませんでしたね。
 今は不要物も費用を払わないと処分出来ず、ドラム缶に入れて燃やすこともなりません。先の台風で、屋根が傷み雨漏りもあちこちに生じています。来年以降も激しい雨風を伴う災害が続くとなれば、倉庫が壊れ屋根や外壁が飛ばされて近所に迷惑がかかるというのも心配となって来ました。何かを所有することは、常に管理責任があり、費用も掛かり、あるときはそれに縛られたりも致します。可能な限り身軽にしておくということも大事な精神であります。倉庫は思い切って取り壊し、畑にするか、温室を作るか思案しております。

 処分するといえば、今年マイガーデンの植木・鉢植えを随分始末しました。花が咲かないもの、実をつけない果樹、大きく育ちすぎる樹木、逆に生育不良のものなどです。植物に関しては、いつまでも未練たらしく世話を焼くのは必ずしも得策でない、ということをここ数年で学びました。自分の育て方は棚に上げます。(笑)

目下、処分撤去始末を検討している植物は次の通りです
・ヒョロヒョロでちっともきれいな花をつけないバラ「アイスバーグ」
・同じく生育不良で花数が少ないバラ「ふれ太鼓」
・日陰で、2年間咲かず枝ばかりが邪魔になるブラシの木(キンポウジュ)
・5年も経つのに食べられる実ができず、害虫ばかり発生するナツメ
・一度も開花しない熱帯性の植物 イランイラン・リュウガン
・水遣りばかりで面白みがない観葉植物 ミリオンバンブー×2
 などなど。

年内に、これを断行いたしますぞ。その後にまた追加で何か栽培するのがワタシのいけないところなのですが・・・

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